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サシェの簡単な作り方|5つの手順と香りは?

更新日:2020年08月28日

サシェというものをご存知でしょうか。名前を知らなくても目にしたことはあるはずです。小さなかわいい布袋で口もとがリボンで結ばれたもの。何かを入れるには小さすぎる、そんな袋を目にしたことはありませんか。本記事では、「サシェ」の効能や使い方、作り方をご紹介します

サシェの簡単な作り方|5つの手順と香りは?

サシェとは

サシェとは、「香り袋・匂い袋」のことです。「袋」の素材にはいろいろな素材を用いることができますが、布が一番一般的です。

布袋や紙袋の中に、乾燥させた花やハーブ、香料などを入れるだけの、簡単に手作りできるアイテムです。

その用途もさまざまで、好きな場所に置いたり、引き出しに入れたり、吊り下げて使ったりと、幅広い使い方ができるのがサシェの特徴といえます。

日本語で「匂い袋」「香袋」

サシェは、日本語では「匂い袋」「香袋」と呼ばれますが、匂い袋や香袋の起源は古く、正倉院にも収蔵されています。

日本の歴史の中での匂い袋・香袋は、香りを楽しむためだけのものではなく、防虫効果のあるものも見つかっています。

日本の伝統的な匂い袋には、白檀、丁字、桂皮、龍脳、大茴香などの粉末が使われます。白檀や丁子は防虫効果が高く、「防虫香」として用いられてもいました。

サシェのメリット

サシェなど匂い袋が、昔から各国で用いられてきたのは、燃やすなど高熱を必要とすることなく、常温でほどよい香が広がる利便性が挙げられます。

サシェに入れる香料の量にもよりますが、香水を直につけるよりも香りの広がりが緩やかで、刺激臭にはなりません。

ほのかに香る上品さが、昔から様々な国で考案され、使用されている理由といえるでしょう。サシェは使用する香料によって、防虫効果や安眠効果などが期待できます。

サシェ作りで用意するもの

さっそくサシェを作ってみよう、と思い立ったら、まず以下のものを用意しましょう。すべて揃えられれば、とても簡単にサシェが作れます。

一部材料が揃わない場合も、不足している材料は、少し手数を増やして補うことができます。ただし、「布類」から1つ、「香料類」から1つは必ず必要です。

【布類】
・布
・コットン
・リボン
・紙・包装紙

【香料類】
・ハーブ・香木・ドライフラワー
・香料

1:ドライ状の花やハーブ

サシェの中身としての王道がドライフラワーやハーブです。乾燥させてあるので、袋の中で腐ってしまうこともなく、香りだけは生花・生ハーブのときと同じように、むしろそれ以上に発してくれます。

自分好みのドライフラワーやハーブをみつけて、サシェ作りに使ってみましょう。毎日お気に入りの香りに包まれて過ごすことができます。

2:香料

香料としては、日本古来の「お香」として用いられている白檀などや、アロマオイルなどを使うことができます。ドライフラワーなどの香りを補ったり、引き立てたりします。

ドライフラワー・ハーブと香料、どちらかしか一方でも、サシェとして成り立ちます。自分が心地良いと感じる香りを使用すると、サシェを持ち歩く間、ずっと癒されます。

ドライフラワー・ハーブと香料を併用する場合、その相性も気にかけておきましょう。

3:コットン

次のページ:サシェの作り方とポイント

初回公開日:2018年12月10日

記載されている内容は2018年12月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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