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汲み取り式の浄化槽の費用・撤去にかかる費用・保守点検の費用

更新日:2020年08月28日

浄化槽の撤去の費用や、その際にしなければいけない事について紹介しました。また浄化槽を設置する時にかかる費用と設置後のメンテナンスの費用についても説明しました。さらに知っておいた方がいい浄化槽法を書きました。浄化槽の仕組みについても解説しました。

汲み取り式の浄化槽の費用・撤去にかかる費用・保守点検の費用

汲み取り式の浄化槽とは?

汲み取り式の浄化槽とは、汚水をきれいにしてくれる装置の事です。

家から出る排水を下水管に流さず、汚れた水を敷地内できれいにしてから川や側溝に流す時に使用します。下水道が引かれていない地域で使われてきました。浄化槽の中の微生物が汚れを分解して水をきれいにしてくれる仕組みです。年に1~2度バキュームで浄化槽内に付着した汚水を汲み取るので汲み取り式の浄化槽といいます。

浄化槽の中はどうなってるの?

浄化槽の仕組みを簡単に説明します。浄化槽の中は仕切り壁でいくつかの部屋になっています。最初の部屋で、ろ材に付着した微生物が浮遊物を取り除き、水の中の汚れを浄化します。第2の部屋でも同じ手順を繰り返してさらに汚れを浄化します。

第3の部屋では、接触剤に付着した微生物がさらに汚水中の有機物を分解します。最後に消毒層を通って排水されます。ブロアと呼ばれる装置は、浄化槽内の微生物に酸素を供給したり、浄化槽内で汚水を循環させる役目をしています。人で言えば心臓のような重要な部分です。

浄化槽を撤去する費用はどのくらい?

一般家庭の5~7人用の浄化槽の撤去の費用は3万円~6万円です。しかしこれは、建物の解体をする時に同時に撤去する場合の費用です。浄化槽の撤去のみをする場合の費用はもう少し高くなります。浄化槽の大きさによっても費用は違います。

撤去する前に浄化槽の掃除を

浄化槽の撤去をする前には必ず浄化槽の清掃を済ませておきましょう。浄化槽を撤去する際に汚水の汲み取り・清掃・消毒をしておく事は義務付けられています。住んでいる市町村の生活環境事務所・保健所・下水道局などに連絡すれば清掃に来てくれます。または清掃許可を持つ業者を紹介してくれます。費用は2万円~4万円ぐらいです。

浄化槽の撤去後は届け出を

浄化槽を撤去した時には、住んでいる市町村の生活環境事務所など、都道府県に届け出をする義務があります。届け出の書類は住んでいる都道府県のホームページからPDFファイルでダウンロードして、必要事項を書き込み郵送で送る事ができます。浄化槽撤去が完了したら、30日以内に届け出をしましょう。

下水を引く費用は?

浄化槽から下水道に切り替える場合は、浄化槽撤去の費用に加えて下水道の本管から敷地内まで水道管を通す工事の費用もかかります。上下水道を同時に引く場合は平均で50万円ほど費用がかかります。下水道だけなら、下水道の本管からの距離にもよりますが、おおよそ10万円~30万円ほどの費用がかかります。

浄化槽から下水道に切り替えるのは拒否できる?

以前は住んでいる地域に下水が通っていなかったので浄化槽を利用していたが、地域に下水が通るようになったので、自治体から下水に切り替えるように勧告される事がよくあります。

その場合、拒否する事はできるのでしょうか。浄化槽法では、地域に下水が通った場合は3年以内に下水に切り替えなければいけないと定められています。従って拒否する事はできません。

しかし、特に罰則が定められていなにので、切り替えないと処罰されるという事はありません。補助金などもありますので前向きに検討して、「すぐに切り替える事はできないが、○年後には切り替えるつもりです。」と具体的に答えると自治体の人も安心するでしょう。経済的に無理な場合は自治体に相談しましょう。

浄化槽と下水道ではどっちが安い?

毎月の支払いだけを考えると下水の場合は、上水道だけを使っていたのが下水道も使うようになるので水道料金は約1.5倍~2倍近く上がります。浄化槽の場合は、年に1~2度の清掃と3度の保守点検・1度の法定検査をする義務があります。合計で年間約4~6万円ほど費用がかかります。そして浄化槽が壊れて修理などがあるとさらに費用は高くなります。水道料金によって違いますので計算してみましょう。

浄化槽設置の費用は?

浄化槽の大きさや配管の長さによって費用が違いますが、一般的な5人槽で30万円~80万円ぐらいの費用です。ただし10人槽ぐらいの大きなものになると、200万円ぐらい費用がかかる場合もあります。補助金も出るので、詳しい事をお住まいの都道府県で確認しましょう。

初回公開日:2017年12月27日

記載されている内容は2017年12月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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