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正しいお茶の出し方マナー|茶托/菓子/お盆の使い方・自宅での来客・法事

更新日:2017年10月27日

お客様をおもてなしする際に必要なのが「お茶出し」です。その際「ただお茶を出すだけ」などと思わず、お茶の出し方のマナーをきちんと知っているだけで、自分自身の評価に差がつきます。なので、正しいお茶の出し方を身につけておきましょう。

正しいお茶の出し方マナー|茶托/菓子/お盆の使い方・自宅での来客・法事

ビジネスでの来客時

ビジネスでの来客時のお茶の出し方には、いくつか注意点があります。お茶の出し方一つをとってもその会社の評価に繋がる場合もあるので、要点をきちんと理解した正しいお茶の出し方を身に着けておきましょう。

来客人数を確認

来客人数が複数の場合、その人数を正確に把握しておきましょう。もし、お茶出しを始めた後に来客人数が増えた場合には、自社の出席者用に用意したお茶を先に来客者に出しましょう。その後で、足りない分のお茶を用意して出します。

お茶をだすタイミングに注意

お茶を出すタイミングは、担当者が部屋に入り挨拶が終わった頃が一番良いタイミングですが、お客様をしばらくお待たせする場合には、お客様をお部屋にお通しした直後が良いでしょう。遅すぎず、また早過ぎないタイミングを心掛けるようにしましょう。

お茶を出す順番は上座から下座

お茶は、立場が上の人から順番に出します。これは、職場や自宅に限ったことではなく、まず相手方の立場や役職が上のお客様からお出しし、その後あなた側の立場や役職が上の人から順に出すのが正しいお茶の出し方です。

立場が上の人はだいたい上座に座っているので、上座の人から出すのが一般的です。基本的に、上座とはドアから一番遠い席・下座とはドアから一番近い席の事なので、必ず上座・下座を把握しておきましょう。

時間が長引いてきた場合

会議や打ち合わせなどの時間が予定より長引いた場合は、古いお茶を下げて新しい飲み物を出すようにしましょう。この時、一杯目と二杯目を違う飲み物に変えたり、季節に合わせた飲み物を出すなど、臨機応変に対応することで、会社の評価にも繋がるでしょう。

美味しいお茶の入れ方

煎茶の入れ方

煎茶は、旨味を十分引き出すため熱湯ではなく少しぬるめの温度で入れるのがポイントです。まず、ポットから湯飲みに直接お湯を注ぎ、三十秒ほど置きます。次に、急須に茶葉を入れて湯飲みのお湯を入れますが、この時の茶葉の量は、湯飲み一つにつきティースプーン二杯です。そして湯飲みに注ぎましょう。

玄米茶・ほうじ茶の入れ方

玄米茶やほうじ茶は、香りを十分引き出すために、高温で入れるのがポイントです。まず、急須に茶葉を入れて熱湯を注ぎます。この時の茶葉の量は、玄米茶なら湯飲み一つにつきティースプーン二杯、ほうじ茶なら湯飲み一つにつきティースプーン四杯です。そして、湯飲みに注ぎましょう。

紅茶の入れ方

紅茶は、葉を蒸らしてよく開かせ、香りを引き出すのがポイントです。まず、ポットとカップに沸騰したお湯をいれ温めておきましょう。次に、ポットのお湯を捨て、カップ一つにつきティースプーン一杯の茶葉を入れ、熱湯を注ぎます。そして、すぐ蓋をして三分ほど蒸らしたらポットの紅茶をスプーンで優しくかき混ぜ、温めておいたカップに注ぎましょう。

おもてなしの心

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初回公開日:2017年10月27日

記載されている内容は2017年10月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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