Search

検索したいワードを入力してください

塩素系漂白剤の商品・正しい使い方・使用時の注意点

更新日:2020年08月28日

洗剤だけでは落ちない汚れを落とす時に便利なのが漂白剤です。でも、実は効果的に使えていないという方もいるのではないでしょうか。この記事では、塩素系漂白剤の効果や使い方、酵素系漂白剤との違いや使い分け方、捨て方、塩素系漂白剤などについてご紹介します。

塩素系漂白剤の商品・正しい使い方・使用時の注意点

塩素系漂白剤はこれ!

洗濯だけでは落ちない汚れや、シミ、カビを落としたり、除菌消臭にお役立ちの塩素系漂白剤は色々なメーカーから発売されています。塩素系漂白剤をいっきにご紹介します。

ハイター1500ml

黄ばみやシミを真っ白に漂白する塩素系漂白剤です。除菌、消臭もできます。白い衣料専用なので、色柄ものには使えません。

漂白剤は、以前からこちらを使用しています。
ほとんどのものはこちらで漂白することができます!
シーツ等はつけおきしておけば真っ白になり、重宝しています。

出典: https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R1ZFF39XKAG4... |

キッチンハイター600ml

薄めてつけおきして使う、キッチン用塩素系漂白剤です。臭いや雑菌の気になる、まな板やふきんの除菌消臭にです。食器用洗剤ではおとしきれない、茶しぶやカップの黒ずみ、シミなどの漂白にも使えます。

中性洗剤で落とせなくなった水垢をどうしても取りたかったのですが、
クレンザーは傷がつきそうで使いたくありませんでした。
ネットでよく調べたらこの商品が書かれていたので買うことにしました。
使い方は簡単で、用途によって分量をキャップで量って水に入れて食器を入れて30分ほど待てば綺麗に水垢が取れます。
使った後は水でよく洗います。
においが多少きついのでゴム手袋があったほうが良いでしょう。
使えるものと使えないものがあるので事前に調べる必要があり、目に入ったり飲んでしまったら危険なので注意しましょう。

出典: https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/ROI666VKYU25... |

キッチン泡ハイター

必要な時にすぐ手軽に使える、泡スプレータイプのキッチン用塩素系漂白剤です。排水口のゴミうけや三角コーナーの除菌消臭も簡単にできます。プラスチック製のまな板なら、シュッシュッと吹きかけて30秒で除菌消臭が完了です。

まな板、カップの茶渋、キッチンタオルなどなど、使わない日はないです。数年前に買ったまな板は毎日使っているので未だに真っ白。お邪魔したお家のまな板がちょっとでも汚れていると、スプレーしたい衝動にかられます。

出典: https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R17HYIUBX0LN... |

ランドリークラブ ブリーチ1500ml

黄ばみやシミを真っ白に落とす塩素系漂白剤です。木綿、麻、ポリエステル製の白物衣料専用です。それ以外の繊維や色柄ものには使えません。衣料の除菌消臭や、食べ物や飲み物、血液や汗によるシミの漂白にです。

ハイターが異様に大きいものしかプライムでの取り扱いがなかったのでこちらを購入しました。雨でジーンズの色がスニーカーに移ってしまい、酸素系の漂白剤では全く落ちなかったので困っていました。スニーカーはキナリ色で別に真っ白になってもいいやくらいの感覚で使いましたがもとの色を損なうことなく色落ちした部分のみきれいに落ちました。二時間以上浸けないようにとの記載がありましたが二時間では落ちきらなかったので半日ほど浸けていたのですが特に生地の痛みなどは感じません。

出典: https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R39TTBQ78IP6... |

マイブリーチ1500ml

黄ばみや黒ずみを真っ白に漂白し、除菌消臭もできる塩素系漂白剤です。木綿、麻、アクリル、ポリエステル製の白物衣料専用漂白剤で、それ以外の繊維は白物でも使えません。樹脂加工されたワイシャツのえりや袖にも使えません。白物衣料についた、飲み物や食べ物、調味料や汗、草の汁やインク、血液のシミの漂白にです。

会社で利用する商品がとても安き購入できたことは大変うれしいです

出典: https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R1FPSOVT3ROM... |

ニューアロマ1500ml

洗剤だけでは落ちない、シミや汚れをすっきり白く落とす塩素系漂白剤です。木綿、麻、ポリエステル、アクリル製の白物衣料に使えるだけでなく、プラスチック製品、木や竹製品、陶器やガラス製品の漂白にもです。

白物繊維でも、毛や絹、ナイロンやアセテート、レーヨンやキュプラ、そしてポリウレタンの製品には使えません。また、色柄衣料、ワイシャツのえりや袖口などの樹脂加工にも使えません。

安いキッチン漂白剤を使っていたことがあり、漬け置き用に使っていましたが、すぐ白くにごる。こちらのも安いので、あんまり期待せずに買いましたが、今まで使っていた漂白剤は何だったの?というぐらい数時間しても漬け置きした水はきれい!コンタミンしていても濁らないってことはちゃんと消毒してくれてます。カウンタークロスを消毒して使っていますが、安い漂白剤だと濁りやすく水質劣化しやすいですが、この商品だといつまでも綺麗で消毒剤のにおいもします。リピートします。

出典: https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/RCQ5YLHY3IQ6... |

塩素系漂白剤の正しい使い方って?

塩素系漂白剤の主成分である次亜塩素酸ナトリウムは、熱や雑菌、光などで少しずつ分解されて塩素濃度が低くなっていきます。そのため、分解を少しでも遅くするために色つきの容器が使われています。購入後3ヶ月くらいで効果が落ちてくるので、半年以内に使い切ることをします。

塩素系漂白剤を自己流で使うと効果が期待できなかったり、危険なこともあります。原液をそのままかけたり、使えない食器や繊維などに使うことのないよう、説明書きをよく確認して使いましょう。塩素系漂白剤が皮膚に直接かかったり、目や口に入らないように取り扱いには十分注意が必要です。

塩素系漂白剤はツンとする強烈なにおいがして気分が悪くなることもあるので、必ず窓を開けたり、換気扇をかけて使用し、素手でなくゴム手袋をするといいでしょう。

塩素系漂白剤を使う時に注意することって?

塩素系漂白剤を使う時に気をつけるポイントについてお話します。

混ぜてはダメ!

塩素系漂白剤は、酸性洗浄剤と混ざると塩素ガスが発生して危険です。酸性の洗浄剤だけでなく、食酢やアルコールと混ざっても塩素ガスが発生する危険があります。その他、大量の生ゴミにかかった場合にも注意が必要です。

カビ取りで塩素系漂白剤を使い、ヌメリ取りで酸性洗浄剤を同時に使うと塩素ガスが発生してしまいます。掃除の時には、漂白剤が残らないように十分すすいでからヌメリ取りを使うようにしましょう。

塩素系漂白剤のにおいやぬるぬるがなくなり、泡がなくなるまでが目安です。水で薄まれば、排水口内で混ざっても問題ありません。心配な場合は別の日に行いましょう。

色、柄物、金属付きのものには向かない

とても強い漂白力がある塩素系漂白剤は、色素を分解して真っ白にするので、色や柄ものに使うと色が落ちてしまいます。水洗いできない製品には使えないので、毛(ウール)、絹(シルク)、ポリウレタン、アセート、ナイロンなどには使えません。

金属製のホックやファスナー、ボタンのついた衣服などに使うこともできません。これは、金属と塩素系漂白剤が化学反応を起こして金属そのものがぼろぼろになってしまったり、金属と生地が触れている部分が傷んだりするためです。

洗浄効果はない

塩素系漂白剤は石けんや洗剤ではないので、洗浄効果はありません。漂白はできますが、汚れを洗剤のように落とすというわけではありません。除菌消臭のために使う時には、前もって十分に洗浄すると、しっかりと効果を実感できるでしょう。

塩素系漂白剤で食器の汚れをとる方法って?

食器にも使える塩素系漂白剤の、便利な使い方をご紹介します。

黄ばみにはこうしよう

塩素系漂白剤は、食器の茶しぶや食器の汚れにも効果を発揮しますが、効果が強い分使い方にも注意が必要です。ふきんや食器をつけ置きする時には、あまり長時間漬けておくと材質を傷つけてしまうので、30分~1時間ほどにしておきましょう。

塩素系漂白剤を熱湯で薄めると塩素ガスが発生しやすく危険なので、水で薄めてください。キッチン全般の除菌消臭に使える塩素系漂白剤ですが、食器の種類によっては使えないものもあります。メラミン食器は材質を傷めて黄ばませてしまうので使えません。

カビにはこうしよう

保存容器や水筒のゴムパッキンに見られる黒ずみはカビですが、塩素系漂白剤できれいにすることができます。台所用洗剤で洗った後、塩素系漂白剤を水で薄めたものにゴムパッキンをつけ置きし、水でよくすすぎましょう。

蛇口のカビを取る時には、塩素系漂白剤を薄めた消毒液を作り、その中に外した吐水口を入れてつけ置きします。ホースで伸びるタイプであればそのまま入れて30分ほどつけ置きし、水でよく流します。

塩素系漂白剤と酵素系漂白剤の効果の違いって?

知っているようで知らない、塩素系漂白剤と酵素系漂白剤の効果の違いについてご説明します。

塩素系漂白剤の効果

塩素系漂白剤は次亜塩素酸ナトリウムが主成分で、漂白や除菌効果が高く、即効性があります。強アルカリ性でタンパク質を溶かすという性質から、皮膚につくと荒れるなどの炎症を起こしたり、粘膜を刺激することで目やのどが痛くなったりします。

塩素系漂白剤は効果が強いため、洗濯では白い衣料にしか使えず、色柄ものに使うと色落ちしてしまいます。しかし、洗面所やお風呂、台所やトイレなどの水回りの掃除では強い除菌、消臭作用を発揮します。

さまざまなところのカビ取りにも、即効性の効果がありです。実際、市販の洗濯槽のカビ取り剤の主成分も塩素系漂白剤と同じ次亜塩素酸ナトリウムです。

効果が強く表れて即効性がありますが、ツーンとするにおいが強く気分を悪くすることがあったり、使える用途が限られる、使い方に注意が必要で場合によっては危険が伴うという特徴もあります。

酵素系漂白剤の効果

酵素系漂白剤には粉末と液体の2種類があります。粉末の酵素系漂白剤の主成分は過炭酸ナトリウムで弱アルカリ性です。液体の酵素系漂白剤の主成分は過酸化水素で弱酸性です。どちらも塩素系漂白剤では使えない色柄衣料の漂白に使えます。

塩素系漂白剤のような即効性はなく穏やかに効果がでるので、衣料を傷めたり色が抜けたりする心配はありません。また、強い臭いもなく、皮膚に触れても塩素系漂白剤のような炎症は起こりにくいです。

除菌消臭効果もあり、さまざまな場所の掃除や食器の漂白にも使い勝手がいいのも特徴です。液体の酵素系漂白剤は、塩素系漂白剤と粉末の酵素系漂白剤では使えない毛と絹の洗濯で使うこともできます。

粉末の酵素系漂白剤は、ステンレス以外の金属では化学反応を起こしてボロボロにしてしまうので使えません。このように、粉末と液体で効果や使い方に違いがあるのも特徴です。

塩素系漂白剤と酵素系漂白剤はこう使い分けよう

塩素系漂白剤と酵素系漂白剤の、使い方をご紹介します。

○○には塩素系!

その強い作用を効果的に発揮するのが、ノロウィルスなどの感染性胃腸炎によるおう吐の時の消毒です。アルコール消毒が効かない場合は塩素系漂白剤を使いましょう。

塩素系漂白剤で消毒液を作り、おう吐物の処理や汚れた床の掃除、汚物を捨てた後のトイレ、洗面台などを消毒する時に使うと効果的です。

ペットボトルを使って消毒液を作ると使い終わった後にすぐ捨てられて便利ですが、くれぐれも誤飲には注意しましょう。作った消毒液はその日のうちに使い切るか、残った場合は処分してください。

キッチンやお風呂などの水回りの壁や床、タイルに見られるカビには、塩素系漂白剤を溶かした液を塗布することでカビ取りとしても使えます。

○○には酵素系!

市販の洗濯槽のカビ取り剤は塩素系漂白剤ですが、実は粉末の酵素系漂白剤も洗濯槽の掃除に使えます。

塩素系カビ取りはカビを分解するので、掃除の後はスッキリと何も残りませんが、粉末の酵素系漂白剤を使うとカビや汚れがはがれ落ちるので、掃除の後にごっそりと汚れが浮いて出て、「こんなにも汚れていたのか」と驚くことでしょう。

酵素系漂白剤を使う時のポイントは、水の温度です。酵素系漂白剤は、40度~50度の水温で最も効果を発揮しますので、水ではなくお湯を使うとしっかりと効果を得ることができるでしょう。

塩素系漂白剤の捨て方って?

塩素系漂白剤は原液のまま捨ててはダメです。原液のまま排水口に流してしまうと、配水管などを傷める可能性がありますし、環境にも優しくありません。使い切ることがベストですが、健康上の問題や色々な事情でそれが難しい場合は、希釈して捨てましょう。

お風呂の水で薄めて流す、トイレに1回分ずつ流し、ふたをして水を流す、水道の水を出したまま少しずつ希釈して流すなどがです。家庭用1本くらいなら、公共下水の場合は1度に流しても問題ないでしょう。

下水道未整備地域で生活排水がそのまま川に流れる場合も、大量の水で希釈して流せば、側溝の有機物と結合したり、太陽の光で分解されていきます。注意が必要なのは、合併浄化槽を使っている時です。大量の塩素系漂白剤が一度に合併浄化槽に入ると、性能低下を起こす恐れがあります。

特徴をつかんで塩素系漂白剤を上手に使おう

塩素系漂白剤の特徴や使い方のポイント、注意点などについてご説明してきました。塩素系漂白剤には、見たことがある商品からそうでないものまで、色々あったのではないでしょうか。この記事を通して塩素系漂白剤についてより詳しく知っていただき、今後の家事にいかしてみてください。

酵素系漂白剤との違いについてもお話しました。今まで違いがよくわからなかった方にも参考にしていただける事でしょう。塩素系漂白剤と酵素系漂白剤の違いや特徴をいかし、上手に使い分けをしてみてください。

初回公開日:2018年04月03日

記載されている内容は2018年04月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related