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【方法別】押し麦の炊き方・水加減|白米を混ぜた/1合/3合

更新日:2020年08月28日

最近、健康ブームでよく名前を聞く押し麦は、なんとなく調理がめんどくさそうなイメージですが、意外と簡単に炊くことができます。いろんな炊き方だけでなく、簡単に押し麦を食べられる商品などもご紹介していきます。押し麦を食べて健康に1歩近づいちゃいましょう。

【方法別】押し麦の炊き方・水加減|白米を混ぜた/1合/3合

押し麦とは

最近、ダイエットや美容にいいと注目されている押し麦ですが、押し麦とは麦とろご飯にも使われる最もスタンダードな大麦です。

押し麦は大麦の中でも食べやすくなるように、あらかじめ蒸気に当てて平らな形に加工されています。ですので、大麦の中では一番柔らかく、白米と混ぜて炊いても違和感なく食べやすい種類となっています。

押し麦の栄養価について

ダイエットに良いと言われる押し麦ですが、炊飯前のカロリーは100gあたり334kcal、糖質は約65gです。これだけ見ると特にカロリーや糖質が少ない印象はありません。ですが、炊いたあとの押し麦の糖質は、100gあたり17.5gほどになります。

炊いたあとの白米の糖質は、100gあたりおよそ37gなので、白米に比べると糖質量は約半分になります。その理由としては押麦は炊飯するときにたくさん吸水することがあげられます。

また押し麦には水溶性食物繊維、不溶性食物繊維がごぼうよりも多く含まれています。その中でもβグルカンは血糖値の上昇を穏やかにする効果もあり、コレステロール値の正常化が期待できるといわれています。他にも代謝ビタミンと言われるビタミンB群にカリウム、カルシウム、タンパク質も豊富に含まれているので、身体には嬉しい事だらけの食品です。

気をつけないとデメリットもある

栄養価も高く健康に良い押し麦ですが、その食物繊維の量によって下痢を起こしたり胃もたれを起こすことがあります。

胃もたれの原因としては食物繊維が豊富なので、消化に時間がかかることです。消化に時間がかかりすぎてしまうと消化器官に負担がかかるので胃もたれがすることがあります。摂取量を調整してみましょう。

しかし下痢に関しては、麦が体質に合っていないことが考えられます。水溶性と不溶性の食物繊維のバランスが良いので、下痢を起こすということはあまりありません。摂取をしばらく控えてみましょう。

量別押し麦の炊き方と水加減

まず最初に、1合と3合の押し麦それぞれの基本的な炊き方と水加減をご紹介します。

押し麦と水は1対2の量が基本的な炊き方です。ここで気をつけていただきたいのが、水の量は麦の重量に対しての2倍です。カサではありません。押し麦を炊くときに水の量はとても大事になってくるので、まずはこの炊き方で炊いてみてください。

1合で炊く場合

押し麦は1合110〜120gですので、倍量の230g前後の水の量で炊きましょう。押し麦1合分に水230gを注ぎ、吸水させます。吸水時間は最低でも30分といわれますが、夏場でも1時間程度、冬場は2時間以上の吸水が美味しく炊く秘訣です。炊き方ひとつで炊きあがりが違ってきますのでいろいろ試してみると自分好みの炊きあがりに出会えます。

3合以上で炊く場合

3合以上で炊く場合も基本的には同じです。330gの押し麦に660gのお水でたっぷり吸水させてから炊いてください。

ただし炊飯器でなくお鍋などで炊く場合は吹きこぼれに気をつけましょう。白米に比べ水の量が多いので、思った以上にカサがありますし押し麦も膨らみます。

またたくさん炊いたあとは小分けにしてラップで包んで冷凍保存が可能です。家族はあまり食べないけど自分は食べたいという場合など、小分けに冷凍しておくと毎回少しずつ炊かなくても、食べたいときに電子レンジでチンするだけで食べられるのでです。

方法別押し麦のみの炊き方

白米と混ぜて食べるのが主流の麦ごはんですが、押し麦のみで炊いても美味しく食べることができます。いろんな調理法で押し麦の炊き方をご紹介していきます。

押し麦だけで炊く場合は、押し麦の種類にもよりますが、押し麦と水を1対2で炊くのが基本です。麦は吸水しにくいので、長めにしっかり吸水したほうが美味しく炊けます。最低でも30分は吸水させましょう。寒い時期は3時間ほど吸水できるのが理想です。

押し麦の種類によっては炊きあがりも茶色くなりますが、食物繊維が豊富な証拠なので気にしなくて大丈夫です。固めの炊き方だと炊きあがりは白米と違ってパラパラで、チャーハンのようになります。水の量や炊き方で炊きあがりも変わってくるので、お好みの加減を探してみてください。

炊飯器で炊く

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初回公開日:2018年03月28日

記載されている内容は2018年03月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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