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ゼニゴケの駆除方法8つ|熱湯/液/石灰/薬剤/バーナー

更新日:2020年08月28日

ゼニゴケは庭によく繁殖してしまうコケの一つではあり、非常に厄介な植物です。ゼニゴケの駆除方法はたくさんありますが、根本的な解決のためには、駆除した後に環境を改善させる必要があります。ここではゼニゴケの駆除方法の概要について紹介します。

ゼニゴケの駆除方法8つ|熱湯/液/石灰/薬剤/バーナー

バーナーにおける駆除方法では周囲の環境に十分配慮するようにしましょう。特に周囲に枯れ葉などがある場合には引火してしまうおそれもあるのでゼニゴケを焼く前に周囲をキレイにすることが求められます。

またバーナーで自分が育てている他の植物にダメージがいかないように配慮することも求められます。特に根を焼いてしまうと枯れてしまう原因になるので十分注意しましょう。

方法7:根こそぎはがす

他の駆除方法と比べてるかなり簡素な方法ではありますが、根こそぎ引っこ抜いてしまうというのも方法の一つしてあげられます。

しかしながらゼニゴケは入り組んだところにも生えており、完全に駆除しなければ再度増えてしまうことがあるので、他の方法と併用して行うのが良いといえるでしょう。特に日蔭や路地裏といった所ははがし残しも出やすい場所になるので十分注意しましょう。

注意点

根こそぎはがしたとしても、再度ゼニゴケが生えてしまうことがあるので注意しましょう。なぜならゼニゴケをはがしたとしても、生育しやすい環境自体は改善しないからです。

そのため、ゼニゴケをはがした後に、再度ゼニゴケが生えてこないように土壌環境や風通しなどを改善することが必要なことを留意しておくようにしましょう。またはがし残しがあると再度胞子で増殖してしまうので、できるだけ完全に除去することが求められます。

方法8:繁殖しにくい環境にする

ゼニゴケを駆除した後には、繁殖しにくい環境整えてやることで、再度ゼニゴケが発生しにくくなります。ゼニゴケが繁殖しやすい条件を作るのは土壌環境と湿気なので、これらの原因に対して直接アプローチが必要になります。

土壌環境に関しては、石灰などを散布し、酸性度を変えることで改善が期待できます。また湿気に関しては、庭のものを片づけたり、直射日光を取り入れるようにしたりすることで改善することができます。

注意点

ゼニゴケが繁殖しない環境を作るうえで留意しなければならないのは土壌の酸性度です。土壌の酸性度は酸性に近いほどゼニゴケが繁殖しやすいといわれていることから、ただ単にアルカリ性にするだけで良くなると思われがちです。

しかしながら、他の植物にとってはアルカリ性が必ずしも良い環境であるとは言えないので、過度な石灰の散布などは控えたほうが良いです。石灰の散布に関しては用量をしっかりと守るようにしましょう。

ゼニゴケ駆除のためには石灰が

ゼニゴケの駆除では、石灰が大いに役に立ちます。また石灰はゼニゴケ駆除だけではなく、園芸用の肥料としても使えることから、持っておけば一石二鳥だといえるでしょう。

こちらのカキカラ有機石灰は、比較的ゆっくりと効いてくるかつ、撒き時を選ばないため、非常にです。

ゼニゴケ繁殖による悪影響

ゼニゴケが繁殖してしまった庭というのは、手入れが行き届いていないという印象を与えてしまうので、できれば駆除しておきたいです。特にゼニゴケは見た目も良くないかつ虫も発生してしまうので、増えてもメリットはないといえます。

特に見た目の問題は深刻で、ガーデニングが趣味の人からすると死活問題です。ここではゼニゴケが繁殖してしまった際の悪影響についていくつか紹介していきます。

虫の発生

ゼニゴケが発生してしまうと、ゼニゴケが生育するような虫が集まる傾向があります。集まる虫の種類としては、ナメクジやダンゴムシ、カメムシといったいわゆる害虫と呼ばれる虫も多く、特にナメクジに関しては、野菜の葉っぱなどを食害することから死活問題です。

ゼニゴケの発生は、それらの植物の住みやすさの目安にもなるので、これらの虫を呼び寄せたくない場合には、抜本的な改善が必要になるといえるでしょう。

見た目や景観の問題

苔は庭園にも利用されることはありますが、そういったケースは厳重に庭師の人が管理しているのでレアだと考えて問題ないでしょう。大抵の一般家庭に発生するゼニゴケなどに関しては、決して景観を良くするものではなく、むしろ庭の手入れの不備を表す指標にもなります。

したがって、お客さんをよく招く人や、ガーデニングを趣味にしている人であれば、ゼニゴケは絶対に駆除しておいて損はないといえるでしょう。

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初回公開日:2018年11月19日

記載されている内容は2018年11月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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