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缶切りの種類と使い方・缶切りのワインオープナーや栓抜きの使い方

更新日:2020年12月22日

缶詰を開けるときに必要な缶切りには、種類や使い方が様々あることはご存知ですか。缶切りには缶を開けるだけでなく、栓抜きやコルク抜きの機能付きのもの、左利きの人にも使いやすいものまであります。使い方の動画を紹介するほか、代用品での缶の開け方にも触れていきます。

缶切りの種類と使い方・缶切りのワインオープナーや栓抜きの使い方

缶切りの種類と使い方

缶切りには、てこ式・回転式・電動式などの種類があります。それぞれどのような特徴、使い方があるのかを紹介します。

てこ式

てこ式の缶切りは、てこの原理を利用したものです。てこの原理とは、支点・力点・作用点のバランスにより少ない力で作用させることができる原理のことです。缶に引っかける部分が支点、手に持つ部分が力点、刃の部分が作用点となります。

使い方は、刃の根元の窪みを缶の縁に引っかけながら、刃を缶に突き刺しては抜くという動作をしていきます。その動作をしながら円周方向に移動していくと、蓋が切断され開けることができます。

1周切断することができたら、蓋を持ち上げるか取り外します。切り口や蓋はギザギザしているので、怪我をしないよう取り扱いには注意しましょう。

回転式

回転式の缶切りは、ローラー状の刃によって缶を切断するものです。てこの原理を回転式にしたという仕組みで、少ない力で缶を開けるように設計されています。

使い方は、ローラー状の刃を缶の縁に引っかけ、持ち手部分を握って缶の縁に穴を空けます。その状態のまま横についているネジを回すと、刃が回転し缶が切断されます。ネジを回し続けると自動的に缶が回転し、縁に沿って缶を切ることができます。

回転式の缶切りでは、切り口がギザギザせずきれいに切ることができますが、切り口は鋭くなっているので注意しましょう。

電動式

回転式のものを電動にした缶切りです。電池を使い刃を回転させる仕組みで、原理は通常の回転式缶切りと同じです。

使い方は、刃の部分を缶の縁に引っかけ、スイッチを押します。磁石などによって缶と缶切りを密着させ、ハンズフリーで使うことができるものもあります。1周したらスイッチを切り、蓋を取り外します。この場合の切り口も、てこ式ほどギザギザになりませんが取り扱いには注意しましょう。

缶切りについているワインオープナー・コルク抜きの使い方

缶切りには、ワインなどのコルクを抜くワインオープナーのスクリューがついているものもあります。ワインを飲む人にとっては必要不可欠なワインオープナーですが、缶切りについていることでてこの原理が使えるので、通常のワインオープナーより開けやすいという利点があります。

使い方は、まずスクリューの先端部分をコルクの真ん中に乗せます。そのとき、スクリューをワインボトルに対して垂直にせずに少し斜めにしましょう。次に、時計と反対回りに回し、コルクにスクリューを入れ込ませます。スクリューの先端をコルクに入れたあと、今度は時計回りに垂直に回していきます。

コルクの下の方までスクリューが入ったら、缶切りの刃の部分を折り曲げ、ワインボトルの縁に引っかけます。引っかけた部分をしっかりと握り、持ち手部分を上げるとコルクが抜けます。このとき真上に引き上げるようにするとコルクが折れにくいでしょう。

缶切りについている栓抜きの使い方

缶切りと栓抜きがセットになっているものもあります。このような缶切りは多くの家庭で使われているでしょう。缶切りと一体になっていることで収納場所にも困らず紛失しにくいという利点があります。

使い方は、缶切りの持ち手側についている窪みを使います。瓶の蓋の下の部分に窪みの尖った方を引っかけ、てこの原理を使い引き上げます。開け方は通常の栓抜きと同じです。瓶をしっかりと押さえてから使いましょう。

缶切りの使い方がわからないときは?

次のページ:缶切りの使い方の動画紹介

初回公開日:2017年09月15日

記載されている内容は2017年09月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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