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自治会に入らないとどうなる?入らないデメリットや入りたくない理由

更新日:2020年08月28日

「遠くの親戚より近くの他人」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。これは、いざ大きな災害や様々なトラブルにあった時に、頼りになるのは隣近所に住んでいる人達という意味です。最近はこの自治会に入らない人が増えてきています。その原因はどこにあるのか考えていきます。

自治会に入らないとどうなる?入らないデメリットや入りたくない理由

自治会に入らない理由は?

時間的制約

自治会に入らない理由のひとつに時間的制約があります。自治会の行事や活動などは、土日に実施されることが多いですが、神社のお祭り、神事や諸々の会議などは曜日に関係なく平日に実施されることもあります。ですから、平日でも融通がきく自営業や農業、漁業などの第一次産業従事者など以外のサラリーマン世帯では、大変参加しづらくなります。

また、最近は働き方も多様化してきていて、決まった日に休みが取れないケースや夜遅くまで残業があるケースなどがあり、指定された日にちや時間に柔軟に対応できないというのが自治会に入らない原因になっています。

コミュニケーションの煩わしさ

人によっては、コミュニケーションの煩わしさが、自治会に入らない最大の理由となります。簡単に言えば、大変人間関係がめんどくさいということです。特に、地方都市の町村レベルになると、地域の人たちは大変干渉的かつ閉鎖的です。

たとえば、転勤や移住などで新しい自治会に入ろうとしても、その地元の人たちは表面的にはウエルカムのスタンスであっても、何かといろいろ詮索されプライバシーの侵害というレベルまでエスカレートしてしまいます。

ですから、自治会に入らないという選択のほうが、煩わしくなく気楽に生活できるということもあります。

無責任な役員の依頼

自治会の役員をやろうなんて人は大変少なく、役員を依頼されても断る人がほとんどです。仮に、役員を渋々受けても「自治会のめんどくさい仕事をやって当たり前で誰も感謝の言葉をかけてくれない」とか「もし、失敗でもすればこれでもかとクレームがでる」などと言って、すぐにやめてしまうケースが多いのが現実です。

ですから、役員の依頼のターゲットとなるのが、人が良くて人からのお願い事を断れない人やおとなしく優柔不断な人であったりします。それでも決まらない時は、自治会への新規加入者や全く役員としての資質のない人を選出することになってしまいます。

自治会に入らないのはどんな人?

自治会に入らない人は、時間的に自治会に参加できない人であったり、隣近所とのコミュニケーションを取りたくない人など様々です。また、「あの人が役員だから自治会に入らない」と子供のようなことを言って、大人としての最低限の対応のできない次元の低い人もいます。

自治会に入らないのはダメなの?

自治会に入る入らないは、個々人の自治会に対する価値観の問題ですので、他人からとやかく言われる筋合いのことではありません。しかし、子供のいる世帯や高齢者のいる世帯などでは、自治会に入らないデメリットもしっかりと見極めることが必要です。

また、地域のコミュニティにおける自分の存在感をある程度確保することは、自らの心の豊かさにもつながります。自分のライフスタイルを考慮しながら、自治会に入る入らないの判断をしていきましょう。

初回公開日:2017年09月11日

記載されている内容は2017年09月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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