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コーヒードリッパーと違い(穴の数/形状)・選び方

更新日:2020年08月28日

コーヒードリッパーには種類も多く、どのコーヒードリッパーを選べば良いか分からない人も多いです。家で手軽に美味しいコーヒーが淹れられるコーヒードリッパーはあるのでしょうか?また、種類や選び方などに注意するべき点などはあるのでしょうか?

コーヒードリッパーと違い(穴の数/形状)・選び方

ドリッパーの中でも大事な役割をしている部分が抽出穴です。この抽出穴の数によってもコーヒーの味が変わります。カリタ式のドリッパーは3つ穴。その他のメリタ式、ハリオ式、コーノ式は1つ穴のドリッパーです。それぞれのドリッパーに同じようにお湯を注いだ場合、穴が1つならゆっくりお湯が落ちるため濃く。3つ穴ならば早くお湯が落ちるので薄めになります。

1つ穴のドリッパーはゆっくりお湯が落ちるため、お湯を注ぐ量やスピードをコントロールしやすいのでです。3つ穴のドリッパーは1つ穴よりもお湯を注ぐ量やスピードがコントロールしにくいので、コーヒーを淹れ慣れていないと毎回味が変わってしまいます。

リブ

ドリッパーの内側にある溝のことをリブと言います。リブはコーヒーを淹れるときに、お湯の流れを調整するというとても重要な役割をしています。また、ペーパーフィルターを載せたときにドリッパーとフィルターの間に空気の抜け道を作ってくれて、これによりお湯の落ち方が早くなります。リブの形はメーカーによって異なるので、いろいろと見てみると良いでしょう。

材質

ドリッパーにはいろいろな材質で作られています。材質は形状や穴の数のようにコーヒーの味に対して大きく影響を与える部分ではありません。しかし、使い勝手には関わってくる部分ではあります。

プラスチック

プラスチックはどのメーカーも取り扱っています。コストパフォーマンスが良く、軽くて、万が一、落としても割れにくいので家庭用としてドリッパーです。また、プラスチックは金属や陶器のように、注いだお湯の温度を大きく奪いません。この扱いやすさもポイントです。しかし、劣化しやすいというデメリットはあります。

金属

金属製のドリッパーは高価ではありますが、熱伝導率が良いので、正しく扱うことで抽出時の温度が一定に保つ事ができるのでです。また、プラスチックに比べて劣化がしづらいというメリットもポイントです。ただし、手入れはしっかりとする必要があります。

金属製のドリッパーは本体が熱くなりやすく、扱いが難しいので上級者向けのドリッパーとなります。ドリッパーにもこだわりたいと思う人にです。

陶器

金属製と同様に陶器も熱伝導率も割とあり、安定感があるのでです。また、プラスチックと比べると見た目が良いこともポイントです。陶器のドリッパーは愛好家の間で使われることが多いです。陶器のため、割れやすいという点はありますが、形が同じであればプラスチック製のドリッパーと扱い方に、そこまで大差はないのでです。

杯数

もしも、1杯のコーヒー淹れるときに10gの粉を使用したとします。ですが、2杯分のコーヒーを淹れる際には20gではなく、18gと粉の量を減らします。これは粉の量が増えることによって、ドリッパーにお湯を注いでから、お湯が落ちるまでに時間がよりかかることになります。

つまり、粉の量が増えると、お湯とコーヒーの粉が触れている時間が長くなるということです。長く触れているということは、それだけしっかり味の抽出がされるということでもあります。なので、単純に2杯分だからと、2倍の量のコーヒーの粉を使用すると味が濃くなってしまうので注意が必要です。

したいドリッパーの選び方

結局のところ、ドリッパーとは自分の好みに合わせることです。スッキリしたコーヒーを淹れたい、しっかりした味のするコーヒーを淹れたい、コントロールが難しくても3つ穴を使いこなしたいなど、自分で淹れたいコーヒーのイメージを持って、そのイメージに近いコーヒーが淹れられるドリッパーを探すと良いでしょう。

イメージさえ持っていれば、コーヒーに詳しい人や、コーヒーショップの人に聞くなどすると、ドリッパーを教えてもらえるでしょう。

コーヒーを楽しもう

ドリッパーだけでも多くの種類があり、それぞれに特徴があります。これらの特徴はコーヒーを淹れるときに味に影響します。ドリッパー1つで、味が変わってしまうほどコーヒーは繊細な物です。わからないことがあれば、詳しい人にを紹介してもらいましょう。

自分に合ったドリッパーが見つかったら、他の道具についてもを聞いて見ましょう。最終的にはまめに違いや、焙煎による違いなど、細部にまでこだわってコーヒーを楽しみましょう。

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初回公開日:2017年10月30日

記載されている内容は2017年10月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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