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多肉植物を上手に増やそう!|3つの増やし方とポイントを解説

更新日:2020年08月28日

ユニークな姿が印象的な多肉植物は、増やし方が難しいというイメージを持っている人が多いですが、種類や特徴を理解すれば簡単に増やすことができます。今回は、多肉植物の3つの増やし方と増やし方のポイント、初心者でも育てやすい多肉植物の種類を紹介します。

多肉植物を上手に増やそう!|3つの増やし方とポイントを解説

初心者に育てやすい多肉植物

多肉植物は種類ごとに固有の特徴や生育サイクルが違うので、しっかり把握して適切に管理する必要があります。多肉植物はかなり多く種類がありますが、育てやすい種類のものを選べば初心者でも楽しむことができます。

では、初めて多肉植物を育てる場合どのような種類のものを選べば良いのでしょうか。次に、初心者におすす目の育てやすい多肉植物を紹介します。

1:エケベリア

エケベリアは、メキシコ・中南米に生息する春秋型の多肉植物です。ロゼット型に生えている葉の形が美しく、寄せ植えに良く使われます。

エケベリアは春秋型の多肉植物なので、日当たりがよく風通しの良い場所に置いて育てます。耐寒温度は5度前後なので、冬は室内や温室に置くようにしましょう。

エケベリアの増やし方は、株分けと葉挿しが適しています。育てやすく増やし方も簡単なので、初心者でも育てやすい多肉植物です。

2:セダム

セダムは春秋型の多肉植物で、やせた土地や海岸の岩場でも生息できる強靭な生命力を持っています。500以上の種類があり、日本原産のセダムも存在しています。丸い小さな葉が連なった姿が特徴です。

セダムの増やし方は、挿し木が適しています。切り口を乾燥させてから土に挿し、様子を見ながら1週間〜10日後に水を与えます。

日本の気候でも育てやすく、湿気に気をつければ増やし方も簡単なので、の高い多肉植物です。

3:カランコエ

カランコエはアフリカなどの熱帯地域に生息する夏型の多肉植物です。乾燥に強い反面寒さや高湿度に弱いという特徴があります。

カランコエは、日に当たる時間が12時間以下になると花を咲かせるという性質があるので、日照時間が短くなる秋頃によく花を咲かせます。

増やし方は、葉挿し、挿し木、株分けの3つの増やし方で増やすことができます。育てる環境や増やす時期、親株の状態に合わせて適切な増やし方を選びましょう。

4:センペルビウム

センペルビウムは春秋型の多肉植物で、ヨーロッパ中部やロシア・モロッコの山岳地帯に生息しています。高山性の多肉植物なので寒さに強く、強靭な生命力を持っています。

寒さに強い反面高温多湿に弱いですが、夏場の管理をしっかり行えば比較的育てやすいです。-5度まで耐えることができるので、屋外で育てるのに適しています。

センペルビウムの増やし方は株分けと挿し木が適しており、生育期の春・秋に行うと育ちやすいです。

多肉植物の増やし方をマスターしよう

今回は、多肉植物の3つの増やし方と、上手に増やすポイントを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

多肉植物はユニークな外見が特徴の植物で、育てて楽しむほかに観葉植物として飾って楽しむ人も多いです。一見増やすのが難しいイメージがありますが、生育サイクルや正しい増やし方の手順を把握しておけば、きちんと増やすことができます。

多肉植物の増やし方をマスターしたら、寄せ植えやアレンジにも挑戦してみましょう。

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多肉植物を増やすことができたら、正しい育て方をして長く楽しみましょう。しかし、多肉植物の正しい育て方を知らないという人は多く、手入れが簡単と聞いて放置しておいたらいつの間にか枯れてしまった、という話も少なくありません。

下記の記事では、多肉植物の正しい育て方と、多肉植物の代表的な種類・サボテンの花について紹介しています。正しい育て方を把握して、多肉植物を長く楽しみましょう。

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初回公開日:2018年12月10日

記載されている内容は2018年12月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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