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【男女別】ミニマリストの部屋の特徴・おしゃれポイント

更新日:2020年08月28日

「ミニマリストってどんな部屋に住んでいるんだろう?」「ミニマリストの部屋にはどんなものを置いているんだろう?」そんな疑問や興味を持っている方は多いと思います。ここでは、性別やライフスタイル別に、ミニマリストの部屋や持ち物についてご紹介していきます。

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ミニマリストの女性は、化粧品や化粧ポーチの中身、アクセサリーなども厳選して、極力持ち物を減らす工夫をしていますが、そもそも化粧ポーチなどは、一般的には男性は持たないアイテムです。

同じミニマリストの部屋であっても、男性ミニマリストと女性ミニマリストでは、スキンケア用品、メイク用品、ネイル用品、アクセサリーなど、女性ならではの持ち物が多い分、女性のミニマリストの部屋の方が、物は多い傾向にあります。

ミニマリストは痩せている?!

「ミニマリストに太っている人はいない」って本当?

どういうわけか、ミニマリストには痩せている人が多いと言われています。実際、ネット上にも、「ミニマリストを目指して色々な物を捨て始めたら、特に食生活を変えたわけでもないのに痩せてきた」という記事が散見されます。ミニマリストとして有名な佐々木典士氏も、著書の中で「太ったミニマリストには出会ったことがない」と書かれています。

残念ながら、これに関しては明確な医学的根拠を示した情報はないので、本当にミニマリストになることと痩せることに因果関係があるかどうかはわかりません。しかしとにかく、ミニマリストとして生活し始めたら痩せたという例は枚挙にいとまがないようです。

察するに、ミニマリストとして生活するということは、まめに動くことにつながるので、もしかしたら、それでカロリーが消費され、痩せているのかもしれません。または、物が少なくなったことで必要以上に自分を悩ませる選択肢が減り、生活そのものにストレスがかからなくなったため、知らず知らずのうちにストレスが原因の過食が治り、痩せたのかもしれません。

いずれにせよ、今の自分にとって最低限必要な物は何かを見極めるには、過去でも未来でもない、今現在の自分自身をしっかりと見つめる必要があります。それは自分自身の生活、体型、習慣などを徹底的に見直すことにもなるので、生活における問題点なども改善しやすいのでしょう。

ミニマリズムは目的ではなく手段

無理に捨てる・衝動的に捨てるのはNG

ミニマリズムの目的は、あくまで自分自身がシンプルで快適な部屋で暮らすということであり、部屋にある物の少なさを競争するものではありません。部屋から色々な物を捨てていくと、確かにスッキリします。

しかし、「捨てること」そのものを目的にしてしまうと、今度は物を持つことに必要以上にストレスを感じたり、「とにかく何か捨てなくてはならない」という強迫観念を持つようになってしまいます。快適な部屋を求めてミニマリストとして暮らし始めたのに、部屋に物が増えるだけでイライラしてしまう、恐怖心さえ持ってしまう。そんなことになってしまっては、本末転倒です。

また、部屋から勢いよく物を捨ててしまった結果、冷静に考えれば捨てるべきではなかったと後悔してしまうものなどもあるので、断捨離する時は、あくまで落ち着いて実行しましょう。無理やり物を捨てたり、衝動的に全て捨ててしまうのはNGです。

ミニマリストを辞めた人達

「一旦はミニマリストとして、部屋にあるものを一切合切物を捨ててしまったが、その後、ミニマリストをやめた」という人達もいます。そういう人達はほとんどが、「やりすぎ」の反動が出た人達です。部屋にある物を減らしすぎてしまったために、逆に不便やストレスが生じてしまったのでしょう。

しかし、部屋にあるものを、ほぼリセットに近い状態まで減らしたことがあるという経験があれば、その後の人生においても、必要以上に部屋にものを溜め込んだり、自分が住んでいる部屋を「汚部屋」や「ゴミ屋敷」にしてしまうような可能性は低いはずです。一度、その域を通過しておくのも良い経験という感じもします。

ミニマルの基準は人それぞれ

ミニマルとミニマムは、語感も意味もよく似た言葉ですが、厳密に言うと、意味はそれぞれに異なります。 どちらも「最小限」を意味する言葉ではあるのですが、ミニマムの場合は数値的な最小限、ミニマルの場合は質も含めた最小限を意味します。

例えば「ミニマムなワードローブ」と言うと、まるで囚人服の様に着る服の選択肢が一つしかない状態になります。一方、「ミニマルなワードローブ」と言うと、 デザインや着心地の良さ、必要な服の枚数など、人によって優先するものが異なるので、同じ「最低限」であっても、その内容は変わってきます。

ミニマリストは、 あらゆるものをミニマム――絶対的な最小限にするのではなく、自分にとって居心地の良い最小限、つまりミニマルを探さなくてはなりません。ミニマリズムとは、「部屋から物を減らせばそれで良い」というような単純なものではないのです。ミニマルの基準はあくまで人それぞれ。押し付ける必要も、押し付けられる必要も全くない、ということを理解しましょう。

ミニマリズムは目的ではなく手段

いかがでしたでしょうか?

ここまでご紹介した内容で、ミニマリストというのは、「狂ったように、一切合切の物を部屋から捨ててしまうヒステリックな人」、「必要以上に断捨離にこだわる変わった人」ではない、ということが、おわかりいただけたと思います。自分が住む部屋に、あくまでも心地よいと感じられるだけ物を置き、余計なものに煩わされず、シンプルに、そして快適に暮らす。それがミニマリストです。

ミニマリストとして暮らすことのメリットをまとめると、次のようになります。

【ミニマリストの部屋で暮らすメリット】その1
ミニマリストとして暮らすことで、 部屋の掃除が楽で簡単になる。結果、部屋を掃除する頻度が上がり、常に清潔で心地よい環境で暮らすことができる。汚い部屋、荒れた部屋で過ごすストレスから解放される。また、「掃除をしなくてはならない」というプレッシャーや「未だに掃除ができていない」という自己嫌悪からも解放される。

【ミニマリストの部屋で暮らすメリット】その2
物を保管管理するためのスペースが必要なくなる。必要以上に広い部屋に住まなくても、十分広々と暮らせる。

【ミニマリストの部屋で暮らすメリット】その3
服の数を減らすことで、「正直微妙……」コーディネートを排除することができる。また私服を制服化することで、朝からどの服を着ようか悩む必要がなくなる。余計なことにエネルギーを使わなくて済むので、無駄に疲れない。

【ミニマリストの部屋で暮らすメリット】その4
医学的な根拠は現在のところ不明ながら、ミニマリストになったことで痩せたと言う声が多数ある。 シンプルに暮らすことで、体からも不要な脂肪をなくすことができる可能性がある。

もしあなたがミニマルな生活に少しでも興味を持っているのだとしたら、出来る範囲からで大丈夫なので、気軽にミニマリスト生活を始めてみてください。 日々の暮らしが楽しく快適になっていくことでしょう。

初回公開日:2017年09月18日

記載されている内容は2017年09月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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