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猫のダニの取り方と効果的な予防方法・寄生するダニの種類

更新日:2020年08月28日

猫に寄生するダニの種類と、寄生してしまった場合のダニの駆除方法、ご家庭でダニを寄生させない予防方法をまとめています。大切な可愛い猫と健康に過ごしていくために、飼い主にも出来ることがあります。これからの生活の参考になりましたら幸いです。

猫のダニの取り方と効果的な予防方法・寄生するダニの種類

猫のダニの取り方

クシ(ブラッシング)でダニ取り

猫用のクシで、猫に軽くブラッシングしてあげることでダニを取る方法です。なるべく目の細かいクシを使うことで、毛の根元から小さなダニを駆除できます。最近では、ダニ・ノミ取り専用のブラシも販売されているので、手軽に購入することができます。放し飼いをされている猫の場合は、外出先から帰って来たら必ずブラッシングをしてあげるようにしてください。

シャンプーでダニ取り

シャンプーでダニを駆除する場合は、ダニ取り用の薬用シャンプーを使いましょう。いきなり体をゴシゴシしてしまうと猫がびっくりしてしまうので、ゆっくりぬるま湯をかけてあげましょう。

まずはお湯で体を流してあげた後、シャンプーをするようにしてください。特に猫が痒がっているところを入念に洗い、シャンプーが体に残らないように十分にすすいでください。乾かすときは猫にストレスを与えないようゆっくり乾かし、最後にブラッシングをしてください。

代表的なダニ取りシャンプー
・ジョイペット ダニとノミ取りリンスインシャンプー
・ペティオ ノミ・ダニ取りスプレー猫用 など

中性洗剤でダニ取り

ブラッシングやシャンプーでの駆除も十分効果がありますが、ブラッシングやシャンプーをした後に取れたダニを中性洗剤を入れた液体に入れましょう。こうすることでダニは確実に死にますので、ダニの更なる繁殖を防ぐことができます。

粘着テープでダニ取り

猫が普段寝ている布団など、お家の中で猫がよくいる場所は、ダニがさらに増えてしまう可能性があります。特に暖かくなってくる時期はダニか活発に活動するため、こまめに掃除をしましょう。猫がいる場所を粘着テープでペタペタとして毛やゴミを取った後、さらに掃除機をかけましょう。掃除機で吸ったゴミは掃除機内でダニが繁殖するのを防ぐため、早めに処分しましょう。

また、先ほど説明したクシでブラッシングをした後に取れた毛を粘着テープにとってまとめるのも効果的です。毛に付いて一緒に取れたダニを逃さないために粘着テープを活用しましょう。ブラッシング終わりには粘着テープを丸めて捨てましょう。

駆除薬でダニ取り

こちらは、獣医さんも勧めることが多い予防の方法です。猫の首の後ろなどに滴下することで約数週間ダニ・ノミの駆除ができます。飼い主が一人でも簡単に滴下することができるので難しくありません。その後のダニの繁殖も予防してくれます。使用に関しては注意事項をよく読んで使用してください。

代表的な駆除薬

・フロントラインプラス
・ブロードライン
・レボリューション猫用 など

猫に寄生するダニの種類

2000種類?

猫に寄生するダニは2000種類もいると言われています。恐ろしい数ですね。ここでは猫に寄生するダニのうち、特に多いダニ4種類について解説します。

マダニ

マダニはダニの王様とも呼ばれるほどポピュラーなダニです。ご存知の方も多いのではないでしょうか?大きさは約1ミリです。一般的な家庭であればほぼ100パーセント家の中に存在しています。

主に顔や耳、お腹などに寄生します。マダニは血を吸うと体が大きくなり、1センチほどになることもありますので見つけやすくなりますが、そのぶん口も大きく成長しているので、無理に取ろうとすると皮膚が傷つく可能性があります。

皮膚にくっついて生き物の血を吸い生息しています。口がギザギザになっており、そのギザギザ部分を猫の皮膚の中に刺して血を吸うため、簡単には皮膚から離れてくれません。残念ながら、猫がかゆみを感じ自分で引っ掻くなどして取ろうとしても取れません。見つけた場合は早急に獣医さんにとってもらうようにしてください。

ヒゼンダニ

ヒゼンダニは猫の顔や手足に寄生する場合が多いダニです。大きさは約0.1〜0.4ミリです。目視ではなかなか発見できない大きさのダニです。ヒゼンダニに寄生されると、激しいかゆみを感じます。猫が必死になって肌を掻いてしまうので、出血してしまうことも珍しくありません。

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初回公開日:2017年09月11日

記載されている内容は2017年09月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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