ワンルームでの一人暮らしのレイアウト・インテリアキッチンの使い方
初回公開日:2017年03月31日
更新日:2020年08月28日
記載されている内容は2017年03月31日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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実用性とお洒落を両立したワンルーム一人暮らしのコツ
まずは見本となる一人暮らしワンルームのインテリアのレイアウトを見ていきましょう
一人暮らしのワンルームでは配置できるものの数は限られている
一人暮らしのワンルームでは広さの都合上配置できるインテリアの数は限られています。
見本となる写真ではそれぞれ部屋のテイストの違いはあるものの、基本的に似たようなものが置かれていることがわかります。その中から配置や見せ方を工夫していくことが一人暮らしワンルームのインテリアのレイアウトの基本となります。
場所を取る大型家具から配置を決めていく
一人暮らしのワンルームのレイアウトは場所を取る大きいサイズの家具から配置していくと良いでしょう。また自分にとって優先度の高いものから配置できるとより良いでしょう。
あなたが一人暮らしをするにあたり場所を取るが外せない必需品はいくつあるでしょうか?
例えば、ベッド(寝具)やテレビ、人によってはデスクやソファ、クローゼット、趣味や仕事に使う機材のスペース、などがあるでしょう。
優先度の高いものから配置していくことで自分にとって居心地の良い空間が作りやすくなります。
一人暮らしのワンルームのインテリア配置の基本はコの字型
ワンルームのレイアウトは大きい家具を壁側に寄せる「コ」の字型(または「L」字型)の配置を基本としましょう。そうすることで中央のスペースが空きすっきりとした印象を作ることが出来ます。また床を広く見せることで実際よりも部屋全体が広く見えるというメリットがあります。
ソファ、ベッド、テレビ台が壁側に配置されており「コ」の字型の配置になっています。中央のスペースが大きく空いていてすっきりとした印象が持てます。
一人暮らしのワンルームを広く見せるテクニック
コの字型の配置にも言えることですが、一人暮らしのワンルームを広く見せる為にはコツや気をつけることがいくつかあります。これからワンルームを広く見せるテクニックをいくつか紹介していきます。
家具は低いものを選ぶ
一人暮らしのワンルームでは収納がほしいので高い家具を揃えたくなりがちですが、すっきりと広く見せることを優先するのであれば背の低い家具を選ぶことをします。背の高い家具で揃えてしまうと収納力は上がりますが、圧迫感が出てしまい部屋が狭く感じるというデメリットもあります。収納力も上げつつ視覚的にも心的にも部屋を広く見せたい、両立したいという場合は、部屋全体のバランスを考えて家具の選択をしていきましょう。
部屋を広く見せる為に白を基調とする
ワンルームを広く見せる為に色が人に与えるイメージにも気をつけていきましょう。一般的に壁紙の色は白やそれに近い薄い色だと思いますが、白は人に解放感を感じさせる効果があります。壁紙が白や白に近い色の場合は、白をベースカラーとしバランスを考えながら家具などで色を足していきましょう。
ワンルームをすっきり見せる配色比率は「70・25・5」
部屋をすっきりとまとまって見せる為の配色の黄金比率は基本色(ベースカラー)が70、補助色(アソートカラー)が25、強調色(アクセントカラー)が5、となっています。壁紙や天井が白の場合は白をベースカラーとしてレイアウトをしていくとまとまりやすいでしょう。黒が好きという方は多いと思いますが、その場合はアソートカラーに設定します。アクセントカラーではこの場合、赤やシルバー、観葉植物等で緑を設定することが多いです。
もちろんこれは基本的にはこのような割合が望ましい、という比率であるのでセンスに自信が持てたら比率を少しずつ変えたりさらに色を加えても構いません。
視線を一か所に集めるポイントを作る
収納を確保しつつ部屋をお洒落に広く見せたい場合は部屋の一か所に視線が集まりやすい場所を作りましょう。魅せるポイントを一つ作るとすっきりとした印象が生まれます。またそこ以外の場所に収納スペースを作っても圧迫感を持たれにくくなるというメリットがあります。
視線を集める一か所を作る際の候補で一番最初に挙げられるのがテレビ周りです。テレビとテレビ台を中心に本やCD、DVDを配置したり、ポスターや観葉植物を飾ってみたりしてみましょう。また視線を集める一か所の周りにデスクを配置したり、趣味で使うものを配置したり、ソファを配置したり、カーペットを敷いたりすると沢山のものが置かれていながらまとまった印象が生まれます。
魅せる場所が作れたら、反対側にベッドを配置したり、ベースカラーに合わせた背の高い収納家具を置いたりしても自然な印象を作りやすくなります。