Search

検索したいワードを入力してください

【種類別】コバエの平均的な寿命・寿命が伸びやすい環境

初回公開日:2018年01月22日

更新日:2020年08月28日

記載されている内容は2018年01月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

家庭内に発生するコバエは、どこからやってくるのか、なぜ大量に発生するのか、その仕組みと原因を徹底検証します。コバエの寿命とその特性から、簡単に撲滅する方法を紹介。コバエの種類や寿命を知ることで、発生原因を退治してコバエのいない快適なお部屋で過ごしましょう。

【種類別】コバエの平均的な寿命・寿命が伸びやすい環境

コバエの平均的な寿命

突然、部屋の中にコバエが大量に発生して、困ってしまったことがありませんか。一度発生すると、退治しても何度も同じ種類のコバエが同じところに出現します。突然現れたように思えるコバエの大群ですが、実は可視化される以前から、卵や小さい幼虫としてそこに生存していたなんて、想像したただけでも恐ろしいことです。

実はコバエは、コバエという種類ではなく、小さいハエの総称です。そのため、一口にコバエと言ってもいろいろな種類がありますが、ここでは、家庭によく出没する代表的なコバエに限定し、まずはその寿命について紹介します。

コバエは、4つの形態に変化する完全変態昆虫です。その4つとは、胚期(卵)、幼虫期(うじ虫)、蛹(さなぎ)、成虫期です。コバエの寿命とは、胚期(卵)の期間も含めたこの全てを指します。

胚期(卵)

卵を産む親のコバエは一体どこから室内にやって来るのかと疑問に思うことがあります。それは、屋外と繋がっている排気口やエアコン、窓やドアを開け閉めした瞬間に部屋に入り込んでいます。

あまりにも小さいため、人間には認識しにくいのですが、気が付かないうちに侵入し、産卵場所を見つけると、一度に数百の卵を産み付けます。それがたった1日で孵化します。

幼虫期(うじ虫)

親のコバエは、卵が孵化してもそのまま栄養が取れるような場所や寿命を長く保てるような環境を選んで産卵しています。温度が25℃くらいの環境で、生ごみ、ゴミ箱、植木鉢の周り、ペットの糞、排水溝のヘドロなどに卵を産み付け幼虫(うじ虫)の状態で約4日間で成長します。

蛹(さなぎ)

幼虫(うじ虫)は乾燥した場所に移動して蛹(さなぎ)になり、は約5日間生存します。パラパラとした黒ゴマのように見える種類もあります。

成虫期

コバエが成虫になって飛び回るようになると、そこから約30日間生存します。そして、また成虫になったコバエが卵を産み付けこのサイクルを繰り返し大量発生に繋がっていきます。

一度発生すると、同じコバエがずっとそこに居続けているように感じますが、1匹の寿命は、トータルで40日程度です。しかし、生死のサイクルが早く、繁殖力が強いためたった1匹でも何百匹にもなる可能性があります。

種類別のコバエの寿命

コバエは、姿もよく似ていて、何より小さいため、一般の方には種類を見分けることは難しいといわれています。しかし、その特性を見ることである程度の種類を特定できます。家庭でよく見られる代表的なコバエの3種類を取り上げ、大きさや、発生場所、食の好みや寿命などを検証します。

ショウジョウバエ

ショウジョウバエの名前は、酒を飲み目を赤くして舞う能の猩々(ショウジョウ)に由来しています。そのため、目が赤いのが特徴です。大きさは2~2.5mmです。小さいものだと網戸をすり抜けることができます。

また、ビールやワインの飲み残しにたかっていることも多く、英語ではWine flyと言われています。アルコール類や甘味料に誘引されることが多いのですが、真の食べ物は酵母です。常温の果実や植物、ゴミ箱などに卵を産みつけ、それが幼虫の餌となります。

ジョウジョウバエの寿命は40日~60日程度ですが、酵母の要素がない環境では成虫になったとしても寿命が短く終わってしまいます。発生時期は、主に春秋、それ以外の時期でも室温や湿気、栄養環境が整えば発生する可能性はあります。

ノミバエ

ノミバエは、英語でHump-backed fiyといい、幼虫のときに背中が丸まっていることに由来しています。また、Coffin fiy(棺のハエ)とも言われ、土葬した棺に発生するため、この名が付きました。

その名のとおり、発生源は動物の死体や糞で、いわゆる動物性有機物に産卵し繁殖します。ペットの糞などを放置したり、肉、魚などの食べ物を放置したりした際に発生するのはこのコバエです。また、普段見えない屋根裏などのネズミの死骸やその糞がある場所にも発生しやすいです。

その他には、都会のマンホールの蓋の隙間から侵入し、汚水などから大量発生したケースもあります。大きさは、ショウジョウバエと同じ2~2.5mm程度です。発生時期は5月~9月にかけて真夏の暑い季節はピークとなります。成虫なってからの寿命は5日程度です。

チョウバエ

チョウバエは、先に紹介した2種類のハエと見た目が異なり、ハエというよりガに似ています。飛び方はヒラヒラして、チョウのようにも見えるためこの名がつきました。

また、止まったときに羽がハート型に見えるため、正式名称ではありませんが、インターネットでハート虫と検索するとチョウバエにたどり着きます。大きさは、少し大きく3~4mm程度です。

産卵場所は、水面に浮いた浮遊物で、幼虫は藻や腐敗した有機物を食って成長します。そのため、家庭の場合は風呂や台所の排水管が発生源となることが多いです。また、水場を好んで発生するわりには、水に弱く動きが鈍いのが特徴です。チョウバエの成虫になってからの寿命は7日~14日程度で、冬以外はいつでも発生します。

コバエの寿命が延びやすい環境

コバエは種類により個体差はあるものの、気温が25℃程度で栄養を十分取れるような環境であれば年中発生するといってもいいでしょう。逆に極端に寒い、極端に暑いところには発生したとしても寿命が短く終わる傾向にあります。コバエの寿命は、環境のよいところで最大40日程度です。栄養源となるものが少ない場合も、同じく寿命が短く終わります。

コバエの寿命は、成虫期のことだけを指すのではなく、胚期(卵の状態)~成虫期まを意味します。コバエの姿になって私たちが認識する前に、胚期(卵の状態)でほぼ1日、幼虫期(うじ虫の状態)で約4日、蛹(さなぎ)で約5日経過していますので、だいたい10日前から存在していることになります。

つまり10日以上、栄養源となる食べ物、飲み物、ペットの糞、排水溝のヘドロなどを放置するとお目にかかれるということです。

食べ物

Related