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使い終わった油を固める方法6選|凝固剤の代用品もご紹介

更新日:2022年04月11日

揚げ物をした後の油の処理に悩んでいる方はいませんか。液体とはいっても、油を台所の排水溝に流すのは、絶対にダメです。ここでは、固めて捨てる方法や密閉する方法など、簡単に使用済み油を処理する方法をご紹介しています。ぜひ参考にして、適切に使用済み油を処理しましょう。

使い終わった油を固める方法6選|凝固剤の代用品もご紹介

自治体で使用済みの油を回収している場合には、ごみとして出さずにルールに従って回収に出しましょう。使用済みの油を回収して何に使うのか、疑問に思う方も多いのではないでしょうか。実は、自治体で回収した使用済み油は、再資源化され車の燃料に利用したり、石鹸や肥料・キャンドルなどにリサイクルされています。

回収する方法や場所は、各自治体の広報誌やホームページなどに掲載されています。事前に必ず確認をしましょう。

方法6:団体による回収に出す

多くの企業や団体が、使用済み油を回収して燃料や石鹸などにリサイクルする運動に参加しています。

近くのスーパーの入り口に、使用済みの油を回収するボックスが設置されていませんか。また、ガソリンスタンドやレストランでも、油を回収してくれるところがあります。自宅で油を固めるのが難しい場合、自分で処分するのが嫌な時には、身近にある回収所を探すことで、楽に油を棄てることができるでしょう。

油の保管方法

油を劣化させずに保管するためには、正しい保管方法を知ることが最も重要です。

油を固めることで捨てられるようにするのは、油が本当に使えなくなった時だけです。揚げ物などの油自体は何度か使うことできますから、固める前に、本当に使えないのかどうかを調べましょう。その上で、正しい保管方法で油を保管することで、綺麗なまま最大限に油を利用することができます。

方法1:天かすなどを取り除く

油を保管するための重要なポイントは、油に浮いてしまった天かすなどを取り除いて綺麗な状態にすることです。油を何度か使うことができるとはいっても、揚げ物をした後の油をそのまま取っておけばよいというわけではありません。

油を再利用する際には、保管の前にアクとりなどで天かすを取り除きます。さらに、キッチンペーパーなどを利用してろ過しましょう。除去フィルターを利用すると、より簡単にキレイに処理できます。

方法2:オイルポットで保存

油の保存には、オイルポットを利用するのがです。専用の容器を利用することで、より簡単で綺麗に油を保存できます。

オイルポットを使う利点は、油のベタベタ汚れがつきにくく、お手入れが簡単に済む点です。耐熱性のものが多く、油を移すときにやけどの可能性が低くなるのも、利点の一つです。さらに、汚れを除去するフィルターがセットになったタイプもあり、手間をかけずに油をキレイにすることができます。

方法3:瓶で保存

専用の容器を使わずに油を保存する場合は、瓶で保存するのがです。中でも、耐熱性の瓶は使った後の油を保存するのに適しているといえるでしょう。口の広いものを利用すれば、移し替えるのも洗うのも簡単です。

ただし、瓶は光を通してしまうため、油の酸化を招く可能性があります。日の当たらない暗所で保存するか、アルミホイルなどを巻いて光を遮断しましょう。光を通さない加工の瓶であれば問題ありません。

方法4:ペットボトルで保存

油を保存するときにはペットボトルを利用することもできます。ペットボトルは簡単に手に入りますし、汚れたらすぐに替えることができるのがメリットです。保存容器の油汚れを洗うのが嫌だという方には最適でしょう。

一方で、ペットボトルは耐熱性がないという問題もありますので、調理後にすぐに油を保存することができません。また、瓶と同じく光の当たらない場所におき、油漏れには十分に注意してください。

油の保存期限

油は何度か再利用できますが、保存期限は約3週間が目安になります。ただし、揚げる回数や量により油の汚れが違ってきますので、あくまでも目安として判断してください。

油の再利用は、節約とエコを兼ねているのでです。しかし、健康的に美味しく食べるためには、保存期限の見極めも非常に重要です。この記事の中で紹介している「油を捨てる目安」も参考にしながら、決めると良いでしょう。

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初回公開日:2018年12月12日

記載されている内容は2018年12月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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