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六角レンチ10|選び方・口コミ

更新日:2020年08月20日

六角レンチは細い棒の先端が正六角形になっている工具です。ボルトを締めたり緩めたりする工具で、一般家庭でも家具の組み立て時に目にすることがあるでしょう。ここでは、六角レンチの具体的な種類や使い方、商品の種類や主なメーカーなどを紹介します。

六角レンチ10|選び方・口コミ

六角レンチの頭には2つのタイプがあります。角頭タイプと、丸頭タイプです。角頭タイプは、穴に垂直に立てないと入りませんが接地面が広いので、強い力で回すことができます。L型六角レンチの短い方がこの頭がついています。

もう一つが丸頭タイプ、ボールポイントタイプです、これは斜めに差し込むことができて、垂直にまわしにくい場所でも素早く回すことが、できます。その反面、接地面積が少ないので、強い力をかけることはできません。

トルクスネジ

トルクスネジは、自動の機械締めでもビットが外れにくい、六角の星形溝をもったネジです。実際の製品では「いじり止め」であり、普段は開けられないようにする意図で使われています。それでも、道具はちゃんと売られています。L型のトルクス棒レンチ、同ドライバー、同ソケットなどがそれです。

表面処理の違いに注目

表面処理については、表面を強制的に黒く酸化させて錆びにくくする黒染処理や、表面硬度を高めるため、硬質クロムメッキなどが施されているものが多いです。黒くザラザラしたものが黒染め、銀色に輝いているものがメッキとおもってまず問題ないでしょう。

「黒染とメッキと、どちらがいいか」というと、それぞれ長所、短所がありますが、品質のよい工具メーカーの製品であれば、難しいことは考えず見た目の好みで選んでまず大丈夫です。

メッキタイプの六角レンチ

硬質クロムメッキは錆びにくく、丈夫なのが特徴です。ただし、力をかけすぎたりしてくメッキが剥がれてしまうと、メッキの破断面で手を怪我することがありますのと、そのメッキの剥がれた分接地面がすくなくなってネジを痛めてしまうので、注意が必要です。

黒染めタイプの六角レンチ

黒染は、六角レンチの表面を黒く塗装してあります。塗装面は薄くて強力で、めったに剥がれることはありませんが、使用していくうちにすこしずつ剥がれて、中の金属がむき出しになってその部分だけ銀光することがあります。

メッキとちがい、塗装面が薄いので、塗装が禿げても接地面がすくなくなって、ネジをいためてしまうことは少ないです。なお、メッキとちがい錆びやすいので、錆びるとその部分が膨らむのと、錆びた部分がもろくなるので、それでネジに入らなくなったり、ネジを痛めることがありますので、黒塗装タイプは使用後によく水分をふいておいてください。

六角レンチの規格

六角レンチの規格には、
1.日本工業規格のJIS B 4648 六角棒スパナ
2.国際標準化機構のISO 2936 Assembly tools for screws and nuts Hexagon socket screw keys
3.米国機械学会のASME B18.3 Socket Cap, Shoulder, and Set Screws, Hex and Spline Keys (Inch Series)
などがあります。

ミリサイズ規格 JIS規格とISO規格(ミリ)

六角レンチにはISO規格とJIS規格があります。ISO規格のほうがサイズが豊富です。六角レンチのうち使用頻度が高いのは3mmと6mmの2種類ですが、小さいサイズの六角レンチは紛失しやすいので、セットで、ホルダーに収めるタイプの六角レンチを買うといいでしょう。

六角棒レンチには、ドライバータイプ、L型タイプ、T型タイプ、折りたたみタイプ、ヘキサゴンソケットなどの種類があるので使い分けてみましょう。

六角レンチの先端の形状 角形と丸形

六角形状は、ボルトに六角形の穴が付けられており、形状は丸みを帯びており、斜めに差し込んで回すことが可能です。0~25度くらいの角度からレンチを挿入できる点が特徴です。ボールポイントは接触面がすくないので、強いトルクで先端が破損することがあります。そのため、最終的な締め込みや、緩める際に使用するのは避けるようにしましょう。

耐久性

六角レンチは丈夫なことが特徴ですが、それでも使い方が悪いと破損することがあります。L型レンチでは、角頭をきっちりはめ込まなかったまま回したりすると、レンチが壊れることがあります。レンチが壊れると危険ですので、レンチを正しく使い、レンチの能力以上のトルクをかけないようにする必要があります。

六角レンチの有数10

次のページ:第10位 KTC(ケーテーシー) T形六角棒レンチ 4mm HT104

初回公開日:2017年12月12日

記載されている内容は2017年12月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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