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エアプランツのチランジアの種類|イオナンタ/ ウスネオイデス

更新日:2020年08月28日

100円ショップなどで販売されているチランジアのエアープランツ。水を頻繁に与えなくて良いからのある種類です。しかし、あまり手をかけないと枯れて腐ってしまうことがあります。チランジア属の定番種類を上手に育てるコツをご紹介します。

エアプランツのチランジアの種類|イオナンタ/ ウスネオイデス

エアプランツのチランジアの種類

イオナンタ

チランジア種類のイオナンタは、メキシコとグアテマラが原産のエアプランツです。どちらの原産かを見極めるのは、グアテマラ産の方が葉が細いのが特徴です。メキシコ産に比べて大きく育つチランジアです。

この種類は変種が多く、アルパやドゥルイドといった葉が黄色く染まって白い花を咲かせる種類もあります。葉が紅葉したように、桃色に染まるビーチの種類もあります。イオナンタは、成長が早く小さい苗で売られていても、上手に育てるとグングン成長します。

順応性が高く丈夫で育てやすい種類で初心者向きと考えられるでしょう。直射日光は厳禁ですが、日当たりのよい場所に置き、株が大きくなると数年後には花をつける事もあります。丈夫で美しい花を咲かせ、秋になると葉の色の変化も楽しめるチランジア属のエアプランツです。

ウスネオイデス

チランジア属のブロメリア科のウスネオイデスは、パイナップルの仲間です。葉から水を吸って生長する種類で、訪米南部から中米、南米まで幅広いエリアに分付しています。生えている所は砂漠地帯から熱帯雨林地方までさまざまな環境で生きています。

この種類は着生という樹木に着いた状態で育ちます。たれ下がるような形で大きくなり葉が根の役割を果たし成長します。

上手な育て方は、水をたっぷり与えることです。乾燥するとすぐに枯れてしまうので、ジョウロでたっぷりと水を与えます。春から秋は最低でも週に2回は与え、理想は毎日与えることです。特に夏場は乾燥するので毎日様子を見ます。冬になると週に1回位の頻度でしょう。

夏場の直射日光は避けて、5度くらいまでは室外でかまいません。冬は室内に写し、明るく日当たりのよい場所に置きます。大きくなると緑色の花を咲かせ実をつけるチランジアでしょう。

ビフローラ

チランジアのタンクタイプ種類ビフローラは、エアータイプと同様に木などに着生しながら成長していきます。中心部にある株元に水をため、葉の根元と根から水分を吸収していく特徴があります。

100円ショップなどで見かけるチランジア種はエアータイプが多く、タンクタイプはほとんど見かけません。タンクタイプは土に植えて育てるので、観葉植物と同じように育てられます。このチランジアは、極端に大きくならないので、室内で育てても良いでしょう。

緑色の葉に黒いまだら模様が入ったビフローラは見た目が個性的でインテリアにも最適です。

カピタータ

チランジアカピタータは、葉が厚くしっかりした株です。開花すると徐々に赤く染まるカピタータ・レッドの種類が、多く販売されています。イエローやサーモン、グズマニオイデスなど変種が多数あるチランジアです。

屋内での育て方は、日光不足に注意が必要です。直射日光は厳禁ですが、レースカーテン越しの柔らかい日差しを好みます。直射日光に当ててしまうと、葉焼けを起こしますから注意しましょう。

適温は20度~30度で最低気温は10度です。温かい環境を好むので、気温が低くなってきたら室内で育成します。10度以下になる冬場は、温室に移動し冬を越します。夏場に40度近い気温になる場合は、扇風機などを回し風通しを良くして温度を下げましょう。

温度管理が難しい種類なので、季節に合わせた管理が必要です。温室などの用意が必要で気温が低くなる地域では少し手間がかかるでしょう。

ストリクタ

チランジア属のストリクタは南米が原産の種類です。ストリクタが自生するのは高山が多く、熱帯雨林とはかけ離れた地域です。エアープランツとして親しまれていますが、この種類は、湿度を欲する性質があります。他のエアープランツと同じ育て方をしていると、ストリクタだけ枯れてしまうことがあります。

ストリクタは、屋内でも屋外でもたっぷりの水を与えます。週に1度は容器に水を張り、ストリクタをつけて水分を補ってあげましょう。

葉っぱが丸まったり株全体に張りが無くなってきたら、水分が不足しているサインです。たっぷり水を与えて下さい。ただし、冬場は育成が鈍くなるので水やりは控えめにします。蒸発量も少なくなるので、様子を見ながら水を与えましょう。

チランジアの種類別の育て方

ハリシー

チランジア属のハリシー種は、グアテマラ地方の勅物です。トリコームが生えた白い葉が特徴で、ロゼット状に生える美しい姿です。多くく生長すると赤い花つぼみに筒状の花を咲かせます。

葉がとても繊細なので折れやすく、移動する時は注意が必要です。屋内で育成する時は、レースカーテン越しの日光に当てて管理します。直射日光を当てると葉焼けを起こしますので、注意が必要です。風通しの良い明るい場所で育てると、大きく育つチランジアです。

屋外での育成も直射日光には注意が必要です。日当たりの良い所にいきなり置くと葉焼けを起こします。まずは、30%~50%遮光ネットで日を遮り、徐々に日光に慣れさせていきます。時間帯によって直射日光にならない場所に置いて育成しましょう。

ハリシー種類の適温は20度~30度です。最低気温は10度で40度くらいまでは耐えます。冬場は、室内に取り込み温かい環境に置くか、温室で冬を越します。夏場は室内温度が40度を超えてしまうと枯れてしまうので、扇風機などを使用して温度を調節しましょう。

水やりは2~3日に1度、2~3時間濡れている程度の水で大丈夫です。冬場は週に1度程度で良いでしょう。

フクシー・グラシリス

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初回公開日:2017年11月18日

記載されている内容は2017年11月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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