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【種類別】ステンレスが錆びる原因と対策|海水/指輪

更新日:2020年08月28日

ステンレスは錆びないときいていたのに、気が付くと大事なアクセサリーに錆がついていたりすることがあります。ステンレスは錆びにくいだけで、錆びることはあります。そんなステンレスを錆びさせない役立つ対策方法とステンレスが錆びる原因をご紹介します。

【種類別】ステンレスが錆びる原因と対策|海水/指輪

ステンレスが錆びることがないって本当?

ステンレスは、鉄にニッケルとクロムが合成された、合金銅という金属になります。鉄にクロムを合成することで、不動態化被膜(ふどうたいかひまく)という膜ができます。この膜を人間の目で見ることはできませんが、水と酸素があれば膜は修復されます。

この不動態化被膜と膜の再生能力のおかげで、錆びにくいという効力があります。他の金属に比べると、酸に比較的耐性があり、長持ちします。

しかし、不動態化被膜という膜が塩素に弱く、塩素に関係するイオンにも弱いことが分かっています。この理由から絶対に錆びない訳ではありませんが、構造上錆びにくいという性質を持っています。

身の回りの水や汗などにも、気を配る必要があるので錆びにくい性質を持っていても、注意する必要があります。

ステンレスが錆びる原因とは?

ステンレスといえば、指輪はネックレスなどに使われていることが多いです。また、流し台や携帯電話や食器などにも使われています。この、ステンレスですが一般的には錆びないといわれているのに、錆びてしまって苦労した方も多いのではないでしょうか。

確かに、ステンレスは錆びにくい金属ですが、錆びる原因はステンレス自体の問題だけでなく、他からの原因が多く関係しています。その原因とは何か5つご紹介します。

海水

お気に入りのアクセサリーや海水グッズなどに、ステンレスがあると錆びる原因になります。海水の塩素とステンレスの相性が悪く、ステンレスは塩素や塩素を含んだイオンにも弱いため、海水の濃度が高い塩素によって、ステンレスが錆びてしまいます。

海水につけたまま放置すると、不動態化被膜が破壊されてしまい、今後も錆びやすくなってしまうので海水浴をするときには注意が必要です。

塩素

海水とは別の塩素としてあげられるのが塩素イオンです。塩素イオンで出来ているものは海水だけでなく、塩素系漂白剤やしょうゆまた食塩などでも錆びることがあります。

塩素系のものをステンレスにつけてそのまま放置をすると、確実に錆になるのでステンレスのものを大事に扱う場合は、必ず水で洗浄し、水滴を残さないことが大切です。

ステンレスのアクセサリーを着用することで、汗にも多少の塩素が入っているためステンレスのイオンが溶け出し、不動態化被膜が破壊されます。この膜の破壊によって錆びる原因になり、イオンが溶け出すことによって金属アレルギーになる恐れもあります。

肌につけるアクセサリーが錆びる原因で一番多いのは汗です。アクセサリーを錆びることがないようにするには、夏でも冬でもアクセサリーを1度外して、メンテナンスをすることが重要になります。

焼け跡 溶接跡

ステンレスに焼け跡がつくことで錆びることがあります。家庭では料理器具、工場などではステンレスを使ったものを制作するときについた焼け跡や、溶接跡で錆びることが多いです。料理器具では、ステンレスの種類によって熱でステンレスの外側が黒く変色し、錆びる原因になることがあります。

工場で使うステンレスでは、高温で溶接するため溶接熱によって膜が破壊され、スケール層と呼ばれる層ができ錆の原因になります。この現象は溶接焼けとも呼称されます。

ステンレス品が錆びるときの対策ってあるの?

指輪・リング

大事にしている指輪が錆びると気分も落ち込んでしまいます。ステンレスの指輪は錆びることがないというイメージで、食器洗いや洗濯やお風呂にもつけたままにしがちです。ステンレスの指輪は、ただの水でも蒸発して塩素が残ってしまい、錆びることがあります。

錆びてしまった時の対処法として、ただの汚れ程度の錆なら、メガネ拭きのような研磨剤が入っていない、布で拭いてみるのも良いでしょう。研磨剤が入っていると膜が破壊されてしまって、今後も錆びてしまうことが考えられます。

もし、それでも錆が取れないようであれば、ステンレス用スポンジと重曹で傷がつかないように優しく擦ってみるのも良いでしょう。またスポンジで擦るのが怖い方は、錆びおとし消しゴムを使うのも一つの手です。

包丁

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初回公開日:2018年01月12日

記載されている内容は2018年01月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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