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布団の収納方法・収納するグッズ|座布団/ラック/袋/ケース

更新日:2020年08月28日

布団は、こたつ布団や座布団も含めると、種類も多くかさばります。日常の出し入れに便利な布団収納法、押入れやクローゼットを有効利用した収納だけでなく、オフシーズンの布団をインテリアや家具のように使いながら収納する布団収納法についてご紹介します。

布団の収納方法・収納するグッズ|座布団/ラック/袋/ケース

押入れは家の中で一番湿気やすい場所です。日当たりもなく、外壁やバスルームなど、水回りと接している場合も多いです。空気がこもりやすいので、襖の開け閉めのたびに、押入れの中とは温度も湿度も違う空気が入ってくるので結露もしやすくなります。一階の押入れですと、地面からの湿気も上がってきやすくなります。

押入れに布団を収納する場合は、必ず、スノコを敷くようにします。スノコがあると空気の流れができて湿気を逃しやすくなります。特に押入れの隅は、湿気がたまりやすいですから、ぎっしりと布団を収納しないようにします。スノコにも、材質によって違いがあります。スノコの材質と特徴をご紹介します。

スノコの種類は?

スノコには、木材でできたものと樹脂製のものがあります。どちらが良いということはありません。それぞれに長所がありますから、ご自分の好みで選ばれると良いでしょう。

木材のスノコには、おもにヒノキと桐が使われます。ヒノキは、虫よけとしても使われる木材です。抗菌、防虫、消臭の機能があり、収納にはぴったりな材質です。ヒノキの香りがしますので、香りに癒されます。

桐は、家具、特に和ダンスや和装用の衣装箱に昔から使われる、伝統的な木材です。木材自体が呼吸をして余分な湿気をためません。軽いうえに、薄くても丈夫なので取り扱いが便利です。

樹脂製のスノコは、軽くて掃除がしやすいのが利点です。製品によっては、キャスターつきの物があり、簡単に出し入れすることができます。敷くだけでなく、押入れの奥や左右の壁にジョイントできるものもあり、広い面積を覆ってもずれにくくなっています。

布団収納に最適なスノコは?

木製でも樹脂製でもかまいません。布団は重くなりますから、板の厚みや足の太さを見ます。頑丈にできているものが安心です。気をつけたいのはスノコの高さです。布団は湿気が大敵ですから、高さがある方が良いでしょう。特に湿気が気になる押入れは、できるだけ高さのある物を選びます。木材のスノコを選ぶ時は、木材の自然な呼吸を妨げる塗料が塗っていないか気をつけます。

木製スノコのお手入れは?

スノコは敷きっぱなしにせず、年に一回はお手入れをします。スノコの下には埃がたまりやすいですから、掃除機をかけて埃がたまらないようにします。押入れの埃は、ダニの温床になりやすく、アレルギーを持ってる方や小さなお子さんをお持ちの方は特に注意が必要です。

木製のスノコのお手入れは、掃除機で埃を吸い取り、風通しの良い日陰で乾かします。水拭きは厳禁です。気になるときは、乾いた雑巾で乾拭きします。木製のスノコは足の部分に埃が引っかかって、溜まりやすく取れにくいので特に注意します。

樹脂製スノコのお手入れは?

樹脂性のスノコは、掃除機をかけた後、水拭きをします。日に当たると黄色くなって劣化します。直射日光に当てないように気をつけます。布団を収納するためのスノコは、湿気を残さないことを意識意してお手入れすると失敗がありません。

布団乾燥機や除湿機の効き目は?

除湿といえば、布団乾燥機と除湿機です。特に、湿気が気になる季節や布団を外に干せない時は、布団乾燥機が役立ちます。最近は、シートを広げないタイプのものもあって便利です。こまめに布団乾燥機をかければ、押し入れの中に収納しても湿気がこもることもありません。布団乾燥機をかけた後に、掃除機で布団を吸えばダニ対策にもなります。

除湿機を室内で使う時は、押し入れの襖の両側を少し開けて空気の通り道を作ります。扇風機で、押し入れに向かって風を送るのも良いでしょう。このやり方ですと、押入れ全体の湿気がとれます。押し入れの湿気を追い出して、除湿機で部屋全体を除湿すれば、布団を敷いていた畳や床の湿気もとれます。

布団収納便利グッズ

押入れに布団を収納するための、布団収納のお役立ちグッズをご紹介します。

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初回公開日:2017年09月27日

記載されている内容は2017年09月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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