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大トロと中トロの違い・部位はどこか・食べ方|カロリー/寿司

更新日:2020年08月28日

大トロはお寿司やお刺身でも非常に有名なネタの一つです。しかしながら、マグロのどの部分のことを大トロというのか、また、中トロとの違いについてはあまり知られてはいません。そこでこちらでは、大トロを例にあげマグロの部位について紹介してきましょう。

大トロと中トロの違い・部位はどこか・食べ方|カロリー/寿司

マグロの大トロと中トロとの違いについて

近年マグロは、日本人にとってとてもポピュラーな食材になりました。特に冷凍技術などの発達によって、日本中どこでも手軽にマグロを手に入れることができるようになったともいえるでしょう。

大トロや中トロといったマグロの中でも、比較的高級な部位についても回転寿司などですら食べられるようになったことから、以前よりも庶民でも手軽に楽しめるようになりました。特に大トロなどはかつて高級寿司ネタとして有名でしたが、現在ではお買い求めやすくなりました。

しかしながら、実際の大トロとはマグロのどの部分のことを指し示すのかについて聞かれると、なかなか答えることができないのが現状です。特に大トロと中トロの違いについては、値段の違いはわかるがそれらの厳密な違いがどこなのかという点は知られていません。

今回は、大トロと中トロの違いについてスポットを当てて、大トロの特徴について紹介します。

部位の違い

大トロと中トロとの間の大きな違いは、マグロにおけるとれる部位であるともいえるでしょう。大トロはマグロの部位でいうと、お腹側に存在するといわれています。大トロの大部分は脂肪であるため、それとなく想像することは難くはないでしょう。

一方で、中トロの部位はどの部分になるのでしょうか。中トロについては大トロとは異なり、お腹側にも背中側にも存在します。背中側については赤身が多いといわれてはいますが、その赤身の部分を除いた残りの部分が中トロに相当するといえるでしょう。

カロリーの違い

大トロと中トロを分ける大きな要因には、含有されている脂肪分の量が大きなファクターを占めています。したがって、大トロと中トロとの間にはカロリーの違いがあることはお分かりいただけるでしょう。

一般的にマグロのカロリーは、赤身が100g当たり125kcal程で、脂身が100g当たり344kcalであるといわれています。大トロと中トロの脂肪の割合は当然異なることから、カロリーにも違いが生じることが推測されます。

刺身一切れの重さが20gないくらいですので、100gだとおよそ5切れ相当を想像するとカロリー摂取のイメージはつきやすいでしょう。そもそも大トロは、脂身が強くたくさん食べるような食材ではないため、食べ過ぎてしまうという心配はあまり無いといえるでしょう。

大トロや中トロ以外の部位について

マグロに含まれる部位は、大トロや中トロのみではありません。居酒屋ではよくマグロの少しマニアックな部位などがメニューに入っていることがあり、意外と馴染みのある名前も存在します。

こちらでは、マグロのその他の部位について簡単に紹介してきましょう。

赤身

赤身はマグロの代名詞とも呼べる部位の種類であるといえるでしょう。マグロの部位としては主に背中側から真ん中に多く存在しています。

中トロや大トロとは異なり、脂身は少なくすっきりとしているのが特徴であるといえるでしょう。

カマトロ

「マグロのカマ焼き」などの名前で居酒屋メニューにあることがあります。トロの部位は、マグロでいうところのエラの近くです。エラの付近にしかないこの部位は、一匹のマグロから2カ所しか取ることができない貴重な部位です。

大トロと同じく、脂身に富んでおり大トロよりもおいしいという評価もあります。

中落ち

マグロの中落ちという名前も、居酒屋やお寿司屋さんで聞いたことがある人がいるのではないでしょうか。マグロの中落ちの部位は、マグロでいうところの赤身やトロをとった後の骨の部分にあります。こちらについても赤身とは異なり、脂身に富んでいると考えられ非常においしいといわれています。

このマグロの骨について部分の身を取ることを、「ねぎ取る」と呼んでおり、ネギトロの語源でもあるといわれています。

ほほ肉

マグロのほほ肉についても、カマトロと同じく一匹のマグロから2カ所しか取れない貴重な部位であるといわれています。大トロなどとは異なり、繊維質に富んでおり、焼いたり揚げたりするとお肉のような食感になるともいわれています。

脳天

「脳天」という名前が示すように、マグロの前頭部の部位のお肉を示しています。こちらの部位についても、カマトロやほほ肉と同じように一匹のマグロから二か所しか取ることができません。さらに、他の部位と比べると取ることができる量も非常に少ないことから、貴重な部位の一つであると考えられています。

この部位は、カマトロと同じく脂身に富んでおり、非常においしいといわれています。

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初回公開日:2018年03月28日

記載されている内容は2018年03月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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