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土鍋の焦げの落とし方5つの手順|焦げつかせない方法4つ

更新日:2022年04月11日

そろそろ冬の定番の鍋の季節となり、土鍋が活躍する時季となりました。最近では土鍋でご飯を炊くという人も増えてきましたが、やり方を間違えると焦げ付いたりして手間がかかります。ここでは、土鍋の焦げの落とし方や焦げつかせない方法をご紹介します。

土鍋の焦げの落とし方5つの手順|焦げつかせない方法4つ

土鍋を大切に使う

寒い日に活躍する鍋料理は、準備も簡単なうえ大勢で囲んでワイワイ楽しく食することができ、また体の中からポカポカと温まるので冬の定番料理といえます。そして鍋料理に欠かせないアイテムといえば、土鍋です。最近ではご飯を炊くのにも土鍋を使うという人が増えてきました。

保温効果も高いため、いろいろな使い方ができる土鍋は優秀なアイテムといえますが、長く使うためにもちゃんとメンテナンスをしないといけません。

土鍋の焦げの原因

どんなに丁寧に使っていても、使い方を間違えてしまえば簡単に土鍋は焦げついてしまいます。なぜ土鍋が焦げてしまうのか、その原因についてご紹介します。今使っている土鍋が焦げてしまうという経験をしている人は、どうして土鍋が焦げてしまうのか理解していきましょう。

焦げるという現象がなぜ起こるのか、主な原因を知っていることで、普段調理をする際にもある程度の予防をすることができるでしょう。

火力が強すぎる

土鍋が焦げてしまう理由の一つに、火力が強すぎるという事が挙げられます。火加減というのはなかなか難しいもので、レシピのとおりにやっていても焦げてしまうこともあります。

家々でガスコンロの火力の強さが多少違ったり、また「弱火」「中火」「強火」などの表記があったとしても、人の火加減の捉え方により違いが出てしまいます。

土鍋を使用する場合、自分が考える火加減よりも弱めの設定にすると焦げがつきにくくなります。

長い時間火にかけすぎる

次に、長時間火にかけすぎてしまうという事が挙げられます。ご飯を炊く場合は時間が決まっているのでさほど問題はありませんが、みんなで囲んで食べる鍋料理などの場合は、コンロにかけた状態で置いておいたり、具材にしっかり火を通したいからと長い時間火にかけておくことはないでしょうか。

焦げるということは、鍋の煮込まれることで食物などに含まれる水分が蒸発し、食物が炭に変化した状態をいいます。

土鍋は長持ちする

土鍋はお手入れ次第ではぐっと長持ちします。焦げ付きだけではなく、土鍋を長く使っていくためにも、土鍋の正しい使い方とお手入れ方法をご紹介します。

1.空焚き、濡れた状態で火にかけない
2.熱い状態でいきなり水をかけたりしない
3.土鍋の裏面(底)の素焼き部分は洗わない
4.つけ置き洗いはしない
5.洗剤はなるべく使わず、金たわしは避け、柔らかいスポンジで水洗いをする
6.洗浄後は乾いた布でふき、しっかり乾かす

重曹の土鍋の焦げの落とし方5つの手順

土鍋の焦げがなかなか取れない原因は土鍋の素材にあります。土鍋は土でできており、目には見えない細かい穴が無数に空いています。煮汁や焦げなどがその穴に入り込んでしまうと、焦げが落ちにくくなります。

そこで、土鍋についた頑固な焦げを落とす方法をご紹介します。食品には酸性の食品とアルカリ性の食品との2種類があり、酸性にはアルカリ性の重曹、アルカリ性には酸性のお酢を使います。

今回は重曹の使い方をご紹介します。

手順1:土鍋に水を入れる

まずは土鍋に水を入れます。最初からお湯を入れてやり始めると、重曹の効果が発揮されません。そのため、必ず水から始めるようにしましょう。

重曹での焦げ落としの前に、土鍋の焦げ付きをこすらずにぬるま湯を入れて一晩おいておくことで、土鍋に水分が浸透し焦げが浮き上がります。これで落ちるならばいいですが、焦げが落ちなかった場合は重曹の出番です。重曹を入れる場合は緩んだ焦げを洗い流して、改めて水を入れましょう。

手順2:重曹大さじ4杯を土鍋の中に入れる

水を入れたら、そこへ重曹を大さじ4杯入れてよくかき混ぜ溶かします。アルカリ性の重曹は、ご飯や麺類などの炭水化物系、肉や魚などを焦がした場合の酸性の焦げに効果的に働きかけ、中和して落とすという作用を持っています。

土鍋の焦げの原因が何かが分かっているのならば、その焦げとは反対の性質を持つ洗浄剤を使って落としましょう。今回は酸性の焦げを落とす重曹を使います。

次のページ:焦げを落とすときの注意点

初回公開日:2018年11月21日

記載されている内容は2018年11月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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