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料理7品の上手な粗熱の取り方|3つの粗熱をとる理由

更新日:2022年04月11日

料理の完成度に大きく影響する調理作業に、粗熱とりがあります。この作業を疎かにすると、味も見た目も悪くなってしまう料理もあるほどです。このように重要な作業ですが、料理ごとに粗熱をとる理由が違うのをご存知でしょうか。その理由や上手な粗熱の取り方などを紹介します。

料理7品の上手な粗熱の取り方|3つの粗熱をとる理由

食材4:卵焼き

卵焼きは熱々の状態で切ると、うまく切れずに形が崩れてしまいます。そのため粗熱をとる作業が必要です。

卵焼きが焼き上がったら巻きす、なければラップの上に置いて巻き、輪ゴムなどで固定して粗熱をとります。置く時間は5分ほどでOKです。粗熱がとれたら切り分けます。

卵焼きを巻きすやラップで巻いておくことで、形が整う上に余熱が入るので、多少半熟であっても全体にムラなく火が入ります。

食材5:煮魚

煮魚の場合は、皿に盛り付ける際に粗熱を摂る作業が必要になります。加熱直後の魚の身は非常に柔らかいので、下手に触ると形が崩れてしまうからです。

煮魚の粗熱の取り方は、火を止めた後、そのまま置くだけでOKです。こうすることで魚に味が浸み込み、身が締まって盛り付けやすくなります。なお、置く時間は1~2分ほどで十分です。冷まし過ぎても煮魚の美味しさが落ちてしまうので気を付けましょう。

食材6:カレー

カレーの場合は、保存する際に粗熱を取る必要が生じます。カレーは粘性が高いため冷めにくく、表面と中心部に温度差が発生しやすい料理です。そのため常温で置くと傷みやすくなります。ゆえに粗熱をとる作業が重要です。

カレーの粗熱をとるには、カレーが入った鍋を氷水を入れた桶に入れて、全体をかき混ぜていく方法がです。保存容器に入れてから冷ます場合は、濡れ布巾の上に置いておくと冷めるのが早くなります。

食材7:プリン

プリンの場合は冷蔵庫に入れる前に粗熱をとります。冷めない内に冷蔵庫に入れると、プリンに水滴がついてしまいます。また、粗熱がとれていない食材を冷蔵庫へ入れると、冷蔵庫に入っている他の食材の温度まで上げてしまい、食材が傷む原因になるので注意が必要です。

プリンの粗熱の取り方は、焼き上がったプリンを、浅く冷水を張ったバットの中に型ごと入れます。完全に熱が取れたのを確認してから、冷蔵庫に入れましょう。

ケーキや焼き菓子をよく作る方にアイテム

焼き菓子の粗熱をとるのに欠かせないアイテムが、ケーキクーラーです。熱を逃がしやすい構造になっているので、素早く粗熱をとることができます。早く冷ませば次の作業工程にもすぐに取りかかれるし、お菓子の完成度にも影響します。

このケーキクーラーは網目が細かいので、小さい菓子も下に落ちることがありません。角型なのでロールケーキやパンにも使用できます。ステンレス製なので、錆びにくく長持ちする点も魅力です。

粗熱をとる理由3つ

粗熱をとる作業は、料理の完成度にも大きく影響する大事な作業です。しかし、前にも説明したように、料理ごとに粗熱をとる理由は少し異なります。

ここでは、粗熱をとる主な理由を3つ紹介します。粗熱をとる作業がなぜ重要なのか、その理由をはっきりと知ることで、粗熱をとる作業をしっかりと丁寧に行う気持ちが養えるでしょう。

理由1:水滴をつけないため

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初回公開日:2018年12月26日

記載されている内容は2018年12月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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