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田舎暮らしの失敗|成功談と失敗談/失敗しないコツ/定年後

更新日:2020年08月28日

「田舎暮らしを考えていますか?」上京して都会へ来られた方も多いでしょう。都会暮らしから田舎暮らしへの移住を考える方もいるでしょう。今回は田舎暮らしに失敗しないためにも、田舎の定義と暮らし方で失敗しないコツを紹介いたします。

田舎暮らしの失敗|成功談と失敗談/失敗しないコツ/定年後

人口や家屋の密度が小さい地域です。明確な定義は法律上ではほとんど決まっていません。農業、林業、漁業が盛んに行われている地域が大半と考えられています。人口密度が少なく土地が安く広いため、作物を育てる、庭でバーベキューをする方が多いです。

過疎化など、人口の50%以上が65歳以上の高齢者になり、冠婚葬祭といった社会的共同生活の維持が困難になっている集落を「限界集落」とも呼ばれています。

田舎暮らしに失敗しないコツ

移住をする前に下見をしてみよう

「自分が想像していた田舎暮らしではなくて、失敗した」と思わないように、土地の下見をしておきましょう。昨今、古民家やドミトリーを解放したゲストハウスの運営がされています。ここでは旅館・ホテルでは感じられにくいその地域の気候や地域柄を体験することができます。

それぞれの気候を調べておく

温暖湿潤気候の日本は経度・緯度ともに斜めに位置しており、盆地もそれぞれ標高が異なります。それぞれの地形・標高によって気候の変化があるので、山の高さ・川の位置・海の位置によっても風の吹き方が違います。

海が近いのであれば塩害対策、積雪が多い地域ではスタッドレスなどのタイヤの準備が必要になりますので、失敗しないためにも季節の変化、気候を調べておきましょう。

引っ越しは1度で済ませる

いざ引っ越しをする場合は複数回に分けて荷物を移動するよりも1度で済ませましょう。複数回に分けて引っ越しをしてしまうと移動費などの費用がかかり失敗します。

必ず市役所配布の資料をもらう

失敗しない住民になるために住民票を発行したら市役所配布の資料に目を通しておきましょう。税金の調整額から、ごみの日、ごみ袋の有無、指定されているごみの内容まで目を通しておきましょう。それぞれ自治体の決まりがあります。

さらにタウンページ・ハローページにも目を通しましょう。最寄りの病院、弁護士、税理士、ハローワークなども確認も忘れずに行います。インターネットで検索できる時代ですが、こちらの情報が確実です。

買い物に失敗しないために

買い物に失敗をしないように食料品を買うスーパーから夜間空いているコンビニエンスストア、薬局などを探しておきましょう。田舎暮らしの中でも、どこにどんなものが売っているのかを把握しておかないと、自身の買い物の効率の悪さが際立ち、ストレスが溜まります。さらに営業時間も忘れてはなりません。

地域によっては品質の良い材料を安価で買うことができる資材売り場があります。ここで新たなDIYの可能性が見出せますし、新鮮な食材を扱っている卸売市場でおいしい食事が期待できます。

ご挨拶を忘れない

「田舎暮らしの人間関係で失敗した」の中でコミュニケーションのトラブルがあります。引っ越し後はご近所の方に挨拶をしておきましょう。人里から離れている、民家が密集していない土地でも挨拶は肝心です。挨拶の流れとしては「簡単な手土産(タオル・その地域のゴミ袋・洗剤のどれか)」を持って「入居先を伝える」だけで済みます。

旅行ではなかなか目にすることはありませんが、地元の方からすると集落という小さなコミュニティが存在している場合があります。助け合う風潮が未だ根強い田舎暮らしなので、今後の災害・事故に備えて挨拶をしておく事が大切です。

田舎に嫁ぐ際はマリッジブルーに気をつけて

「遠距離恋愛から田舎に嫁ぐ」あるいは「出身が都市部で、田舎に嫁ぐ」などの流れから、文化圏の違い、地域の価値観の違いにより、結婚後の田舎独特の暮らしに馴染めず憂鬱な気分に陥る女性がいらっしゃいます。さらにマリッジブルー(結婚を控えた人が間近に迫った結婚生活に不安や憂鬱を感じる)といった症状が強くあらわれることがあります。

なるべく憂鬱な時間・不安感を晴らすために田舎に嫁ぐ前に計画的な結婚・婚約を見立て、お互いの会話の時間を設けましょう。もともとの文化圏や風潮を変えることはできませんが、同棲、旅行などを通して「私の選択は失敗だったのか」と自分責める時間を減らすことができます。

先人・地元の人たちの暮らしの知恵を借りる

生活に失敗しないコツとして、過去の文献や地元の方の生活の知恵を調べる、あるいは聞いておきましょう。生活の中でたくさん失敗し、ずっと不便で暮らしの壁にぶち当たってきた先人達と地元の方々は、快適に過ごす工夫を凝らしてきた軌跡があります。

例えば夏の暑い地域では朝、あるいは夕方に打ち水をすると気化熱を利用して家の周りの気温を下げる効果があります。他にも冬に氷点下入りする地域では水道水が凍ることがあります。

そこで1日中暖房をつけて部屋を暖めるのではなく、発泡スチロールやウレタンなどを保温材として利用し水道管の凍結防止をすることができます。生活が豊かになるものをみなさんそれぞれ持っています。疑問があったら聞いてみましょう。

田舎にゴキブリって出るの?

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初回公開日:2017年09月14日

記載されている内容は2017年09月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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