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アイスクリームとラクトアイス・氷菓のミルクの違い・商品の種類

更新日:2020年08月28日

今回は、昔から皆に親しまれているアイスクリームとラクトアイスの違いや、氷菓とミルクの差について言及してまいります。さまざまな種類のアイスがある中で、アイスクリームとラクトアイスにスポットライトを当てて追及していき、ご紹介していきます。

アイスクリームとラクトアイス・氷菓のミルクの違い・商品の種類

アイスクリームとラクトアイスの差とは

コンビニやスーパーなど、多くのアイスが販売されていますが、そんな数多のアイスにも種類があるのはご存知でしょうか。一見同じように見えますが、実はアイスクリームに含まれる乳成分の量によって分類されます。アイスクリームのパッケージの原材料のところに、「種類別〇〇」と書かれていますが、種類別は4つに分けられます。

これらは食品衛生法に基づいて決められており、「乳及び乳成分の成分規格に関する省令」と「食品、添加物等の規格基準」という2つの法律により定められている成分規格です。

では、そんなアイスの種類別の違いと見ていきましょう。

大まかな2つの違いとは

乳固形分乳脂肪分
アイスクリーム15.0%以上8.0%以上
ラクトアイス3.0以上3.0%未満

アイスクリームとラクトアイスの大きな違いとは、中に含まれる乳成分の量の違いです。アイスクリームは、上記の表を見ていただけると分かりやすいですが、乳固形分と乳脂肪分が多く含まれる種類なので、ミルク感をより多く感じられる種類になります。

一方でラクトアイスは、アイスクリームと違って乳脂肪分を含まず、乳固形分がアイスクリームよりかなり少ないです。植物油脂を使っているものが多いので、アイスクリームとはまた違う滑らかさになるでしょう。

アイスミルクとの違いは?

乳固形分乳脂肪分
アイスクリーム15.0%以上8.0%以上
アイスミルク10.0%以上3.0%以上
ラクトアイス3.0%以上3.0%未満

先ほどの表に、種類別アイスミルクを足してみて比べてみました。アイスミルクは、アイスクリームとラクトアイスの間となる種類で、アイスクリームよりは乳固形分も乳脂肪分も少ないですが、ラクトアイスよりは多く含まれています。牛乳と同じくらいに乳成分が含まれており、植物油脂が使われることのある種類になります。

氷菓との違いは?

乳固形分乳脂肪分
アイスクリーム15.0%以上8.0%以上
ラクトアイス3.0%以上3.0%未満
氷菓上記以外上記以外

続いてはアイスクリームとラクトアイスを氷菓と比べてみました。氷菓は詳しい成分は書かれていなく、アイスクリームとアイスミルク、ラクトアイス以外のものが氷菓となります。氷菓は乳固形分はほぼなく、果汁を凍らせたアイスキャンディーやかき氷などが種類別氷菓となります。

アイスクリームの定義とは?

アイスクリームにも定義というものがあり、アイスクリーム類とは、乳またはこれらを原料とする製造で食品を加工し、または主要原料としたものを凍結させたものであるということ。そして乳固形分3.0%以上を含むもの(発酵乳以外)ということです。アイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイスがこれらの定義に含まれます。

氷菓は上記以外になりますが、アイスクリームの定義には含まれません。

アイスクリームとラクトアイスの商品の種類とは

ここまでアイスクリームとラクトアイスの違いについてご紹介してまいりました。一見同じようなものでも、アイスに含まれる成分などで違いがあり、その風味や味も多少変化があるのではないでしょうか。

そこで続いては、数多ある販売されているアイスクリームとラクトアイスの商品の種類についてご紹介していきます。

市販されているアイスクリームの形態

市販されているアイスクリームの形態には、カップタイプ、スティックタイプ、コーンタイプ、モナカタイプ、サンドタイプ、ケーキ型などのファンシータイプ、いくつか入ったマルチパック、大型の容器にアイスが詰まったホームタイプ、お店などで出す用の業務タイプと、形態としては9種類があります。

コンビニやスーパーなどで多く見られますが、アイスの種類別で多く見るのはラクトアイスになります。

アイスクリームはこれまでに多くの種類が販売されてきて、数えきれないほどの種類があります。

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初回公開日:2018年03月01日

記載されている内容は2018年03月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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