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【季節別】蘭の種類・名前と特徴|小さい/和名/育て方

更新日:2020年03月09日

蘭は、人気の胡蝶蘭やカトレアをはじめとして、たくさんの種類があります。大輪の豪華な花や、小花がたくさんつくものなど、咲き方がさまざまで、花色も豊富です。鉢植えは、基本的な育て方さえ知っておけば、意外に育てやすく、何年にもわたって楽しめます。

【季節別】蘭の種類・名前と特徴|小さい/和名/育て方

種類が豊富な蘭の名前とその特徴を知ろう

華やかな蘭は、フォーマルシーンでの贈り物に人気です。なかでも、胡蝶蘭は「幸せが飛んでくる」という花言葉や、花が長く楽しめる特徴もあり、結婚や新築祝い、開店祝いなどのギフトとしてよく使われます。

蘭は、野生種だけでも3万種類はあると言われます。園芸種も含めると種類は膨大です。最近は、改良が進み、インテリアや気軽なプレゼントにも使いやすいミニサイズの人気も高まっています。

シンビジウム

シンビジウムは、比較的育てやすい種類です。黄色、赤、ピンク、白などがあり、鉢植え、切り花として流通しています。

花言葉は「気取りのない心、素朴」などです。派手すぎない色合いが、和洋どちらのインテリアにもなじみやすく、切り花、鉢植えともに人気があります。

パンダ

パンダは東南アジア原産の種類で、高温多湿を好みます。育てるには、最低15℃が必要と言われ、少々難易度が高いでしょう。

濃い紫の花色がイメージされる種類ですが、濃いピンク系や黄色、白いお花もあります。パンダは、白い根をたくさん伸ばす様子を鑑賞するのも楽しみな種類です。

エピデンドラム

エピデンドラムは中南米原産で、ボール状に小さな花が咲く姿がかわいらしい種類です。花の色は、赤、オレンジ、黄色、ピンクなどがあります。

大変丈夫な種類です。鉢植えでは次々と花を咲かせ、半年ぐらい鑑賞できます。切り花の場合は、水をこまめに変えれば、一ヶ月程度楽しめます。鉢植えは、暑さや寒さにも強い性質を持っていますが、5度以下にならないように、冬は室内で育てましょう。

エンジェルベイビー

デンドロビウムの交配種、エンジェルベイビーは、中央がグリーンの白い花がかわいい種類です。比較的低温に強く、初心者でも育てやすい蘭として知られています。

冬場は、室内の窓辺に置き、レースのカーテン越しの光を当てましょう。開花期間がく、冬の花が少ない時期に、お部屋を明るいムードにしてくれます。

オンシジウム

中南米原産のオンシジウムは、シンガポールや日本で改良が進み、たくさんの種類が生まれました。黄色い花のイメージがありますが、ピンクや白もあます。

たくさん枝分かれした花茎に、ヒラヒラした蝶々のような花が咲く姿がかわいらしく、鉢植えや切り花として人気です。花もちがよく、切り花は1~2週間楽しめます。

季節で選ぶおすすめの蘭は?

生産技術の向上と生産者の方の努力、輸入などにより、お花屋さんにはたくさんの蘭が、一年を通して並んでいることが多く、贈り物で人気のカトレアや胡蝶蘭などは、開花鉢を購入しやすいです。

蘭の種類によって、自然の開花時期や、管理しやすい季節が変わります。季節ごとに、管理がしやすく、咲かせやすい蘭を選べば、長く楽しめます。

春に楽しみたい蘭

胡蝶蘭は、一年中見かけます。本来の開花時期は春です。熱帯地方原産ですので、気温が低いのは苦手で、気温が18℃程度になると、開花準備をはじめます。

春から夏にかけては、かわいらしい胡蝶蘭の小さな鉢植えを手に入れやすい時期です。

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初回公開日:2017年11月11日

記載されている内容は2017年11月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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