落し蓋の効果のある使い方・代わり・｜ステンレス
更新日：2020年08月28日
落し蓋の効果のある使い方
煮物を作る際に欠かせないものといえば、落し蓋です。落し蓋は鍋よりも小さい蓋です。煮込みたい材料の上に直接乗せることで、煮崩れを防いだり味をより染み込ませたりする効果があります。
落し蓋は、煮込み料理を作る鍋の大きさよりも2cmほど小さいサイズを選びましょう。落し蓋がない場合や、落し蓋と鍋のサイズが合わない場合には、ラップやキッチンペーパー、お皿などでも代用することができます。また、使うことによってより効果が期待できる落し蓋についてもくわしくご紹介します。
落し蓋の効果とは？
落し蓋とは、日本料理で煮物を作る際に多く使われている道具です。落し蓋を使うことで、沸騰したお湯や煮汁が蓋に当たり、食材をムラなく煮込む効果や、少ない煮汁でもしっかり煮込む効果が期待できます。
また落し蓋を使うことで、煮汁が急に蒸発してしまうことを防いだり、荷崩れを防いだりする効果もあります。落し蓋は煮物を作る際には欠かすことのできない道具です。
落し蓋効果のある代わりのもの
落し蓋を使って煮物を作ることで、煮崩れを防いだり煮汁が蒸発することを防ぐ効果があります。しかし落し蓋は、使う鍋によってサイズが異なります。全ての鍋が使える落し蓋を用意することは難しいでしょう。そこで、落し蓋の効果がある代用品と、その使い方や効果についてご紹介します。
ラップ
ラップを落し蓋として使う場合は、ラップが食材に密着することでより味が染み込む効果が期待できます。ラップを落し蓋として使う際には、穴を数か所開けて使いましょう。落し蓋の代わりにラップを使う場合には、ひとつだけ注意点があります。使用するラップの種類によっては、熱に弱いラップもあるため注意する必要があります。
キッチンペーパー
キッチンペーパーは、落し蓋の代わりとして使うことができます。キッチンペーパーを落し蓋として使う場合には、真ん中に穴を開けて使いましょう。キッチンペーパーを落し蓋として使うことで、アクを取りやすい効果もあります。
厚手のキッチンペーパーを使う場合には、水分を多く含んで重みが出るため、強めの火力でもキッチンペーパーがずれにくい効果も期待できるでしょう。
アルミホイル
落し蓋の代用品として、アルミホイルも使用することができます。アルミホイルは、使いたい鍋の大きさに自在に合わせることができます。真ん中に穴を開けても良いでしょう。
手軽で簡単に落し蓋の代わりになるアルミホイルは、注意しなければならないことがあります。アルミホイルはとても軽いため、火力が強かったり煮ている間にずれてしまう恐れがあります。ずれてしまわないように注意して使用しましょう。また、アルミホイルは酢や醤油など酸の強い食品に弱いため、長時間放置しないようにしましょう。
クッキングシート
クッキングシートを落し蓋として使う場合は、鍋の大きさに切って数か所穴を開けましょう。クッキングシートはとても軽い素材で、食材と密着しにくいため、空気が通る穴を開けておきましょう。クッキングシートの種類によっては、油を吸収する働きがあります。余分なアクを取る効果も期待できます。
初回公開日：2018年01月11日
記載されている内容は2018年01月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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