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春に花咲く球根10選|秋に植えて春に咲かせよう

更新日:2020年08月28日

春になって楽しみの一つは、きれいな花が次々と咲くことではないでしょうか。春咲きの球根は、最近では若い人や子どもにもが高まっています。そこで、今回は秋に植えて春に花咲く、きれいで可愛い球根10選をご紹介します。球根の植え付け初心者にもです。

春に花咲く球根10選|秋に植えて春に咲かせよう

球根の基礎知識

植物の多くは種から育ちますが、球根から育つものもあります。チューリップなど、球根で売られているものには種はできないのでしょうか。球根から育つものにも種はできますが、種ができるのは稀で、球根から育てた方が早く同じ色や形のものができるというメリットあります。

種の場合には、オスとメスの特徴が混ざるので、親とは違う色や形になります。花壇に色別に咲かせたい時、球根で植えると色を分けて咲かせることができます。

球根の種類と特徴

球根は、土中の茎や葉などが養分を蓄え大きくなったもので、大別すると、鱗茎(りんけい)・球茎(きゅうけい)・塊茎(かいけい)・ 根茎(こんけい)の4種類になります。

麟茎は葉が重なり合ってできた玉ねぎ状、球茎は茎が球状になり薄皮で覆われたもの、塊茎は球茎と同じで薄皮がない球根です。 鱗茎はヒヤシンス・ラッキョウ、球茎はクロッカス・フリージア、塊茎はシクラメン・ジャガイモ、根茎はレンコン・ショウガなどです。

良い球根の選び方

花が咲く時期に、期待どおりのきれいな花を咲かせるためには、傷のないつやのある、重みのある球根を選ぶことが大切です。

カビが生えたり、大きな傷がついたりしている球根は論外ですが、球根は高温多湿に弱いので日の当たる場所に陳列してある球根もよくありません。また、根っこが生えてくるお尻の部分に傷があると、そこからは根が生えないので注意です。

良い球根を選んだら、花の咲く季節にあわせて適切な時期に植えます。

春に花咲く球根10選

球根には色々な種類がありますが、今回は春に咲くの高い花の球根10選をご紹介します。

春咲きといっても、咲く時期は種類によって少しずつ違いがありますので、開花時期や植え付け時期に注意してください。

1:ラナンキュラス

ランキュラスの開花期は3月から5月で、植え付けは10月から12月になりますが、最適な植え付け時期は10月です。

植え付けるには、まず球根に水を吸わせる給水処理をしないと、土の中で一気に給水して球根が腐ることがあります。

花の色は、赤・黄・ピンク・オレンジ・緑・紫・白・複色があります。草丈は、30cmから50cmほどになります。

2:オギザリス

オキザリスの開花期は、春から夏咲き・秋から冬咲き・四季咲きがあり、植え付けは、春から夏咲きは3月から4月中旬、秋から冬咲きは9月から10月中旬になります。

オキザリスは、水やりや肥料などの手間があまりかからず育つので初心者向きですが、休息期以外は極端に乾燥しないようにしましょう。

花の色は、ピンク・オレンジ・黄・白・紫・複色があります。

3:ユリ

ユリの開花時期は5月下旬から7月で、植え付けは10月から11月です。

ユリの球根には皮がなく乾燥しやすいので、適度な保水力があり、しかも水はけのよい土が適します。初心者にも育てやすいですが、アブラムシが付きやすいので殺虫剤の粒剤を予防として使うと良いです。

花色は、赤・ピンク・オレンジ・黄・白・複色があります。

4:スイセン

次のページ:5:ムスカリ

初回公開日:2018年10月31日

記載されている内容は2018年10月31日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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