Search

検索したいワードを入力してください

ステンレスの鍋・手入れの方法・変色の原因|揚げ物

更新日:2020年08月28日

ステンレスのお鍋は錆にくく、焦げ付きにも強くて手入れが比較的容易です。IHにも使用することができ、かなり使い勝手があります。オールマイティに使いやすい素材がステンレスのお鍋です。 なんとなくお鍋を使用している人もいるでしょう。様々な素材と比較してみましょう。

ステンレスの鍋・手入れの方法・変色の原因|揚げ物

ステンレスのお鍋を使用していて、煮込み料理をしていると、水分がなくなって焦げてしまったという経験もきっとあるでしょう。焦げてしまった場合も、無理に落とそうとすることで、皮膜を傷つけてしまうので注意をしなければなりません。擦れば擦るほどステンレスのお鍋はどんどん傷んでしまうでしょう。

そのようなとき、みなさんにしたいアイテムは、重曹です。重曹は、天然素材で環境や人体には悪影響も心配はある必要はありません。

重曹

重曹で落とす方法ですが、お鍋の汚れが浸かるくらいの水を入れ、重曹を 水1カップに対し重曹大さじ2程度いれます。火にかけて10分あたり煮立たせます。そして、半日位そのまま放置しておきましょう。次に中の水を捨てて、傷つけないようにステンレスのお鍋をいたわりながら、スポンジなどで落としてください。

ステンレスの鍋が変色する原因

ステンレスのお鍋がなんだか虹色になって来たということがあります。ステンレスの表面はクロム酸化物の薄い透明な膜ができています。ステンレスの酸化を防ぎ、錆にくくしているのですが、水中に含まれているイオンや、鉄分などが火にかけられたとき、水が蒸発するときステンレスの膜について虹色に見えたりします。

そのケースでは、ステンレス自体が変質したものではないので、安心して使用することができます。 そして取る方法ですが、水にお酢を入れて数分煮込んでみてください。

ステンレスの鍋は危険なのか

私達は、お鍋に対して、どのような安全基準を目指していけばいいのでしょうか。

テフロンは安心という思いこみをしている人たちもいるでしょう。しかし、テフロン加工だから安心ということも全然ありません。それは、高熱の環境で使い続けると、摩擦係数を減らし、こびりつきを防ぐために表面に塗られたフッ素が化学反応を起こしてしまい、有毒ガスに変ってしまうということです。

実際に神奈川県は空焚き実験を行った結果、400℃を超えた時点で、熱分解が起こり、423℃で有毒ガスが発生したとのことです。そこまで大胆に調理をする人たちもいなでしょうけど、有毒ガスを発生させる可能性もあるお鍋を使用している不安感は絶えずつきまとうものではないでしょうか。

ホーロー

ホーロー鍋だから安心と考える人たちもいるのではないでしょうか。ホーローは、金属の上に無機ガラス系の薬を焼き付けてくっつけた技術のことです。鍋の痛みを減らすことができ、臭いもこびりつきにくいです。ホーローは、加工にガラスを使用しているので、長期で使用し続けていると、ガラス層の塗膜が剥がれてしまうことがあります。

ガラスは高熱で溶ける有機物であることも注意をしなければならないですし、老朽化して、ガラスを体内に入れてしまうリスクもあります。健康のリスクを考えると、ホーロー鍋でも長期使用することはあまりできません。

ならばオーソドックスに鉄がいいのでしょうか。もちろん、鉄は錆びる金属です。そんなお鍋を長期的に使用できるはずはありません。 そのようなお鍋を使えば、すぐに買い換えを迫られてしまうことになるでしょう。

ステンレスのお鍋のメリット

やはり、そのような意味ではステンレスのお鍋はかなり安心感が期待できるともいうことができます。ステンレスはステン(サビ)であり、レス(否定)という意味です。

ステンレスのお鍋は、そのまま錆びないお鍋と言っています。 熱伝導性が高く、金属ならではの防汚や抗菌の面でも、安心感をもたらしてくれます。摩擦係数も低いので、メンテナンスも結構楽です。 ステンレスのお鍋もOKですし、ステンレスのフライパンもOKです。

無水鍋

ならば、お鍋と、フライパンの真ん中をとって、「無水鍋」というのはどうでしょうか。密閉性の高さで素材の持つ熱伝導効率が上昇させることができます。

調理時間短縮に繋げることができ、光熱費を安くあげることができます。食材から栄養の漏れ出るのを防ぐメリットがあり、普段よりも栄養価の高い料理を作ることができます。
ここでもやはり、錆びないステンレスは強靱と考えるべきです。

有害という噂

次のページ:ステンレスの鍋の磨き方

初回公開日:2018年04月03日

記載されている内容は2018年04月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related