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【種類別】盆栽の育て方|山もみじ/富士桜/旭山桜/黒松/椿

更新日:2020年08月28日

立派に育った大きな松など、盆栽を育てるのは何となく難しいイメージがあります。しかし、最近ではミニ盆栽が販売され、とても身近なものになっています。盆栽の育て方にはコツがあります。盆栽の種類別育て方を学んで、桜やもみじなどで四季を感じてみませんか?

【種類別】盆栽の育て方|山もみじ/富士桜/旭山桜/黒松/椿

盆栽の苔の育て方

盆栽や観賞用に向いている苔は「ギンゴケ」です。鉢の上に苔をのせて楽しむこともできる観賞用の苔です。ギンゴケの育て方ですが、ギンゴケは半日陰を好みます。直射日光の当たらない場所で育て、木漏れ日が当たる半日陰や室内で育てる場合は、2~3時間日を当てて育てる必要があります。

水やりは白っぽく乾燥してきたら、たっぷりと霧吹きで与えてください。土まで染み込むくらいの量をかけてあげましょう。苔は基本的に肥料は必要としません。水を与えるだけで十分ですが、夏場に水を与えすぎると黒っぽく変色する場合があります。そのときは、風通しの良い所で管理して日中の水やりを控えましょう。茶色くなった部分は、カットしてかまいません。

ミニ盆栽の育て方

手軽に楽しめるミニ盆栽はですが、基本的な育て方は大きな盆栽と同じです。盆栽は風通しの良い日当たりに置き屋外で育てます。ミニ盆栽だからといって、室内で管理していると枯れてしまいます。屋外の方が盆栽にとって好ましい環境です。

水やりは、夏は1日2~3回、春と秋は1日1回、冬は2~3日に1回たっぷり与えてください。肥料はチッソ、カリウム、リンを含んだものを与えます。ミニ盆栽は鉢が小さいので、水やりをするたびに栄養が流れてしまいます。5月から11月は定期的に与えると良いでしょう。

盆栽の室内での育て方

盆栽の育て方は、室外で育てることが基本なので、室内の場合だと管理が大変になります。室内で育てる盆栽は、カエデや桜、藤が向いています。しかし、盆栽は太陽の光が無いと生きられません。室内で育てるなら窓の近くで日の当たる場所に置き、風通しも確保してください。

盆栽はエアコンの風が苦手なので、直接あたる場所には置かないようにしてください。また、湿度への気配りも必要です。盆栽はもともと土が少ない状態で育てますから、毎日土の湿り具合をチェックします。水切れをおこすと枯れてしまうので、品種に合わせた回数でたっぷりと水を与えます。

1年中室内で管理するのは難しいため、夏は3日程度、冬は1週間程度は外へ出してあげます。外へ出した時は、たっぷり太陽の光を浴びさせて元気にしてあげましょう。ただし、種類によっては、夏場の直射日光に弱い盆栽があるので気をつけましょう。

盆栽の育て方は水やりがポイント

盆栽の育て方はいかがでしたか。どの種類の盆栽も水の管理がポイントになっており、また、日当たりや風通しが大切なことが分かったことでしょう。大きな鉢になってくると動かすことなく置きっぱなしにして風通しが悪くなる場合があります。

そのような時は、鉢の下にすのこを敷いてあげると良いでしょう。風通しがよくなりイキイキと育ってくれます。最近では、さまざまな種類の盆栽が販売され、ミニタイプのものは比較的手に入りやすい価格で販売されています。今回ご紹介した育て方で、盆栽をはじめてみませんか。

初回公開日:2017年11月25日

記載されている内容は2017年11月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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