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【種類別】ハナミズキの育て方|種/苗/プランター/枯れる

更新日:2020年08月28日

ハナミズキは、街路樹やシンボルツリーとしてがあります。育て方を失敗すると、花が咲かなかったり、害虫に悩まされたりします。ハナミズキの育て方や、病気から守る育て方をご紹介します。四季折々の変化が美しいハナミズキを大きく育ててみませんか?

【種類別】ハナミズキの育て方|種/苗/プランター/枯れる

種類別ハナミズキの育て方

ハナミズキはミズキ科の落葉樹で、アメリカから来た品種です。花のように見えるものは総苞片(そうほうべん)で、あじさい等と同じように色づいた葉が大きくなり、花のように見えます。秋になると葉が紅葉し美しい事から、街路樹として植えられている種類です。

ハナミズキは4~10m位に大きく育ち、横に広がって成長するため、植える場所には広いスペースが必要です。どの種類も寒さと暑さに強く、乾燥にも強い木です。沖縄から北海道まで広い地域で育てられますが、沖縄や九州・四国などの温暖な地域は、冬季の休眠が不十分になって育成が悪くなる傾向があります。また、北海道北部は冬越しが難しいといわれています。

チェロキーチーフ

一番多く見かける品種で、街路樹や記念樹として庭に植えられるピンク色のハナミズキです。若木のうちは、幹がまっすぐのびて円錐形に育ち4~10mのビックサイズに育ちます。北海道や沖縄でも育ち、幅広い地域で親しまれています。

開花時期は4~5月、樹勢が強く、暑さにも寒さにも強く育てやすいハナミズキでしょう。大きくしたくない時は、芯を止める育て方をすると4m位のサイズになるでしょう。

ステラピンク

ステラピンク種は、ハイブリッドハナミズキと呼ばれる新種です。ハマミズキとヤマボウシの交配種で、うどん粉病に強く耐寒性があります。成長が早く、花付きが良いのが特徴です。

植えつける場所は、西日の当たらない場所で、午前中だけ日光が確保できる場所が最適です。地植えは植え付け直後にたっぷりと与え、真夏だけ水切れに注意します。肥料は2月に1回、8月下旬~9月に1回油粕と骨粉などを与える育て方です。

ハナミズキの花が咲かない時の育て方

ハナミズキの花が咲かない原因は、木が成長途中であることが多いでしょう。ハナミズキは、花を付けたり実を付けたりするにはエネルギーが必要です。成長過程にあるハナミズキは、エネルギー不足で花を付けるまでに至ってません。

苗から植えたハナミズキは、枝や葉を伸ばすことにエネルギーを使いますから、花を付けるまでには年数がかかります。他の原因は、日当た来が悪いと花付きが悪くなります。長く伸びすぎた枝は、手入れをして日当たりを確保する育て方をします。

定期的に肥料を与え、花を多くつけた年は6月に肥料をプラスします。すると翌年も多くの花を付けて楽しませてくれるでしょう。

ハナミズキを枯らさない育て方

ハナミズキが枯れてしまう原因は、水の与えすぎが考えられます。鉢植えなどで育てていると、必要以上に水を与えすぎて根腐れをおこします。必ず、水はけの良い土を使い、土の表面が乾いてきたらたっぷりと与えます。

地植えは植え付け直後に与えたら、真夏に与える程度で水やりはほとんど必要ありません。特に冬の時期は、乾燥気味で問題ないでしょう。地植えをした場合、雨上がりに水たまりができるような場所では枯れてしまいます。

水はけが悪い場所は、客土をするか良く耕して腐葉土を十分にすくこむ育て方をしましょう。

ハナミズキを病気から守る育て方

うどんこ病

うどんこ病の症状は、ハナミズキの葉にうっすらと白いカビの斑点ができています。進行してくると、白い斑点が葉の前面に広がり、白いうどんこをかけたように見えます。うどんこ病は、多くの野菜や植物に発生する病気です。

春先から秋にかけて発生しやすく、雨や多湿で発生すつカビの病気と違って、乾燥していても発生します。特に発生しやすいのは、晴れと雨が交互に繰り返される天候の時です。ハナミズキが発病すると、冬に症状が見られなくても翌年同じ場所で栽培すると発病する事があります。

病気になったら、殺菌剤の散布をする育て方をします。ハナミズキが前年に発生した時期にあわせて散布すると効果的でしょう。薬液は地面に近い部分を重点的に散布して、葉の裏も丁寧に散布する育て方です。

とうそう病

ハナミズキは、とうそう病にかかりやすい樹木です。葉や花弁の部分にカサブタ状の茶色い傷ができます。とうそう病を発病すると治療法はありません。予防策として、前年発病した葉や小枝は芽が出る前に切ることです。そして、薬剤を予防的に散布する育て方をします。

テッポウムシ

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初回公開日:2018年01月15日

記載されている内容は2018年01月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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