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ミントの育て方|種/苗/初心者/虫/挿し木/キッチン

更新日:2020年08月28日

家庭菜園が初めての方にも優しく、初心者におススメと言われているミント。そんなミントを育てる上で初心者が押さえておきたいポイントと共に、栽培場所や、栽培方法別について簡単にご紹介!増やし方や、虫についてなど。種からの育て方は準備から発芽まで順に詳しく!

ミントの育て方|種/苗/初心者/虫/挿し木/キッチン

もともとは土で育っている植物ですので土で育てるのが一番ですが、ミントは水栽培も行える植物です。特にほかの植物と違うことをする必要はありません。

水での育て方は簡単です。水がなくなったら足していく、これだけです。水挿しの場合は毎日水を替え、数日おきに根のぬる付きを落としてあげましょう。容器によりますが、水栽培の場合大体の方は中が見える容器での育て方を選ぶでしょう。土とは違い水が目に見えているので、乾きすぎてしまうことを防ぐことができるのがこの育て方のメリットではないでしょうか。

逆にデメリットは、土に比べ弱くなることだそう。葉が小さくなったり香りが弱くなります。腐りやすくなっているようなのでお水と温度の管理など、しっかりしなければなりません。しかし本格的な育て方で水栽培をすれば、きちんと大きい葉の香りもしっかりしたものが育ちます。しかし、普通の育て方でも十分です。

気を付けよう!冬のミントの育て方

初心者の方がよく勘違いしてしまうのが、冬のミントの育て方です。冬のミントは地上部がありません。育て方を間違えてしまったわけではありません。なので、捨ててしまったり処分しないように気をつけましょう。

冬のミントは生育していません、いわば冬眠状態です。だからといってお世話をしなくていいわけではありません。乾燥に弱いミントは、冬でもお水をあげなければなりません。しかし、いつものようにお水をあげていると根が腐ってしまいます、完璧に乾いてしまうまでお水をあげないでいても、根が枯れて死んでしまいます。ほどほどにお水をあげましょう。

理想的な水やりの目安は、湿っていた土が少し乾いてきたころです。たっぷりあげてしまうとまた腐る原因になりますので、いつもより控えめに。よほどのことがなければ枯れません、土が湿っていれば大丈夫です。

室内ミントの育て方!ミントは室内ではどう育てる?

ミントの室内での育て方ですが、キッチンでの育て方とあまり変わりがありません。やはり重要なのは太陽、日差しです。

室内だとキッチンという限定された場所よりも日向の確保は簡単でしょう。一日中日が当たりっぱなしの場所よりは、半日影が良いでしょう。午後になったら日陰に移動するのもです。

ミントは乾燥に弱いのでそこも気をつけましょう。あとは、土が乾いてきたらお水をあげます。肥料は少なめに。いつでも目の届くところに置いておくのがベストと言われています。

鉢植えやプランターで!ミントの育て方

ミントを育て方で一番多い、鉢植えやプランターでの育て方について説明していきます。ずばり言ってしまうと、この育て方が一番向いています。ただ、ミントは根の成長するスピードが速いため、他の鉢植えなどと同じ育て方をしていると根詰まりをおこしてしまいます。そうすると下草から枯れてきますので、毎年植え替えが必要です。

植え替えは活動が始まる直前の4月前後か、活動が終わる10月前後がいいです。は4月前後だと言われています。4月に根を整理して植え替えることによって、春以降の生育に良いと言われているからです。

またミントは根をどんなにいじっても枯れません。これもうれしい特徴です。安心して古い根をしっかりお落としてしまいましょう。

ミントを種から育てるなら!発芽までの育て方

種からの育て方の手順はどの方法でも変わりはありません。今回は、鉢植えでの育て方で説明していきます。

まずは鉢底ネットを敷いて、鉢底石を鉢の1/10くらいまで敷きます。多すぎは良くありません。そして少し湿らせておいた土を鉢の淵から3~5cmぐらいの高さまで入れましょう。いよいよ種まきです。土に水をやり、十分に湿らせたら種同士が重ならないよう気をつけ蒔き、残りの土を軽く被せます。その上からもう一度土が湿るように水をかけてます。

発芽するまでは受け皿に水を張り、鉢の底から吸ってもらいます。毎日あげます。この時期、直射日光ではなく、日陰においてあげましょう。発芽し2,3枚の葉をつけたら元気な株を残し、間引きをします。それ以外は処分するか、別の鉢で育てることも可能です。同じ鉢に残しておくことはやめましょう。

ここから先は苗などと同じです。日当たりのいい場所でお世話をしていきましょう。

ミントを長持ちさせるには

ミントの生育をベストな状態で維持するためにかわった育て方は必要ありません。どの育て方でも同じで、一番効果的適度な収穫です。上のほうの葉からこまめに使い、あまり長い間放置しないほうが、香りや生育にも良いでしょう。

そんなに頻繁に使わない場合は、まず少量を育て、様子を見ましょう。ここまでに書いたように、ミントは増やすことは簡単でそんなに難しくありません。

鉢植えやプランターなら土ごと中身を処分すればすみますが、お庭に植えてしまったりした場合は駆除は難しいですし、せっかく丹精込めて育てたものを余らせてしまうのももったいないです。

ミントは交配厳禁!

ミントはほかの品種と交配しやすいと言われていますが、これは厳禁です。そうしてできた種が生育した場合、そのミントは香りが弱くなります。

なので寄せ植えにも向いていません。最終的には香りのしないよくわからない、繁殖力の強い雑草になってしまいす。駆除しようとしても繁殖力が強いため、難しいです。地植えの場合は書いた対処のほかにほかの植物と離して栽培する必要があります。

もし交配してしまった場合はそれ以上広がらないように、花や蕾を積みます。そうすれば種ができませんので、交配の進みを遅らせたり、止めることができます。ちょこちょこ収穫し使っていくのもまた、効果的です。

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初回公開日:2018年01月12日

記載されている内容は2018年01月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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