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【種類別】ポインセチアの育て方|ウィンターローズ/白

更新日:2020年08月28日

真っ赤な葉がクリスマスムードを盛り上げてくれるポインセチアは、冬を代表する観葉植物。常緑低木で毎年楽しく鑑賞できるのも魅力ですが、葉を赤く色付かせるためには手入れの工夫が必要になります。この記事では、ポインセチアの育て方について詳しくご紹介します。

【種類別】ポインセチアの育て方|ウィンターローズ/白

ポインセチアはクリスマスを彩る冬の植物?

クリスマスのシンボルとしてのイメージが強いポインセチアですが、メキシコ西部を原産とするトウダイグサ科・ユーフォルビア属の常緑性低木で、一般に出回っている園芸品種は実は寒さに弱く、1年を通して室内で鑑賞するのが適した植物です。「短日植物」として広く知られ、日が短くなると花のように見える葉が赤や白、ピンクに美しく染まります。

クリスマスのシンボルに定着したポインセチア


メキシコにアズテク族というネイティブアメリカンが住んでいた頃、彼らはポインセチアを生活に上手く活用していました。苞から赤紫色の色素を採取し、切った時に出る白い樹液から解熱作用のある調剤薬を作り、解熱剤として使っていたと伝えられています。現在のタスコ(Taxco)地域を原産地とするポインセチアは、ネイティブアメリカンにCuetlaxochitlと呼ばれ、輝くような色から「純粋牲のシンボル」とされていました。

17世紀に入り、フランシスコ修道会の僧たちがタスコ地域に住みつき、ポインセチアはその鮮やかな赤色と咲き誇る時期から「赤はピュアなキリストの血液」「緑は農作物の生長」を象徴しているとして、聖Pesebreのお祭りや誕生祭の行列に使われるようになり、次第にクリスマスのシンボルとして定着するようになりました。

■大見出し:ポインセチアの室内での育て方

ポインセチアは極端な暑さと寒さに弱いので、適温を保てる室内での育て方が一般的です。ポインセチアの室内での育て方のポイントは、「10度以上の室温を保つ、乾燥気味に水やりを管理する、日光のよく当たる場所で管理する」というこの3つです。この3つの育て方のポイントを抑えれば、通年ポインセチアを楽しむことができます。

寒く湿度の高い環境が苦手です

ポインセチアは、寒くて湿度が高い環境が苦手な植物です。日光がよく当たり室内温度が10℃を下回らない窓辺などに置いく育て方が大切です。

乾燥に強い植物は乾燥気味に育てます

ポインセチアは元来乾燥に強い植物なので、頻繁に水やりをする育て方は適していません。土が乾燥したことを確認してから水やりをしても大丈夫なほどです。特に冬場は乾燥に時間を要することと、本来水を多く必要としないので、水やりの頻度を少なめに調整する育て方がポイントです。

日光をたっぷりと当てます

ポインセチアは日光が大好きな植物です。枝を伸ばし葉を大きくする育て方は、ポインセチアに日光をたっぷりと浴びさせることです。

ポインセチアは地植えでも育てられる?

寒さと霜に弱いポインセチアは、地植えでの育て方には向かない植物です。沖縄などの暖かい地域であれば地植えができそうですが、極端な暑さや梅雨時の雨調整できない多量の水分)にも弱いので鉢やプランターへ植え替る育て方がお勧めです。

シーズンごとにあるポインセチアの育て方

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初回公開日:2017年11月27日

記載されている内容は2017年11月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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