Search

検索したいワードを入力してください

梅の花言葉4個|主要な梅4種類・「梅」が使われる言葉2つ

更新日:2020年08月28日

梅の花は、一年の中で最初に咲く花として、私たちに春の訪れを知らせてくれます。厳しい冬の寒さにも耐える可憐な花として、平安時代には梅に関する多くの和歌が詠まれました。今回は日本人に古くから親しまれる梅の特徴と花言葉や種類をご紹介します。

梅の花言葉4個|主要な梅4種類・「梅」が使われる言葉2つ

花言葉2:高潔

梅の花全体の花言葉には「高潔」というものもあります。「高潔」とは「心が気高く、清らかなこと」という意味です。自分にとって利益があるか無いかではなく、正しいことを選択できる強さを持つ人のことを「高潔な人」と言ったりもします。

花言葉が「高潔」の意味を持つ植物は「チューリップ」や「ブルーレース」などがあります。

由来

梅は、まだ寒さが残る時期に満開になるまで一ヶ月かかることもあります。そんな中咲いた梅の花は可憐で凛とした印象を受ける方も多いのではないでしょうか。そうした印象から「高潔」という花言葉をつけられたと言われています。

花言葉3:優美

「優美」は紅色の梅の花の花言葉です。「優美」とは「上品で美しいこと」という意味です。「優雅」とよく似ていますが、優雅は「生活にゆとりを感じられることやその様子」という意味になります。

「優美」という意味を含む花言葉は他にも「スイートピー」や「トルコキキョウ」などがあります。

由来

梅の花言葉は「品の良さ」に関係するものが多いです。一輪一輪気高く花咲く様子や主張しすぎない芳しい香りなどが上品な美しさを連想させ、「優美」という意味の花言葉のイメージに結びついたのでしょう。

平安時代には貴族の嗜みであった和歌に登場する回数が多い梅ですが、その上品で美しい優美さが貴族に好まれたのではないでしょうか。

花言葉4:気品

白い梅の花の花言葉は「気品」です。「気品」とは「どことなく感じられる上品さ、気高さ」という意味です。つまり内側から自然と溢れ出てくる上品さや気高さということです。

梅の他に「気品」の意味の花言葉があるのは「紫のカーネーション」や「キキョウ」などがあります。

由来

白色の清く美しいイメージと梅の花の可憐に咲き誇る様子は、日本人が大切にしてきた美しさを感じさせます。そう言ったイメージから「気品」という意味の花言葉がつけられたと言えるでしょう。

梅が古くから日本で愛されてきたのは、そう言った凛とした美しさに惹きつけられる人が多かったからでは無いでしょうか。

家の中であなただけの梅を

梅は大きいものだと高さ3メートル以上にもなってしまい、なかなか自宅に植えることは難しいですが、ミニ盆栽であれば自分だけの梅を好きなように手入れをして鑑賞することができます。梅は花のつきが良く、暑さや寒さにも強いので盆栽初心者の方でも育てやすい品種だと言われています。

ミニ盆栽なら大きさも邪魔にならず、インテリアの一部としても部屋のアクセントになるのではないでしょうか。

梅の種類4つと言葉2つ

梅には、花を鑑賞することを目的に作られた品種の「花梅」と実を収穫することを目的に作られた「実梅」があります。「花梅」の場合、大きく分けて4種類、細かく分けると9種類に分類されることが多いです。ここでは花梅の分類の種類と梅にまつわる言葉を紹介します。

種類

次のページ:言葉2つ

初回公開日:2018年11月19日

記載されている内容は2018年11月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related