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怖い花言葉を持つ花35選|アザミ/オトギリソウ/スイセン

更新日:2020年08月28日

古の時代より、人は花にメッセージや想いなどを込めてきました。バラは愛情、ヒナギクは純真といった具合です。しかし、中には「何でこんな意味があるのか」と言いたくなる怖い花言葉もあります。怖い花言葉、その真意とは一体何なのでしょうか。

怖い花言葉を持つ花35選|アザミ/オトギリソウ/スイセン

大きな花弁が特徴を持つキスツスの花言葉は「私は明日、死ぬでしょう」です。これは怖い花言葉というより、はかなさを感じさせます。

キスツスという花は一日しか咲かないタイプの一日花と呼ばれる品種です。つまり、明日にはもう花を閉じ、枯れる運命にあり、そこから「明日死ぬ」といった怖い花言葉が生まれました。

和名は午時葵(ごじあおい)です。正午から数時間しか咲いていないので、この名前になった、切ない印象の花です。

種類11:クロッカス

軽快な名前と愛らしい外見でのクロッカスですが、怖い花言葉を持っています。クロッカスの花言葉は「不幸な恋」です。「私を裏切るな」との意味もありますが、元はギリシア神話の悲恋物語から来ていました。

クロッカスというのは元々人名です。しかも美少年でした。羊飼いの娘と恋に落ちますが、神々から反対されます。このことに悲観したクロッカスは自殺をしたというお話です。

種類12:クワ(マルベリー)

食用や観賞用に好まれるクワ、別名マルベリーの花言葉は「彼女の全てを受け入れる」「一緒に死のう」です。この怖い花言葉は、ギリシャ神話に登場するある恋人たちの悲恋が由来でした。

幼馴染みながら、家同士の争いが元で結婚を許されなかったピュラモス、ティスベのカップルは、ついに駆け落ちを決行します。しかし、結局はすれ違いが元で死んでしまいました。

クワの実が次第に赤くなるのは、二人の血が原因だとされています。

種類13:サオトナバナ

サオトメバナの花言葉は「人間嫌い」です。サオトメバナという名前は美しい響きがありますが、ヘクソカズラの異名を持っており、凄まじい悪臭を放ちます。ヤイトバナという別名も存在します。ヤイトとはお灸です。

人を寄せ付けない程の臭いをもつため、人間嫌いという花言葉を持つようになりました。そのまま花として贈るのではなく、果実を干したりして薬として使用します。何にでも月未知はあるということを教えてくれる花です。

種類14:シロツメクサ

シロツメクサとは、クローバーの花です。四葉のクローバーが有名ですが、はなもまたかわいらしくがあります。シロツメクサの花言葉は「幸運」「約束」などですが、「復讐」という怖い花言葉も存在しました。

この怖い花言葉に関する由来は諸説あります。もう一つの「私を想って」という役を苦を守らず復讐に走ったという説や、四つ葉がはりつけ用の道具を表し、悪者をはりつけにしたいとも気持ちから生まれたという説です。

種類15:スイセン

スイセンの花言葉は「自己愛」です。自分を愛するのはいいですが何事にも限度があります。スイセンの英名はナルキッソスといい、自己愛の代名詞です。

元々ナルキッソスとはギリシャ神話に出てくる大層な美青年、ナルシスが語源でした。性格はといえば、まさに自分大好きの自己愛君です。水に映った自分を愛し、そのまま餓死したという逸話の彼は、ナルシシズムという言葉を生み出すに至りました。

何でもほどほどにしましょう。

種類16:スノードロップ

スノードロップの花言葉は「希望」もしくは「慰め」ですが、「死」を象徴することから、「死んでください」との誤解を受けています。

イギリスなどでは、蹴る間という女性の恋人の死体にこの花を置いたところ、死体が雪の雫になったとの伝承があり、そこから死のイメージが付きまとうようになりました。

キリスト教においては楽園を追放されたイブに関わる伝承もありますが「希望」と「慰め」を感じさせる話です。

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初回公開日:2018年11月20日

記載されている内容は2018年11月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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