Search

検索したいワードを入力してください

快眠出来る枕の選び方・ためしてガッテンで紹介された選び方

更新日:2020年08月28日

しっかり寝ているはずなのに身体の不調を感じることはありませんか。それは枕が自分に合っていない可能性があります。でも自分に合った枕をどうやって選んだら良いのでしょうか。いろいろな視点から、快眠できる枕の選び方と、ためしてガッテンで紹介された選び方をご紹介します。

快眠出来る枕の選び方・ためしてガッテンで紹介された選び方

肩こりの場合の選び方

しっかりと睡眠を長く取ったのに、起きた時に肩こりを感じたり、疲れが取れていないのは、自分の寝る姿勢や体型と枕の相性が合っていない可能性があります。他には、羽毛枕やテンピュールの低反発枕など、柔らかすぎるため首元がしっかり支えられていないことが原因です。

筋肉の疲れを解消するために、必要以上に寝返りを打ってしまうため、眠りが浅くなります。そのため、運動した後のように筋肉が疲れてしまい、肩こりが起こります。

肩こりを改善する枕の選び方は、以下の3つがポイントです。
・自分に合った高さ
・首を支える形のもの
・寝返りしやすいもの

次の項目で細かく見ていきましょう。

肩こり:自分に合った高さ

理想的な選び方は、お店に行ってプロに測ってもらうのが良いですが、今の枕を使って自分に合った高さを見つける方法をご紹介します。

肩こりの他にも、いびきや頭痛、首こりに悩まされる場合は、枕が高い可能性があります。枕の中身を調整できる場合は減らします。タオルを重ねたら、頭を乗せてちょうど良い高さをいろいろ試していきます。

なかなか眠れないときや、顔のむくみが気になる場合は、枕が低い可能性があります。枕の下に、大きめのタオルやブランケットなど厚みのあるものを足して、高さを調整すると良いです。自分に合った高さがわかってから枕を購入しましょう。

肩こり:首を支える形のもの

肩こりは、首とつながっているため、首がしっかり支えられていることが症状の改善につながります。確かめるには、頭を枕に乗せて沈み込んだ後頭部と頸椎の高さを見ます。目安としては、後頭部が1.5~4cm、頸椎2~6cmです。

形としての選び方は、ハート型のような断面の枕を選ぶと首を安定して支えてくれます。選び方の重要なポイントは、後頭部よりも頸椎の沈み込みが深くならないものを選ぶことです。

肩こり:寝返りしやすいもの

肩こりの原因は、寝返りしにくい環境にあります。人間は、6時間半で20~40回位の寝返りを打つと言いますが、寝返りができない枕だと血のめぐりが悪くなります。特に、柔らかい枕がそうですが、首や肩に疲れがたまってしまいます。そのため、起きたときに肩こりになります。

寝返りしやすい枕の選び方は、硬さと幅の両方を満たしていることです。低反発や羽毛枕は、沈みこみ過ぎるため寝返りしにくいです。ある程度、硬さのある高反発かそばがらの枕を選びましょう。寝返りをしても、頭が落ちないように、頭3個分以上の幅があるものを選ぶと良いです。

いびきを防ぐ選び方

いびき:何種類か用意する

枕の高さが、高すぎても低すぎてもいびきが起こる場合があります。いびきの原因は、1つではなくアルコールの影響、加齢、気道が狭いなど、環境や体型などの要因が重なって起こります。また、その日の体調や疲れ具合によっても変わります。そのため、改善される高さを見つけてもいびきをかかずに眠れるとは限りません。

ベストな枕の選び方は、疲れたときやお酒を飲んだときの高さも試し、安いもので良いのでいろいろな高さの枕を用意すると良いでしょう。なかなか、いくつも買えない場合はタオルを重ねたり、枕の下にタオルを足したりする原始的な方法で、高さのパターンをいくつか作っておくと良いです。

いびき:形が崩れない素材

自分に合った高さの枕を見つけても、睡眠中に高さが変わってしまったら意味がありません。いろいろな高さを試しても、どの枕でもいびきがなくならない場合は寝返りを打つたびに高さが変わっている可能性があります。

形が崩れない枕の選び方として、なのは低反発です。自分に合った高さをキープしてくれます。柔らかすぎる、ポリエステル、羽毛、羊毛の枕は避けた方が良いといえます。ある程度、硬さのあるそばがらでも中身に偏りができると、場所によって高さが変わるので注意しましょう。

むくみがある場合の選び方

むくみがある場合の選び方:高さ

高さが低い枕を使うと、頭が低くなって顔に水分がたまり、顔がむくむ原因になります。ただ、逆に高すぎる枕でも血流が流れなくなるため老廃物がたまり、顔がむくみます。

むくみを防ぐ枕の選び方は、寝たときの身体を横から見たときに、真っすぐになるようなものを選ぶのが良いでしょう。具体的には、足や腰の高さの中心の線が頭の中央を通るようにします。誰かに見てもらうか、自分1人で確認するときは全身が写る鏡を横にして見ると良いです。写真を撮ってみるとわかりやすくなります。

むくみがある場合の選び方:硬さ

高さだけでなく、柔らかい枕でもむくんでしまうことがあります。柔らかいと、頭の形に凹んでしまい、低すぎる高さになってしまうからです。高さだけでなく、頭がはまりこんでしまうことで寝返りしにくくなります。そのため、柔らかすぎる枕は避けましょう。

硬い枕なら、寝返りしやすいというメリットがあります。頭も動かしやすくなるので、血流が良くなります。老廃物がたまりにくくなるため、顔のむくみを解消するのに効果的です。最初は、硬いと寝づらいですが徐々に慣れていくため、むくみには硬い枕の方がです。

歯ぎしりに悩む場合の選び方

次のページ:寝方別枕の選び方

初回公開日:2017年11月22日

記載されている内容は2017年11月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related