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静岡の日本酒10選・見学できる静岡の酒造

更新日:2022年04月11日

今や和食とともに日本酒は世界遺産化してきているといえるほどのです。そんななか注目を集めているのが静岡県の日本酒です。フルーティで飲みやすく、南アルプスの伏流水によるまろやかな日本酒は他にはありません。静岡の日本酒を紹介していきます。

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静岡県藤枝市にある、江戸中期創業の伝統ある酒蔵、青島酒造によって造られているのが喜久酔です。酸味が少なく、香りが高く、やわらかな味わいを持ちます。

ある有名な雑誌では、毎日飲みたい日本酒の第一位に選ばれるほどで、高品質でありながら手の届く価格がです。冷酒、常温、ぬる燗とどの飲み方でもおいしいのも支持を集める理由でしょう。とはいえ、やはり大吟醸なので、父の日のプレゼントなどにも選ばれています。

商品を紹介

いろいろな静岡の日本酒を紹介してきましたが、もっと静岡県の地酒を深く知りたいなら、「地酒をもう一杯」を読んでみてはいかがでしょうか。静岡新聞社がプロ達に地酒の旨さを取材したこの本で、もっと静岡県の日本酒を楽しめるはずです。

また、日本酒を楽しむ観光ガイドとしても最適です。静岡エリアの酒蔵35軒、酒屋さん57軒、食べ処46軒が詳細なデータで紹介されており、静岡に行く際には持っていきたい本となるでしょう。

静岡へ酒造見学しに行こう

静岡の酒造を見学したいという人も多くいることでしょう。酒造りの一端を知ることができるのも魅力ですし、極上の日本酒を試し飲みできる楽しみもあります。気に入った日本酒はお土産として購入することも可能です。

静岡県の酒造のうち、酒造見学を行っている酒蔵を紹介します。

富士錦酒造

富士錦酒造は清酒「富士錦」醸造元です。元禄年間からの創業で、18代まで続く伝統ある老舗蔵としても知られます。

富士錦酒造の見学コースは約1時間程度、料金は無料です。見学が行える時期は11月~4月であり、5~20名の人数に対応しています。

また、日本酒造組合中央会経由で申し込むことも可能です。30分と60分のコースのどちらも蔵元見学、試飲、買い物という流れになりますが、60分コースは座学ができます。

花の舞酒造

花の舞酒造は100%静岡産の山田錦を使って日本酒を造ることで知られている醸造元です。昔ながらの大きな二間続きの和室や、鴨居のすかし柄などが風情ある佇まいとなっています。見学コースは60~90分です。

米の精米からはじまり、米麹の仕込み、お酒の発酵具合、お酒のしぼり方などが学べます。時期が合えば搾りたての酒粕が購入可能ですし、試飲もできます。店内でお土産品の日本酒の取り揃えも豊富なの醸造元です。

大村屋酒造場

大村屋酒造場は、「純米大吟醸 おんな泣かせ」「特別本醸造 若竹鬼ころし」などで有名な醸造元です。静岡県島田市にあります。

大村屋酒造場では、かつては見学を行っていましたが、2018年9月現在見学を中断しています。富士錦酒造と同じく、日本酒造組合中央会経由で見学の申し込みを受け付けていたので、見学に行きたい人は定期的に見学が再開されているかチェックしてみてください。

酒造見学の申し込み方法

酒造見学をするには、通常、予約が必要です。たとえば、花の舞酒造の場合、予約直通の電話またはFAX、メールで予約を取りましょう。ほとんどの酒蔵は、見学担当のスタッフがいません。そのため、事務所を待合所のように使われて困っている酒蔵も多いといわれます。

また、酒造りは微生物の力を借りて行うものなので、当日に納豆を食べるなどはもってのほかです。絶妙なバランスの微生物環境を乱さないように注意しましょう。

静岡の日本酒を堪能しよう

静岡の日本酒は、日本酒通が唸る逸品もたくさんあります。しかし、酒蔵のなかには毎日気軽に楽しんでほしい、食事にあう日本酒が造りたい、などを目標にしているところも多くあります。

それが万人から好かれる静岡の日本酒の特徴のひとつとなっているともいえるでしょう。今や、ワイングラスなどでも世界中の人から楽しまれている静岡の日本酒、ぜひ堪能してみてはいかがでしょうか。

日本酒の基礎知識

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初回公開日:2018年09月13日

記載されている内容は2018年09月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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