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床暖房の費用・温水式・不凍液の交換の費用|新築/リフォーム

更新日:2020年08月28日

近年では、床暖房を取り付ける家庭が増えてきています。しかし、床暖房の費用は、通常の暖房器具と比較すると金額的にかなり高額だと言えます。いざ取り付ける時に費用のことで慌てないようにしっかり把握しておく必要があります。今回は、床暖房の費用について紹介します。

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床暖房の基礎知識

最近では、部屋を温める暖房器具として家を建てる際に床暖房を取り付ける家庭が多くなってきています。床暖房は、エアコンなどの暖房器具と違い足元から温めてくれるので、靴を脱ぐ習慣がある日本人にとっては最適な暖房器具と言えます。

しかし全体的にみると、床暖房を取り付けている家はまだ少なく、これから取り付けたいと考えている人も多くなってきています。今回は、これから床暖房を取り付けようと‎考えている人に床暖房のメリットやデメリット・費用などを紹介します。

床暖房とは

床暖房とは、床下に放熱器を用いて床を加温して室内を温める暖房の方法です。床下からの暖房方法は日本だけではなく、古くは朝鮮のオンドルも同じ床下暖房を使用しています。

オンドルは、床下に石を並べ火杭を作りその上に板石をのせ泥を塗り、さらに油紙を張り床を作ります。そして、台所や室外でたき火をした煙が部屋の火杭を通り反対側の煙抜きから出る間に部屋が温める仕組みになっています。オンドルは煙の熱で床下を温めますが、日本の床暖房の床を温める方法はいくつあるので説明します。

床暖房の種類

床暖房の温め方は、床から直接足裏などに伝わる電動熱と赤外線が室内の天井や壁に反射して温めるふく射熱を組み合わせて部屋全体を温めます。そして、その温め方にも種類があります。

大きく分けると温水循環式と電気ヒーター式に分かれます。温水循環式は、電気やガスなどで温水を作って床下に設置した温水マットなどに循環させて温めます。一方、電気ヒーター式は、床仕上げ材の下に電気ヒーターを設置し発熱させて温めます。

床暖房のメリットとデメリット

メリット

床暖房のメリットはいくつかあります。まずは、エアコンなどの対流式の暖房器具に比べると足元が温かく部屋全体が均一に温められます。さらに、温風を出さずに温められるのでホコリも立たずに空気も乾燥せずいつまでも空気がクリーンな状態が続きます。

デメリット

床暖房のデメリットは、温まるのに時間がかかるところです。エアコンやストーブなどの対流式の暖房器具はスイッチをいれるとすぐに温められますが、床暖房の場合はスイッチを入れてから温まるまで30分~1時間ほど時間がかかります。

そして、設置時の費用はエアコンなどに比べるとかなり高い金額が発生してしまいます。また、設置工事が必要になるのですぐには設置することができません。

床暖房の費用

床暖房のメリットデメリットを上記で紹介しましたが、どうでしたでしょうか。どの商品にもメリットやデメリットは少なからず必ずあるのですが、1番の購入ポイントとなるのが費用ではないでしょうか。特に上記のデメリットとされている初期にかかる費用は大きくなってしまいます。ここからは、床暖房にかかる費用を紹介していきます。

新築

いちどでも床暖房で暮らしたことがある人は、新築を建てる時に床暖房を設置する人が多いです。エアコンでは味わえない部屋全体のポカポカ体感を忘れられないのが理由です。

しかし、床暖房を設置するには費用が高いのでおおよその費用は調べておいたほうが安心です。新築で床暖房を設置する1番多い場所がリビングです。新築でリビングに床暖房を設置した時の費用を紹介します。

新築で温水式床暖房と電気式床暖房を付けた時にかかる初期費用とランニングコストを紹介します。温水式床暖房の熱源機には、ガスや電気・灯油などがありますが今回は1番多くの家庭で使用されているガス式で費用を計算します。

6畳用の温水式ガス床暖房を新築時に取り付ける費用は、約650,000円になります。1ヶ月にかかるランニングコストが約4,000円になります。一方、電気式床暖房の初期費用は308,000円で、1ヶ月にかかるランニングコストは約6,500円になっています。

リフォーム

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初回公開日:2017年12月24日

記載されている内容は2017年12月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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