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酸素系漂白剤を使った洗濯槽の掃除の方法・酸素系漂白剤

更新日:2020年08月28日

きちんと洗ったはずの衣類やタオルから何かイヤな臭いがすると感じたら、一度思い切って洗濯槽を掃除してみるのも一つの方法です。普段から洗剤や香りのよい柔軟剤選びにこだわっている人にこそしたい、身近な酸素系漂白剤を使った洗濯槽の掃除方法をご紹介していきます。

酸素系漂白剤を使った洗濯槽の掃除の方法・酸素系漂白剤

酸素系漂白剤の特徴を比べて選ぼう

ドラッグストアやホームセンターに行けばありとあらゆる掃除グッズが並び、洗濯槽の掃除に使える酸素系漂白剤のバリエーションも豊富なことがわかります。今回の特集では話題の商品の中から6種類の酸素系漂白剤をピックアップしてご紹介します。

あなたのニーズに合った酸素系漂白剤とは何か、選ぶ時の参考にしていただけると幸いです。

世界中で愛されるオキシクリーン

過炭酸ナトリウムを主成分とする「オキシクリーン」は、キッチンや衣類など生活のあらゆるシーンで大活躍してくれる便利な酸素系漂白剤としてです。ホームセンターなどで見かけるバケツ型の容器と、コストコやネットショップで扱われる大容量のBOX型があります。

いずれも洗濯槽の汚れを落とす洗浄力に大きな差はないものの、実は圧倒的に違う点もあります。それは原産国と中に含まれる添加物の有無です。バケツ型のオキシクリーンは中国製の商品を日本が輸入販売している酸素系漂白剤で、過炭酸ナトリウムの他に水の軟化剤として炭酸ナトリウムを加えた構成となっています。

一方コストコでのBOX型オキシクリーンはアメリカ製の酸素系漂白剤で、こちらには添加物として界面活性剤が含まれ、さらにブルーの粒が混じっていることでも見分けられます。界面活性剤は洗剤や化粧品などさまざまな品に入っていますが、無添加にこだわる人にとっては気になる成分の一つでしょう。

ただ、洗剤における界面活性剤は皮脂や油汚れを効果的に落とす意味では欠かせないものでもあります。同じオキシクリーンでも強い洗浄力を望むならアメリカ製を、マイルドでより安心して使える酸素系漂白剤を求めるなら中国製を選ぶといいでしょう。

洗濯洗剤だけじゃない洗濯槽のアリエール

安心の日本製と「洗濯科学のアリエール」というキャッチコピーでおなじみのアリエールには、洗濯槽クリーナーもあります。特徴は活性酵素と洗浄成分の力でカビ胞子を99.9%除去するところで、強力な除菌漂白力を持つ塩素系でないにもかかわらず浸けおきの必要がない使用方法も忙しい主婦には嬉しいところではないでしょうか。

また、洗濯槽のニオイ汚れが気になるという場合も考慮してファブリーズと共同開発されている点でも他の酸素系漂白剤と差別化を図っています。比較的短時間で洗濯槽をきれいにしたいと考える方には酸素系漂白剤といえるでしょう。

ただ一つ残念なのは、ドラム式の洗濯機に対しては使用を控える表示がされていることです。高い洗浄力が魅力でも洗濯機そのものが故障してしまっては元も子もありませんので、十分に注意することも大切です。

カビ退治の定番といえばカビキラー

日本でカビを落とす洗剤と言えば、ダイレクトなネーミングでおなじみのカビキラーでしょう。老舗ブランドならではのラインナップとしては塩素系と非塩素系2つの洗濯槽クリーナーがあり、あらゆるタイプの洗濯槽に対応してくれるメリットがあります。

そのうち粉末の非塩素系における特徴は、通常の粉末カビ取り剤と比較して浸透力が3倍もあるという点でしょう。カビキラー自慢のアクティブ酵素は効果的に汚れを剥がしとり、もちろんカビ胞子の除去率も99.9%を掲げています。

また口コミでは除菌と消臭のパワーにも評価が高い製品となっていますが、粉末と液体の同時使用は有毒なガスを発生させ大変危険ですので注意しましょう。

元祖エコのシャボン玉石鹸

原材料は天然系で香料・着色料・酸化防止剤・界面活性剤などの合成添加物や化学物質フリーが自慢のシャボン玉石鹸では、多目的に使える洗濯槽の漂白剤があります。

こちらも過炭酸ナトリウムを主成分とした酸素系漂白剤ですが、さらに安全性の高い重曹をプラスして洗浄力を高めていて赤ちゃんがいるご家庭や健康に気を使う人にとっては大変使い勝手のいい漂白剤といえるでしょう。

日本で長く愛されているロングセラー商品だけに、ムダなものを排除した効果ありきのパッケージもわかりやすくてです。

激落ちくんシリーズの酸素系漂白剤

「激落ちくん」というと水だけで効果的に汚れを落とすメラミンスポンジのイメージが強いものの、最近では生活の広範囲をカバーしてくれる新しい洗浄剤もリリースされているのがレックの同シリーズです。

特徴的なイラスト共に堂々とうたわれた「塩素系を越えた」のキャッチコピーは、高い除菌力を誇る塩素系漂白剤にも成し得なかったカビの菌糸までを取り除く効果を指しています。さらにコスパが良くハイスペックな酸素系漂白剤としては珍しく、ドラム式洗濯層にも対応することで注目度の高い酸素系漂白剤となっています。

洗濯槽にも使えるキッチンハイター

洗濯槽の掃除に使う市販の酸素系漂白剤は、必ずしも洗濯槽専用を使わなければならないとは限りません。少し視点を変えれば、ご家庭のキッチン用でスタンバイしている粉末の酸素系漂白剤でもその効果は十分得られます。

例えば花王から出ている粉末のワイドハイターはアルカリ性の性質をもった酸素系漂白剤で、油脂やタンパク質・炭水化物の汚れに強い特徴を持っています。これは洗濯槽汚れで取りたい汚れの成分に合致することから、強い味方になることは間違いありません。

コスパも洗濯槽専用の酸素系漂白剤をさらに上回りますので、お財布にも優しい洗濯槽掃除が実現できるでしょう。

酸素系漂白剤を使うならココに注意!その対策もご紹介

どんなに添加物の少ない安心な成分であっても、何らかの薬剤を使用して行う掃除にトラブルがゼロとは言い切れません。事前の注意書きに目を通す習慣で避けられることもたくさんありますが、できるだけ気持ちの良い掃除をするためにはやはりきちんとした知識が必要となるでしょう。

洗濯槽の掃除によって起こる具体的なトラブルとそれを防ぐために必要なポイントをご紹介します。

洗濯槽の掃除が引き起こすトラブルとは

酸素系漂白剤を選ぶ人の多くは、鼻をつく強烈な刺激臭がないことを最大のメリットと考えているはすです。ただ同時に特徴的な臭いがあることで危険を予測させ、有毒ガスの発生が未然に防げているという側面も忘れてはいけないでしょう。

手軽で安全に使うことのできる酸素系漂白剤も使い方を間違えれば機械の故障など重大な事故を起こしかねないことから、注意すべきポイントはしっかり押さえて掃除に取り掛かる必要があります。

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初回公開日:2017年10月16日

記載されている内容は2017年10月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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