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みょうがの育て方・収穫の仕方|苗から/プランター・地植え

更新日:2020年08月28日

夏場の食卓に薬味として登場するみょうがは、一度植えると手間をかけなくても長く収穫できます。みょうがの育て方は簡単で、初心者でも地植えのほかに鉢やプランターでも栽培することができます。みょうがの育て方や株分け、収穫の方法などをご紹介しましょう。

みょうがの育て方・収穫の仕方|苗から/プランター・地植え

みょうがの苗からの育て方は?

夏はそうめんや冷ややっこなどの薬味に登場するみょうがですが、家庭でも比較的簡単に育てることができます。

みょうがは一度植えると3~4年は毎年収穫できます。自分で栽培したみょうがは新鮮で香りも強く、薬味や甘酢漬け、てんぷらなどさまざまな料理に活用することが可能です。

普段食べているみょうがは、つぼみで「花蕾」・「花みょうが」と呼ばれています。ここではみょうがの育て方をご紹介します。

みょうがってどういうもの?

みょうが(茗荷)はショウガ科ショウガ属の多年草です。原産は東アジアで日本では北海道から沖縄まで自生しているショウガの仲間です。

日本でしか食用とされていない野菜といわれています。カリウムを多く含んでいるので、体内の塩分を排出してくれるので、結果として高血圧予防に期待できます。

みょうがは蕾を食べる植物です。薬味や味噌汁の具、てんぷらなどに使われています。和食のスパイスとして利用されています。

みょうがの鉢植え・プランターの育て方は?

みょうがは鉢やプランターでも簡単に育てることができます。育て方として、みょうがは3~4年と長く収穫できるので、鉢やプランターは深さが30cm以上あるものを選びましょう。

みょうがは苗から植えます、3~4月が植える時期として適しています。株と株のあいだは10~15cmぐらい空けて植えます。深さは5cmぐらいに植えるといいでしょう。

土はどうするの?

みょうがは乾燥に弱い植物なので、乾燥しにくい土を選びます。有機質を多く含む土を選びますが、鉢やプランターの場合は市販の野菜用培養土を使用すると簡単です。

プランターでの育て方は、プランターに土を入れたら端のほうに苗を植えるようにすると、根が中央に伸びるようになります。直射日光と乾燥を嫌うので日陰において、毎日水やりをするのが育て方のコツです。

肥料はどうしたらいいの?

みょうがは日常的には肥料は与えなくていい植物です。しかし肥料を与えてあげると、さらに美味しいみょうがになり、収穫量も増えます。

肥料を与える育て方の場合は、6~10月の間に化学肥料を1ヶ月に1回程度、1~2週間に1回程度液肥を与えるといいでしょう。

日当たりはどうでしょう?

みょうがは湿った日陰を好むので、直射日光が当たらない日陰での育て方をします。みょうがは強い日差しに当たると葉焼けを起こして枯れてしまうので注意しましょう。

みょうがの生育温度は20~23℃ぐらいなので、育て方としては夏の暑い時期は直接日が当たらない場所を選んで育てます。

水やり

みょうがは日陰で育てますが乾燥には弱いので、鉢やプランターで育てる場合は毎日水やりをします。

地植えの場合は土が乾燥したときに水をあげます。土の表面が乾かないように、根株に腐葉土などで覆っておくといいでしょう。

みょうがの地植えでの育て方は?

みょうがは鉢やプランターでも育てられます。植えた年から収穫できますが3~4年育てていると根が混んできて、収穫は難しくなるので地植えで育てる方が適しています。

みょうがの地植えでの育て方は、直射日光の当たらない半日陰か日陰に植えましょう。植える前に土を耕して、水はけが悪いようなら10~20cmの畝を作っておきます。

みょうがは3~4年収穫できますが、同じ場所で育てていると生育が悪くなります。生育が悪くなったら違う場所に植え替えるのが上手な育て方です。

みょうがの収穫までの育て方は?

次のページ:どうする冬のみょうがの育て方

初回公開日:2017年11月27日

記載されている内容は2017年11月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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