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ファスナーが壊れた時の修理方法・スライダー交換方法・代用

更新日:2020年12月22日

ファスナーが壊れた時は、お直し屋さんに持ち込んで修理をしてもらうのが定番ですが、実は道具がそろえばある程度の範囲まで自分で修理する事ができます。そこで、裁縫道具と工具があれば自分でできるファスナーの修理方法を紹介します。

ファスナーが壊れた時の修理方法・スライダー交換方法・代用

ちなみに、そのハサミで切れる柔らかいファスナーであるコンシールファスナーがこちらになります。画像をよーくみていただくと分かりますが、エレメントの部分がほとんど見えないくらい小さいです。

元々コンシールファスナーというのは、スカートやズボンなどに取り付けるのを目的としていて、ファスナーが付いているのを目立たないようにしたい時に使用するファスナーなので、このようにエレメントの部分がとても小さいファスナーです。

セット売りでお安いので心配でしたが、使用できるものがきちんと届きました。たくさん購入したので、すべてを確認したわけではないですが、ファスナーの開閉も問題無さそうです。色も画像の通りのものが均等に入っていました。

出典: https://www.amazon.co.jp/Hommy-%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B... |

ズボン

ズボンのファスナーが壊れた場合も、先にスーツ・スラックスの項目で紹介したように、付いているのがジッパーかコンシールファスナーかで変わります。コンシールファスナーだった場合は、スライダーが壊れた時点で取り替えをし、ジッパーの場合はエレメントが壊れるまで交換する必要はありません。

ただ、ジッパーの付け方次第ではスライダーを再びはめる事が困難になります。なので、もしスライダーを自分ではめる事が不可能に見えるのなら、ジッパーごと交換すると早いです。

ワンピース

ワンピースの場合も、コンシールファスナーかジッパーかでファスナーの取り扱いが変わります。コンシールファスナーなら、スライダーが壊れたら即交換です。ジッパーの場合はエレメントが壊れた状態になるまで全面的な取り替えは必要ありません。

しかし、ワンピース、特にフォーマルワンピースになればなるほど使うファスナーはコンシールファスナーになるので、実際には、ワンピースの全面的な取り替えが必要になります。その上、フォーマルワンピースの大半は裏地付きなので、裏地付きの服に対応したコンシールファスナーの縫い方が必要になります。

文章よりも動画で説明をした方がわかりやすいので、この裏地付きワンピースへのコンシールファスナーの縫い方は上の動画で説明していますが、見た目に影響する事なので、もし自信のない人はお直し屋さんに持ち込むのをおすすめします。

ファスナーが壊れた時のスライダーの交換方法

ファスナーのスライダーが壊れてしまった時は、まず壊れたスライダーの裏を見ましょう。スライダーは番号でサイズが表記されていて、前回使用していたのと同じスライダーでないと使えません。なので、壊れたスライダーの裏側を見て、必ず同じ番号のスライダーを購入しましょう。

そして、ラジオペンチと精密用ドライバーのマイナスを用意します。ファスナーの1番上にあるストッパーを外すのですが、この時マイナスドライバーを布とストッパーの間に差し込みます。しっかりはさまっているのでなかなか取れませんが、根気良く差し込んでいると必ず取れます。

ストッパーが外れたら、次に新しく購入したスライダーをエレメントに入れ、ストッパーの合った部分を手で押さえ、ちゃんとエレメントがしみあるかどうかの確認をします。エレメントがちゃんと閉まり、動きの安定も確認したら、再びエレメントの上にストッパーを取り付けて終了です。

ニッケル・アンチックゴールド

ファスナー修理の情報を集めていると言う事は、すなわち今すぐファスナー修理が必要になると言う事です。なので、今すぐ購入できる範囲でスライダーを購入する事ができるのは、やはりインターネットになります。

こちらは、現在アマゾンで購入する事ができるスライダーの中でもおすすめのスライダーになります。ごくごく一般的なスライダーになりますが、海外からの製品でも対応できた安心の一品です。

スライダーが壊れたので交換用に購入! もとのスライダーがYKKでは無いのでダメ元で買ってみたらバッチリ合ったのでビックリ(笑)

出典: https://www.amazon.co.jp/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%83%E3%8... |

ファスナーが壊れた時のエレメントの修理方法

バックのファスナーで良くある事ですが、ある日突然エレメントが閉じなくなる時があります。この不具合が起きる原因は、大体スライダーが擦れてしまい、エレメントを閉じる事ができなくなったからです。

この不具合を解消する1番早い方法は、スライダーの横部分、すなわちエレメントに乗っている部分をレジオペンチで挟み、間隔を狭くする事で調整する方法です。大体のエレメント不具合はこれで直りますが、もしこれでもダメなら本格的にスライダーが擦り切れている証拠なので、スライダーを交換します。

ファスナーが壊れた時のおすすめの応急処置方法

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初回公開日:2018年04月11日

記載されている内容は2018年04月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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