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ヤモリの平均寿命・寿命をのばす餌・イモリとの寿命の違い

更新日:2020年08月28日

子供がヤモリを捕まえて家に連れ帰ってくることがあります。ですが、子供にはうまく飼育できないことが多いです。捕まえたヤモリを長生きしてもらうためには、どのような飼育方法をすれば良いのでしょうか?また、ヤモリの寿命はどのくらいあるのでしょうか?

ヤモリの平均寿命・寿命をのばす餌・イモリとの寿命の違い

ヤモリの寿命を延ばす餌の選び方

ヤモリを飼育するうえで困るのは餌です。新鮮で元気の良い餌を食べないと寿命に影響してしまいます。

先に述べたように、ヤモリは家に集まる生きた虫を食べています。なので、餌は家の近くにいる虫を捕まえることになります。ただ、虫を捕まえるだけであればそれほどの苦労はありません。しかし、ヤモリは見た通り、小さな体をしています。小さな体をしているということは、食べる虫も小さいということです。

庭にいるバッタやコオロギなどを捕まえても大きすぎてヤモリは食べることができません。ヤモリが食べることができる虫は、ヤモリの頭より小さい虫です。そのような小虫をヤモリの餌として探して捕まえておかないといけません。

餌の小虫が捕まえられない場合

虫はそこらにたくさんいますが、小虫となると探すのは大変で捕まえることも難しいです。また、季節によって捕まらなくなったりもします。

そのようなときはペットショップでコオロギの幼虫や、ミルワームなどを購入しましょう。ヤモリは小さい物しか食べられないので、購入する前に大きさを確認しましょう。

冬眠をしたときとしていないときのヤモリの寿命の違い

種類や、とても寒い地域に住んでいるヤモリによっては冬眠することがあります。しかし、ニホンヤモリは基本的に冬眠はしません。

冬になると寒さを凌ぐために狭い隙間に入り込んで動かなくなることはあります。しかし、冬眠をしているわけではありません。寒い外の気温でも冬眠しないので、風の当たらない室内であればヤモリは冬眠をする必要はありません。

むしろ、冬眠は越冬するために生き物が命がけで行うことです。なので、冬眠に失敗してそのまま死んでしまう生き物もいます。ヤモリも冬眠しなくて良いのであれば、その方が寿命に影響がないでしょう。

イモリとヤモリの寿命の違い

イモリは見た目がヤモリとそっくりなので、よく混同してしまう人がいます。ヤモリは爬虫類ですが、イモリは両生類です。ヤモリの寿命は10年ほどもあり、とても長いですが、イモリの寿命はもっと長いです。

体の大きさも見た目も、あまり変わらないイモリの寿命は15年から20年と言われています。また種類によっては30年ほど生きるものもいます。

イモリの飼育方法

イモリの飼育はヤモリの飼育よりも簡単です。ケースに水と石さえ入れれば飼育環境が整います。水は必ずカルキ抜きしましょう。イモリは暑さに弱いので水温が30度が越えないようにだけ注意しましょう。餌は生きたものであればイトミミズや赤虫が良いですが、金魚や亀の餌でも代用ができます。

トカゲとヤモリの寿命の違い

日常生活の中で、たまに見かけるトカゲはニホントカゲです。ヤモリと違って体には光沢があり、体の横にはライン模様があります。また、ヤモリは夜行性ですが、ニホントカゲは昼行性です。

ニホントカゲはニホンカナヘビとよく見間違われますが、ニホンカナヘビと見た目はよく似ていますが、ニホンカナヘビの体には光沢がなく、尻尾がニホントカゲよりも長いです。ニホントカゲの寿命は、ヤモリの寿命の半分ほどで5年から6年ほどと言われています。

トカゲの飼育方法

トカゲの飼育は難しいです。ニホントカゲは大きいものでは20cm近くなることがあるので少し大き目のケースが必要です。また、土も必要です。腐葉土、赤玉土、黒土を混ぜてあげることが望ましいです。

ヤモリと同様に隠れられる場所も用意してあげましょう。ヤモリと違うのはニホントカゲは昼行性なので紫外線が必要です。気温の変化には弱いので注意しましょう。

餌はヤモリと同じく生きた虫です。飼育環境に慣れたニホントカゲの中には、冷凍の虫を食べるものもいますが、基本的に生きた虫しか食べません。

ヤモリを飼ってみる

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初回公開日:2018年01月10日

記載されている内容は2018年01月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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