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水道水を飲む方法・健康に良いのか・デメリット|沸騰させる

更新日:2020年08月28日

水道水は飲もうとおもえば、すぐに飲むことはできます。しかし、それは本当に安全な水なのでしょうか。この記事では、水道水を飲む方法やそのデメリットなどについて解説していきます。水道水を飲むのが怖いという方は、是非読んでみてください。

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赤サビ

水道水を飲む際のデメリットとして、赤サビが混じっている場合があります。水道水にしても、水道管にしても、安全に飲めるよう厳しく管理されていますが、それでも目が行き届かない場所があります。それは、ビルやアパートなどの集合住宅にある水道管です。各部屋につながるまでの水道管部分に関しては、建物の持ち主の領分で、水道管の質が低い所もあります。

その多くは、水道管を長期間使用したことで老朽化しており、赤サビが混ざる環境になっています。いくら水質の高い水道水だったとしても、そんな水道管を通れば、たちまち安全性は低くなってしまうことでしょう。

ニキビ

日本の水道水は、人が安全に飲むことができるように塩素消毒がされています。しかし、塩素は人体に良くない影響をもたらすとされており、その結果として、肌にニキビが出やすくなっているといわれています。原因が塩素と決まってはいませんが、塩素によって人体になにかしら悪影響があることは否定できないでしょう。

塩素による消毒は、水道水を安全に飲むために必要なことです。しかし、それでも水道水に含まれる塩素がデメリットと感じる人は、対策を講じる必要があります。

水道水を飲むのは安全か

水道水の味については、地域差があると先述しましたが、それは安全性の面でも同じことが言えます。そのため、現在住んでいる土地やこれから引っ越す予定の場所の水道水が安全なのかを知ることは、非常に大切です。また、水道水の安全基準はどれくらい厳しいのか、水質はどれくらいのレベルを基準に設定しているのか、これらを知らない人は多いのではないでしょうか。

この項目では、水道水を飲むのは安全かどうかに関する話を3つ挙げてご紹介します。

大阪

大阪の水道水は、まずくて飲めないというイメージを持っている方は、結構多いのではないでしょうか。しかし、大阪の水道水が美味しいことをアピールするため、販売されている水道水が多くの人から高い評価を受けています。大阪が平成12年から導入している高度浄水処理で水質を向上させた結果、以前よりも安全性が高く、美味しい水になったとのことです。

水道水を飲むための安全基準が厳しい

水道水は、ミネラルウォーターよりも安全基準が厳しいです。ミネラルウォーターが食品衛生法で決められているクリアすべき基準が39項目、対して水道水が水道法で決められているクリアすべき基準が51項目となっています。項目の数だけを見ても、水道水の安全基準の方がはるかに厳しいことがわかります。

水道法における水質の考え方

水道法で定められている安全基準が厳しいことは先述しましたが、水道水の水質基準には前提となる考え方があります。それは、人が水道水を一生かけて毎日飲んだとしても、人の健康に影響が出ない水準を基準とする考え方です。これをもとに基準を設定しているため、水道水はより高い安全性を維持しています。

また、水道局では、定期的に水質検査が行われています。井戸水や家庭の水道水などで、200項目以上をチェックし、その結果は公表されるので、気になる人は水道局のサイトをご確認ください。

水道水を飲むことができる国って?

皆さんは海外旅行に行ったことがあるでしょうか。の観光地として有名な国や他の人があまり行かないような穴場スポットがある国、食事や景色、大自然など、さまざまな理由や目的で海外旅行を楽しむ人は多くいらっしゃいます。しかし、その反面、現地の人と揉めてしまったり、水が合わなくてお腹を壊してしまったなどのトラブルも旅行にはつきものです。

特に水が合わなかったというのはよく聞く話ですが、そもそも水道水は飲むことができない国の方が圧倒的に多いです。それでは、どの国の水道水なら安全なのでしょうか。この項目では、水道水を飲むことができる国をご紹介します。

アイスランド

水道水を飲むことができる国として、アイスランドが挙げられます。アイスランドは大自然に囲まれた国なので、質の良い水を手に入れやすいです。また、人が暮らしていると水の汚染は避けられませんが、アイスランドは人口が少ないためか、水道水に大きな影響は出ていません。

もちろん飲料水は厳しい管理で安全性を維持しており、アイスランドの気温の低さによる冷たさも相まって非常に美味しい水を飲むことができます。ただ、日本で水道水に塩素が含まれているように、アイスランドではお湯に硫黄が含まれています。つまり、温泉です。水から沸かすよりも、温泉を引いた方が安上がりというのが理由だそうです。

食器洗い時などでは気にならなくても、料理に温泉は使いたくないという人は、手間ですが水を沸かす必要があります。

ドイツ

水道水を飲むことができる国として、ドイツが挙げられます。ドイツの水道水の安全基準は、ミネラルウォーターの安全基準よりも厳しいため、水をわざわざお店で買う必要はありません。ドイツのベルリンの水道水は、赤ん坊でも飲むことができるため、水源となっている場所が汚れないように守っています。

日本で行われている塩素の殺菌は、ドイツでも以前は行われていましたが、現在はやっていません。雑菌が繁殖してしまった時など、例外的措置として使うにとどめています。質の良い水源を保護していること、健康に良くないことなどを理由としています。

ニュージーランド

水道水を飲むことができる国として、ニュージーランドが挙げられます。ニュージーランドは、水質が地域によって変わってくるものの、全体的に安全性の高い水道水と言えます。クライストチャーチなどの山が近い地域では、特に美味しい水道水を飲むことができるでしょう。

ただ、水質が場所によって違うために、浄水フィルターを使うよう推奨してる自治体もあります。また、日本の水道水と異なる点として、虫歯予防のため、多くの地域で水にフッ素が含まれています。

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初回公開日:2018年03月02日

記載されている内容は2018年03月02日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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