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テレビの分波器・メーカー|4k/地デジ/bs

更新日:2020年08月28日

地デジやbs放送を見るためには分波器が必要な場合があります。分波器には色々な種類があり、どの分波器を買えばいいか悩みませんか。ここでは、テレビの分波器、メーカー、特徴別分波器、100均で買える分波器をご紹介します。

テレビの分波器・メーカー|4k/地デジ/bs

地デジとBSの両方見るなら分波器を

アンテナが共同の場合は分波器を

マンションやアパートによっては、地デジとBSの共同アンテナを設置している場合があります。このような物件では、部屋にあるアンテナ端子にテレビを接続するだけで、地デジとBS放送の両方が見られます。

しかし、部屋にあるアンテナ端子は1つだけなのに、テレビには、地デジ用のアンテナ端子とBS用のアンテナ端子が別々に付いています。このままでは、地デジかBS放送のどちらかしか見られません。

このような場合に、使うのが分波器です。分波器は、屋にあるアンテナ端子から、地デジ用の信号とBS放送用の信号を分けて、2本のアンテナ端子に分けてくれます。これをそのままテレビに繋げば、地デジとBS放送の両方が見られるようになります。

ただし、BSの共同アンテナを接地していない場合は分波器を取り付けても見られません。BSが見られるかどうかは管理会社に問い合わせてみてください。

分波器と分配器に注意

分波器とそっくりな機器に、分配器があります。分波器が、地デジの電波信号と、BS放送の電波信号を分ける機器なのに対し、分配器は、アンテナ端子の信号をそのまま2つに分けるだけの機器です。

そのため、分配器は1つのアンテナ端子から、2つのアンテナケーブルで引き出して、2台のテレビに繋ぎたいといった場合に利用します。

ただし、1つの信号を2つに分けるだけなので、信号レベルが低下する場合があります。そのため、電波が弱い場合はテレビが映らないこともあり、共同アンテナのマンションやアパートではできません。

一方、分波器は、地デジとBSの電波が混じった信号から、地デジ用の電波のみ、または、BSの電波のみをそれぞれのアンテナ端子に出力します。そのため、入力した電波の信号レベルに近い強さでテレビに入力できることから、多少電波が弱くてもテレビが見られるメリットがあるのでです。

分波器のメーカー

マスプロなど大手が

アンテナを製造販売しているメーカーは以外に多いのですが、もし、メーカーでアンテナを選ぶとすれば、マスプロなど大手メーカー製をします。

実は、アンテナや分波器などは、他の工業製品に比べれば、構造が単純で、しかも少ない部品で製造できます。

しかし、BS放送などの高周波の電波を扱うには、製品の品質を確認するために高い技術力が必要です。そのため、高度な測定ができる技術者を多数抱えたメーカー製の方が、性能が安定します。

なお、電波は場所によって強弱があり、安価な製品でも電波の強い場所なら問題なく使えます。しかし、近くに大きな建物が建ったり、引越ししたりすると、以前と同じという訳にはいきません。

その点、品質が信頼できる大手メーカー製なら、多少電波の弱い場所でも、安定して受信できるのでです。

分波器メーカー

パラボラアンテナを製造販売しているメーカーなら、大抵は分波器も製造販売しています。そして、それらの国内での大手メーカーといえば、マスプロ電工、DXアンテナ、日本アンテナの3社が挙げられます。

この3社で、DXアンテナは主に家庭用のアンテナに強く、マスプロ電工と日本アンテナは、マンションやケーブルテレビなどでで使われることが多いようですが、この3社の製品なら安心して使えます。

もし、品質の良い分波器や分配器を探しているのなら、これら大手アンテナメーカーの製品をします。

安価な製品は工場しだい

メーカーの国内の大手アンテナメーカーですが、値段が高いと感じる方も多いのではないでしょうか。分波器や分配器は、構造が簡単なため、海外で安価に製造することが可能です。そのため、そういった安価な海外製の分波器や分配器も販売されています。

ただし、こういった安価な製品は、製造を担当した工場次第で、高い品質のものもあれば、ひどい品質のものもあります。高い品質のものに当たれば、安価な価格で国内の大手メーカー製と変わらない性能です。しかしひどいものでは、全く映らないこともあります。

これだけのリスクがあることからはできませんが、インターネットなどで価格の安い分波器や分配器が入手可能ですので、探してみてください。

特徴別テレビの分波器

地デジ

アンテナ端子を持つ家電製品として、テレビとHDDレコーダーの2台あるのだから、壁のアンテナ端子を2つに分ける分配器が必要だ、と考えてはいないでしょうか。ぜひ、テレビとHDDレコーダーの裏側をよく見てください。

アンテナの出力端子が付いている機種があり、このタイプ機種は分配器は必要ありません。ケーブルで壁のアンテナ端子から入力端子に接続したら、2台目の機器は、この出力端子とケーブルで繋いでください。

このようにすれば、分波器などは不要です。もし、地デジだけ見るのであれば、アンテナの出力端子の付いたテレビやHDDレコーダーを使うのがです。

ただし、アンテナの出力端子が付いた機器をコンセントから抜いてしまうと、その先に繋がったテレビなどで電波を受信できなくなります。リモコン操作ができる状態にしておくか、テーブルタップで両方の電気を一度に切れる状態にしてください。

4k

一般的な電子部品やケーブルは、ある規格に入っていれば十分なものが多く、精密に測定すると誤差があるの普通です。このため、ある条件では問題ない装置でも、違う条件では十分な性能を発揮できないことがあります。

例えば、フルハイビジョン画質を扱う地デジでは、なんら問題ない分波器や分配器でも、4k画質の映像を流すと信号レベルが低くなってしまい、きれいに映らないこともあります。

そのため、4k画質のBS放送と地デジ放送とが見られるマンションやアパートなら、4k画質に対応した分波器や分配器を使うことをします。

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初回公開日:2018年02月19日

記載されている内容は2018年02月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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