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【種類別】エキナセアの育て方|種・苗から/鉢植え/冬

更新日:2020年08月28日

エキナセアという植物をご存知でしょうか?エキナセアは花弁の色がたくさんあり、花壇を華やかにしてくれること間違いなしです。更に根っこには免疫力を強くする効果があり、古くからハーブとして使われています。そこで今回は、エキナセアの種類別の育て方や効果をご紹介します。

【種類別】エキナセアの育て方|種・苗から/鉢植え/冬

パウワウにはホワイトとワイルドストロベリーの2種類あり、真っ白な花と鮮やかなピンク色の花を咲かせます。
暑さに強い花なため、多少水やりを忘れても毎年きれいな花が咲く品種です。

パウワウの特徴として、初めて咲いたときは小さいですが、年々草丈が大きくなり60センチほどになります。使用する土や育て方は上記にある種から・苗からと同じもので大丈夫です。

バージンとは?

花の中心が緑色で、花弁の数が多く花咲が尖っているのが特徴です。白や薄い緑かかった花を咲かせます。ひまわりのように、花を支える茎が頑丈で、草姿がとてもきれいです。一つの株でたくさん咲かせることができるので、毎年春に植え替えをしましょう。使用する土や育て方は上記にある種から・苗からと同じもので大丈夫です。

アングスティフォリアとは?

「パープルコーンフラワー」とも呼ばれます。花はピンク・オレンジ・パープルの3色あります。茎が細く花弁は下向きに咲きます。根が大きくなるため、地植えか深めの鉢で育ててください。使用する土や育て方は上記にある種から・苗からと同じもので大丈夫です。

古くから南米でお茶の甘味をだすものとして使用されていました。生で食べてみると、口いっぱいに甘味が広がるのも特徴です。大きいもので100センチになり、6~9月に開花します。ほかの品種と違って少し寒さに弱いため、冬は鉢にいれて玄関先や室内で管理をします。

エキナセアはハーブとしても優秀

エキナセアは観賞用として最適ですが、実はハーブとして有名なのを知っていましたか?
その歴史は古く、19世紀から北アメリカ発祥で万能薬として使われていました。エキナセアには風邪・インフルエンザ・花粉症・傷・感染症・皮膚炎・自律神経などさまざまな効果が期待でき、「天然の抗生物質」と言われています。

しかし、観賞用として使われるものとは違い、種や苗はハーブとして改良されたものを購入する必要があります。園芸品種として買われたものは見て楽しみましょう。このハーブの育て方は観賞用のエキナセアとほとんど同じですが、寒さに弱いです。冬の寒くなる時期は藁をかぶせるなどの工夫をしましょう。

ハーブとして最も効果が期待できるのは、アングスティフォリアです。上記の中ではパープレアも使用できます。花が散る10月頃から根・葉・茎を取り、3日ほどよく乾燥させてパリっとなると目安です。

エキナセアはキク科の植物なため、キクにアレルギー反応が起こる方は使用しないでください。また効果が高すぎることから、妊娠中や授乳中、子どもへの服用は避けてください。

育て方は手順を守れば難しくはないですが、初めて挑戦する方は苗から育てることをします。エキナセアハーブは正しい育て方でたくさん生長します。ぜひ育ててその効果を実感してみてください。

エキナセアの冬の育て方

エキナセアは冬の寒い環境でも丈夫に育ちます。そのため、特に対策は必要ありません。水のやりすぎに注意すれば、冬も越えることができます。冬になり、寒くなってくるとエキナセアは枯れてきます。枯れた葉は必ず刈り取ってください。

「宿根草」と呼ばれる種類なので、根が生きていれば春になったらまた花を咲かせます。枯れた花の中心は、次の種として収穫しましょう。たくさんできるので花壇一面エキナセアを飾っても美しいです。

エキナセアをお部屋でも楽しもう!

今回はたくさん種類のあるエキナセアの育て方を紹介しました。

育てて観賞するだけでなく、切り花やドライフラワーとしても最適です。エキナセア一本を部屋に飾ったり、まとめてドライフラワーにするだけで部屋が一段と明るくなるでしょう。

それぞれの育て方をよく理解し、観賞用・ハーブ・切り花として楽しんでみましょう。

初回公開日:2017年11月25日

記載されている内容は2017年11月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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