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灯油の保管場所・ケース・保管できる期間・保管方法

更新日:2020年08月28日

灯油を保管するにはたくさんの注意点を守らないといけません。場所や気温によって保管の方法が変わってきます。そして最近では保管する際に便利なものが多く売られているのでそれらを上手に活用して安全で安心できる場所で保管しましょう。

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屋外での保管はカバーをかける

屋内に保管することが難しい場合は屋外に保管することになります。屋外に灯油を保管している人も少なくありません。しかしその場合には必ず直射日光の当たらないようカバーをかけましょう。カバーをかけることで雨除けにもなります。

ポリ容器専用のケースも種類多く売られているので、利用してみてください。大きさもさまざまなのでスペースにあった大きさのものを選ぶことができます。

灯油の保管に関する消防の規定

灯油は危険物なので保管の際は消防の規定に目をとおしましょう。灯油を保管する際の取り扱いに関する基準を紹介します。消防の規定の前に自分の住んでいる地域の規定も知っておくのもいいです。

貯蔵取り扱いの基準について

灯油などを扱い、貯蔵する際には一定の数量を超える場合届出が必要になります。事業や家庭などによってその量は異なります。詳しく知りたい人は詳しい消防法を調べてみましょう。

灯油などを保管する際の貯蔵取り扱いの基準をいくつか書きます。

・みだりに火気を使用しないこと
・常に整理や掃除を行いみだりに空箱やその他の不必要なものを置かないこと
・危険物が漏れたり溢れたり飛散したりしないよう注意すること
・容器には破損や腐食、さけめなどがないこと
・容器はみだりに転倒や落下をさせないこと
・容器は地震などにより転倒や転落、他の落下物からの損傷を受けないようにする

このような基準が定められています。今保管してある灯油の場所、周りの状況を見直してみましょう。

夏の灯油の保管方法

灯油をぴったり使い切れないと余った灯油を次の冬まで保管しておこうと考えます。しかしそれには夏を越さなければなりません。夏場は気温がとても高くなり、灯油への直射日光や紫外線などの影響が気になります。

その場合、すでに紹介しましたがしっかり灯油専用のポリ容器に入れることをします。そして必ず日陰に保管しましょう。それでも心配な人はポリ容器専用のケースに保管するといいでしょう。

物置などがある過程では物置で十分です。中にはお金のかからない方法でダンボールをかぶせるなどの方法を行っている人もいます。何もしないよりはいいですが、できればしっかりとしたケースなどに保管しましょう。夏は暑さだけでなく夕立も多いので雨に濡れてしまうとポリ容器の中に雨が入ってしまうことがあり大変です。

余った灯油の処分方法

余った灯油を次の冬まで保管しておく人と、処分してしまう人といますがそもそも余ってしまった灯油の処分の方法をご存知でしょうか。意外と多くの人が処分の仕方をはっきりとはわかっていません。ですので余った灯油の処分方法を紹介します。

まず一番簡単な方法は灯油を購入した店へ持っていくといった方法です。購入した店ならほとんどが処分してくれます。灯油を購入した店まで遠いという人は最寄のガソリンスタンドなどに処分してもらえるか聞いてみましょう。なかには灯油を引き取ってくれる店もあります。

店ではなく移動式の販売者で購入したという人は営業所を調べてみましょう。調べる方法は購入した際の領収書やレシートを見ると営業所の連絡先が載っています。そこへ連絡し引き取ってもらいましょう。

ストーブタンクに残った灯油はどうすればいいのか

ポリ容器での灯油の保管方法を紹介しましたがそもそも石油ストーブなどのタンクに使い切れなくて残ってしまった灯油はどう対処すればいいのでしょうか。

タンクに残っている灯油の量が多ければポリ容器の中に戻してしまいましょう。本当にわずかしか残っていない場合はストーブをつけて燃やし、灯油をなくしてしまいましょう。少し面倒ですが残っている量が少ない場合はこの方法がいいです。それ以外のことには使わないようにしましょう。

灯油をこぼした時の対処法

灯油をファンヒーターなどに入れる際にこぼしてしまったという経験がある人は少なくないのではないでしょうか。特に部屋の中や車の中でこぼしてしまうとにおいが充満してしまい、なかなか消えなくて大変です。そんなときの対処法を紹介します。

まず絨毯にこぼしてしまった場合は灯油は油なので吸油性のある布などをかぶせ軽く叩いて吸い取らせる方法がです。こすってしまうと色落ちの原因になるのでやめましょう。においすぐには取れませんが風通しの良いところへ置くことによって消えやすくなります。

フローリングにこぼしてしまった場合はワックスなどが剥がれてしまう可能性があるので絨毯と同じやり方で吸い取ったあろ、中性洗剤で洗い、ワックスを塗りなおすことをします。においが気になる時はお茶やコーヒーのガラをまいておきましょう。

正しい保管方法を覚えましょう。

灯油の保管場所、保管期間、保管方法などについて紹介しましたがいかがでしたか。灯油の保管には季節や場所によって注意しなければならないことがたくさんあります。それぞれ状況にあった保管方法で注意点を意識して保管しましょう。

灯油を保管する際にはポリ容器、ポリ容器専用ストッカーがです。ストッカーがあればポリ容器の寿命も長くなります。そしてアパートなどの一階や外に保管するさいには鍵付きのストッカーを使用すれば盗難なども防げます。灯油は危険物なので取り扱いには大変注意しましょう。

初回公開日:2018年04月23日

記載されている内容は2018年04月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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