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未使用の切手のはがし方・コツ|水/冷凍庫/冷蔵庫/ドライヤー

更新日:2020年08月28日

未使用の切手を間違えて貼ってしまった経験はないでしょうか。未使用なのにそのまま捨ててしまうのは勿体ないと考えている方は多いのではないでしょうか。この記事では、封筒や葉書にはた未使用の切手を再利用するために、切手のはがし方を紹介します。

未使用の切手のはがし方・コツ|水/冷凍庫/冷蔵庫/ドライヤー

冷凍庫で切手ははがれる?

冷蔵庫に切手を入れるはがし方で切手がはがれるという情報もあります。やり方は冷蔵庫の場合と同様です。湿らせた切手を20分間冷凍庫に放置するというはがし方です。

この方法で切手をはがすことができるのでしょうか。実際にこのはがし方を試してみました。

冷凍庫に20分封筒ごと切手を置いたままにしましたが、取り出してみても何の変化も見られませんでした。切手の端っこがはがれることもありませんでした。念のためもう数十分冷凍庫に放置しましたが、何の変化も見られませんでした。

したがって、切手を冷凍庫に入れるというはがし方は確実に切手をはがすやり方ではありません。

ドライヤーを使うと切手ははがれる?

ドライヤーを使ったはがし方も、ネット上の記事で多く見かけます。そのはがし方とは、切手を水に浸し湿らせ、ドライヤーの熱で切手を乾かすとはがれる、という方法です。

ドライヤーで本当に切手ははがれるのでしょうか?実際にこのはがし方を試してみました。

封筒に貼り付けた切手を少し湿らせ、乾燥するまでドライヤーに当てましたが何の変化も見られませんでした。念のため、封筒に貼った切手をさらに多くの水に濡らし再度ドライヤーで乾かしましたが切手ははがれませんでした。

したがって、このはがし方も信ぴょう性はなく、確実に切手をはがす方法とはいえないでしょう。

シャンプーを使ったはがし方はどうなの?

ネット上ではシャンプーを使った切手のはがし方が紹介されており、そのやり方で切手をはがす動画もあります。その動画では切手をうまくはがしていました。

シャンプーを使った切手のはがし方は、水の中に少量のシャンプーを溶かした液を切手に塗るという方法です。実際にこのはがし方を試してみました。

液を切手に浸して数分放置しました。そして手ではがしてみたところ、切手の裏面に封筒の紙片がくっついたままはがれました。水ではがす方法のように綺麗に分離しませんでした。シャンプーの成分によってははがれない場合があるとされていますので、確実性のあるはがし方とはいえないでしょう。

蒸気をあてるはがし方

ネット上には、貼られた切手に蒸気を当てるというはがし方も紹介されています。このやり方で切手ははがれるのか、実際に試してみました。

やかんに水をいれ沸騰させ、蒸気を封筒ごと切手に数秒あてました。切手は微動だにしません。さらに数秒あてます。ようやく切手の端がめくれましたが、手でつまみはがそうとしてもはがれませんでした。

蒸気をあてるやり方は確実な方法といえないでしょう。

切手のはがし方のコツ

貼られている封筒やはがきの紙質によって切手がうまくはがれる場合とそうでない場合があるといわれています。切手を綺麗に、確実にはがすには、水に浸けるか、「切手はがし」を使うことが確実です。それ以外の方法では、むりやり切手をはがなければなりませんし、紙片がくっついてきたり、切手の一部が封筒に残ったりと、良い方法ではありません。

切手のシールのはがし方

最近は、水で湿らさないシール式の切手も販売されています。このシール式切手を間違って貼ってしまった場合には、はがし方はあるのでしょうか。シール式切手のはがし方について調べてみました。

一番良いはがし方は、水に浸けることです。切手の水に浸けるはがし方と同じように自然にはがれてきます。日本のシール式切手はコレクションを考え、水ではがせるよう作られていますので、このはがし方がです。

また、通常のシールと同じように、ドライヤーをあて乾かすはがし方や、「シールはがし」を使ったはがし方もあります。

切手の再利用のためのはがし方

切手を再利用するためには、なるべく綺麗に切手をはがす必要があります。原型を留めていれば切手は使えますが、やはり人に差し出すものは見栄えが良い方がベターです。

綺麗に切手をはがすには、水やぬるま湯を使った方法と、「切手はがし」を使った方法をします。他の方法でもはがすことはできますが、手ではがすとシワがついてしまったり、切手の一部が封筒に残ってしまったり、綺麗にはがすことが難しいからです。

切手をはがす以外の再利用方法は?

わざわざ切手をはがすのは面倒くさいという方には、他の方法があります。郵便局で交換をしてもらえます。郵便局では切手は現金と同じ扱いです。手紙やはがきに貼っていても、汚れたり破れていなければOKです。ただし、所定の手数料がかかります。郵便切手は1枚につき5円の手数料です。他にも、はがきや郵便書簡、レターパックも交換してもらえます。

交換してもらえるものは、通常切手、特殊切手の他、郵便はがき、郵便書簡、レターパックおよびスマートレター、エクスパック封筒です。切手を使用しないという方にはです。

また、無理やりはがすのではなく、貼ってしまった封筒やはがきごとはさみで切り取り、接着剤を使用し貼り付けるという簡単な方法もあります。手間がかからないので、はさみで切り取れる素材でしたらこの方法が一番です。しかし、見栄えはよくないので、きちんとした書類には使わないほうがベターでしょう。

次のページ:貼ってしまっても、未使用の切手ならば再利用しよう!

初回公開日:2018年03月18日

記載されている内容は2018年03月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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