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家庭菜園での大根の育て方・コツ|間引き/水やり/肥料

更新日:2020年08月28日

初心者でも家庭菜園で種から大根を育てて収穫することができます。家庭菜園で大根を育てると葉も食べることができます。大根の育て方は間引きが重要です。プランターでの大根の育て方や種のまき方や土づくりなど大根の育て方のコツをご紹介しています。

家庭菜園での大根の育て方・コツ|間引き/水やり/肥料

家庭菜園での大根の育て方・コツとは?

大根も家庭で栽培することができます。大根は地中海沿岸が原産で、アブラナ科の1年草で連作が可能です。大根は緑黄色野菜でもあり、淡色野菜でもあります。名前の由来は大きな根を意味します。

大根の育て方は作る季節に応じて品種を選ぶことが大切です。大根の栽培には春まきと秋まきがありますが、家庭菜園では害虫被害の少ない秋まき用の品種が簡単です。大根の家庭菜園での育て方とコツをご紹介します。

大根の特徴とは?

大根は地中海沿岸が原産で中国を経由して日本に入った、アブラナ科の根野菜です。大根は春の七草のひとつの「すずしろ」の別名を持ちます。

大根は和食のイメージが強いですが煮たり、蒸したり、炒めたり、生で食べることもできるのでフレンチやイタリアンにもよく使われる野菜です。

大根は地中に深く根づくので石などがあると曲がってしまいます。大根の育て方では土壌を作るときに土の塊や石を取り除くことが重要です。

大根の栄養価

大根の白い部分(根)にはビタミンCや食物繊維、アミラーゼ、カリウム、カルシウムなどが豊富に含まれています。アミラーゼは消化を助けるので、ダイエットやメタボ予防に有効です。

大根の葉の部分にはベータカロテンやカルシウム、ビタミンK、リン、鉄などを含んでいます。大根の根の部分は淡色野菜で、葉の部分は緑黄色野菜になります。

大根は根と葉で栄養価が違います。大根の葉を捨てる方もいますが、栄養価が高いので葉も食べるようにしましょう。

土づくり

大根の育て方で土づくりは重要です。種をまく2週間ぐらい前に土づくりを完了させておきます。大根は土の中に石や土の塊があると曲がってしまうので、土はフカフカで下に伸びやすい環境を作ります。

大根の土づくりで鉢やプランターでの育て方の場合、市販の培養土を使うのが簡単です。地植えする場合は、大根を植える2週間ぐらい前に苦土石灰と配合肥料をまいて深さ30cmぐらいまでしっかり耕しておきます。

大根は通気性のいい土を好むので、この土づくりをしっかりしておくことで、この後の大根の育て方がスムーズにできます。

春まき

大根の育て方は苗ではなく、畑に直接種をまいて育てる野菜です。大根の種を春にまく場合は気温が低いので根が短くなったり、太らないなどの現象が起きます。

春まきの大根は4~5月に種をまきます。気温が13℃以上になったらまくようにします。春に種をまく場合は、種をまいた後ビニールなどで覆うトンネル栽培をします。

畑の準備

大根の育て方は保水性のある、水はけのいい耕土の深い場所に種をまきます。春に種をまく場合は早めに元肥を土になじませておきます。

種をまいた後はビニールで覆うトンネル栽培をするので、土が乾きやすくなります。土が乾かないように水を十分与えてあげます。

春に栽培する場合、種をまく数日前までにビニールで土を覆い、土の温度を上げてから種を植えるようにします。

種をまく

種まきには点まきと筋まきがあります。点まきの場合は大根の種を30cmぐらいの間隔を空けて、一か所に3~4粒程まきます。点まきにしておくと、後からの間引きが楽にできます。

筋まきの場合は棒などを使って筋をつけ、5mm~1cm間隔でまきます。大根はバラまきもできますが、間引きに手間がかかります。

種をまいたら上から土を1cmぐらいの厚さでかけます。その上から軽く押さえます、そうすることで水やりのとき種が流れ出るのを防ぎます。

大根の種をまいた後はたっぷり水をあげます。水の勢いが強いと種が流れ出るので、やさしく水をあげることが上手な育て方です。

間引き

大根の育て方で間引きは重要な作業です。大根は種を植えてから4~5日で発芽します。点まきは発芽が揃ったら、生育のいいものを1ヶ所につき3本残します。

本葉が1~2枚に生長したら2回目の間引きをします。ふたばの元気な株を選び1ヶ所につき2本まで間引きします。

筋まきは葉が重ならない間隔に間引きします。本葉が4~5枚になったら1本立てにします。大根の間引きは根の部分を太らせる大切な育て方です。他の根を傷つけないように注意します。

水やり

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初回公開日:2017年12月02日

記載されている内容は2017年12月02日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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