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生・フレッシュなハーブティーの入れ方・アイスでの入れ方

更新日:2020年08月28日

ハーブティーというと、乾燥させたハーブを使ったお茶と思われがちですが、実は生のハーブでも簡単にできるハーブティーの入れ方をご存知でしょうか。今回は、そんな生のハーブを使ったハーブティーの入れ方とお勧めのハーブの種類をご紹介します。

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フレッシュハーブティーの入れ方

フレッシュハーブティーとは摘みたての生のハーブを使ったハーブティーです。フレッシュハーブティーは入れ方も簡単で、摘みたてのハーブをそのまま使うことができるので、育てたハーブをいくつかブレンドしたり、アイスハーブティーにしたりと楽しみ方も様々です。

フレッシュハーブティーは、乾燥させたハーブを使ったハーブティーよりもさっぱりとした風味と味わいを持っていので飲みやすいのも特徴の1つです。

フレッシュハーブティーの基本の入れ方は、まず初めにハーブを積むところから始まります。フレッシュハーブティーには、蕾や開きかけの花がついてるハーブを使うと香りが良いです。摘んだハーブは、太い枝や腐っている部分は取り除きましょう。

次に、摘んだハーブをティーポットに入れます。ハーブの量の目安はカップ一杯分ならティースプーンに山盛りで2、3杯と言われています。ティーポットにハーブを入れたら熱湯を注いで、3~5分ほど蒸らして完成です。

ハーブティーに使うお勧めのハーブと入れ方のポイント

エキナセア

エキナセアは北米原産のキク科の植物で、和名ではムラサキバレンギクといいます。エキナセアには、抗菌作用や抗ウイルス作用があるので、風邪やインフルエンザの予防に効果があります。また、抗炎症作用や抗アレルギー作用もあり、肌のトラブルや喉のイガイガを改善する効果もあるので、アメリカでは常備薬として使われることもあります。

エキナセアのハーブティーの入れ方はドライハーブを使うのが多く、フレッシュハーブの流通は少ないです。そのため、エキナセアのフレッシュハーブティーを楽しみたい時は、エキナセアのフレッシュハーブを探すよりは苗から育てた方が簡単でしょう。

エキナセアのハーブティーの入れ方のポイントは、エキナセアは葉が大きいですがティーポットに入れる際に葉を千切りすぎるとえぐみが出て飲みづらくなってしまうので、最小限にとどめましょう。また、エキナセアはキク科の植物なので、キクにアレルギーのある人にはお勧めできません。

エルダーフラワー

エルダーフラワーは、主にヨーロッパの森林や川岸に自生している植物で、花の部分をハーブとして使います。エルダーフラワーは、粘液を浄化し気道を綺麗にしてくれるので風邪やインフルエンザに効果があります。また、花粉症や鼻炎などの鼻詰まりや鼻水の症状を緩和する効果があります。さらに、発汗作用や利尿作用もあります。

エルダーフラワーは、マスカットのような甘く爽やかな香りを持っていて、他のハーブとブレンドしなくても十分に楽しめるハーブです。ハーブティーの他にもうがい薬や、ハーブシロップ、化粧水などにも使います。

エルダーフラワーのハーブティーの入れ方のポイントは、エルダーフラワーはハーブティーにする際は花のみを使用してください。エルダーフラワーの葉は、有毒なので絶対に使わないようにしましょう。

セージ

セージは地中海原産のシソ科の植物で、和名をヤクヨウサルビアと言います。セージには、抗菌、抗ウイルス作用の他に、血液循環を良くする強壮の効果があります。また、肌を引き締める効果や発汗を抑える効果もあり、中世では患者の寝汗を抑えるために利用されていました。さらに内分泌系に効果があるので、生理不順や更年期障害にも効果があります。

セージは独特の香りと軽い苦みがある味わいです。料理では、肉の臭みを消すスパイスにも多く使われます。また、内分泌に影響があるので妊娠中の人やてんかん発作のある人にはお勧めできません。

セージのハーブティーの入れ方のポイントは、ブレンドすることです。セージはクセのある香りや味なので、飲んだことのない人には飲みづらく感じることがあります。そのため、セージのハーブティーを飲む時は紅茶の茶葉やミントをブレンドしたり、はちみつやスライスしたリンゴを入れると飲みやすくなります。

レモングラス

レモングラスは、東南アジアや南インドが原産のイネ科の植物です。レモングラスは、殺菌効果やむくみや冷え症に効果があります。また、胃腸の調子を整える働きもあり、食欲不振や胃もたれに効果があります。

レモングラスは名前の通り、レモンに似た香りでハーブティーにするとクセが無く、飲みやすいハーブです。酸味はあまりありませんがすっきりとした清涼感が楽しめます。

レモングラスのフレッシュハーブティーの入れ方は、レモングラスは葉が長いので2~3cmほどに細かく刻んだ入れ方がお勧めです。レモングラスは、えぐみが少ないのでこの入れ方でも飲みやすく風味が出やすくなります。

ローズヒップ

ローズヒップとは、バラの花が咲いた後にできる赤い実のことで、バラの品種や種類によって様々な形があります。ローズヒップは、ビタミンCの爆弾と言われていて、ビタミンCを豊富に含んでいるので、美肌効果が期待できます。また、内臓脂肪を減らす働きがあるので、ダイエット効果、免疫力の向上などの効果があります。

ローズヒップのハーブティーは、酸味のあるアセロラのような味わいと言われています。ローズヒップはハーブティーの他にも、化粧水やジャム、スープなどにも使えます。

ローズヒップのハーブティーの入れ方は、ローズヒップに加工が必要です。ローズヒップは摘んだ後に水洗いして、実の1/4程までハサミを入れて中の種を取り出しましょう。種を取り出したら細かく刻むとハーブティーに使うことができます。この入れ方以外にも、刻んだ実を乾燥させればドライハーブティーが楽しめます。

アップルミント

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初回公開日:2017年10月06日

記載されている内容は2017年10月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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