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畳のカビ対策|原因/予防・症状別カビの取り方・効果的な物

更新日:2020年08月28日

日本人にとてもなじみ深い「畳」。イグサの香りに癒されるという人も多いのではないでしょうか?今回は「畳」のお手入れに悩んでいる人のために、「畳」にカビがついた時の対処法や、「畳」にカビがついた時に効果のあるアイテムをご紹介致します。是非ご覧ください。

畳のカビ対策|原因/予防・症状別カビの取り方・効果的な物

袖の長いゴム手袋

畳のカビ掃除をする時に準備しておきたいものの2つめは、袖の長いゴム手袋です。袖の長いゴム手袋は、洗剤などがが手につくことを防ぎます。

例えば畳のカビ取りに使うエタノールですが、これは指についてしまうと手の脂を溶かしてしまう性質があります。またカビキラーなどの専用のカビ取り剤は指につくとヌルヌルしてキツイ匂いがなかなか取れないこともあります。

洗剤などが手や腕につくと手荒れなどの原因になりますので、ゴム手袋は必ず準備しましょう。ご存知の通りゴム手袋はSサイズやMサイズ、男性用や女性用、厚手や薄手など色々な種類のものが販売されていますので、自分が使いやすいゴム手袋を探してみましょう。

メガネやゴーグルなど目を覆うもの

畳のカビ掃除をする時に準備しておきたいものの3つめは、洗剤から目を守るメガネやゴーグルです。おおげさに思えるかもしれませんが、洗剤というのは目に入ると少しはねて飛んだだけで強烈な痛みを感じます。痛むと言うことは眼球にダメージを受けているということで、最悪の場合は眼科で治療を受けなければいけないこともあります。

メガネやゴーグルなどをかけておくと万が一の事態を防ぐことができるため、畳のカビ取り掃除のときには是非準備するのをします。また普段コンタクトをつけている人は洗剤が目に入った時に思わぬ事故になる可能性もあるため、なるべく外して作業する方が良いでしょう。

症状別にご紹介♪畳のカビの取り方

では実際に、症状別の畳のカビの取り方をご紹介していきます。カビのつき方が軽度の場合は、カビを綺麗に除去して清潔な畳に戻すことができますので、あきらめずに頑張ってみましょう!

症状別の畳のカビの取り方では、畳のカビの匂いが気になる時、畳にカビの白い粉がついている時、カビがついている範囲が広い時の3つの対処法をご紹介します。

畳のカビの臭いが気になる時

畳にカビがついてしまうと、せっかくの畳のイグサの良い香りが消されてしまい、なんともいえない不快なカビの匂いに変わってしまいます。畳についたカビの匂いは部屋の中に置いている物にも移ることがあるため、部屋中がカビの匂いに侵されてしまう前に行動することが何より大切です。

嫌なカビの匂いが気になる時はカビを綺麗に取り除くは当然ですが、とにかく換気をして嫌な匂いを部屋の外に出すことが重要です。また消臭スプレーや置き型の消臭剤を置くこともかなりの効果があります。

香り付きの消臭剤やアロマオイルなどはカビの匂いと混ざり合って気分が悪くなってしまうこともあるため、このような場合は避けた方が無難でしょう。

畳に白い粉がついている時

畳に白い粉がついている時は「カビだ!」と決めつけてしまう人が多いようですが、畳についている白い粉は必ずしもカビだとは限りません。

まだ卸したての新しい畳の表面についている白い粉は、「染土(せんど)」と呼ばれる物質の可能性もあります。これはイグサをより美しく見せるためのコーティング剤です。染土は悪い物質ではありませんが手や服につくこともありますので、気になる人は拭き取っても良いでしょう。

もう何度も掃除している古い畳の表面に白い粉がついている場合は、残念ながらカビの可能性が高いでしょう。白いカビが生えてしまった時はカビを舞い上げないように丁寧に掃除機で吸い込み、十分固く水分を絞った雑巾で畳の表面をしっかり拭き取ります。そしてその後は湿気が畳に残らないようにしっかりと風をあてて乾燥させましょう。

畳についているカビの範囲が広い時

畳についているカビの範囲があまりに広い時は、思い切って畳専門のクリーニング業者に依頼することをします。素人が下手にあれこれと手を尽くして畳を触っているうちに、カビの節をまき散らしてしまうことを防ぐ目的もあります。

畳をクリーニングする専門業者は、畳のカビやシミを取るプロです。畳の特性もしっかり分かった上でクリーニングをしてくれるため、素人が自宅で畳の掃除をするよりもはるかに清潔にして返却してくれます。

多少のお金はかかりますが、畳ついたカビをできる限り取り除きたい人は依頼してみても良いのではないでしょうか。

畳のカビ対策に効果的な6つのアイテム!比較してみよう!

では実際に自分で畳についたカビを掃除したい人のために、カビ取りに効果的をそれぞれ比較しながらご紹介します。

ここでは畳のカビ取りに効果があるといわれている6つのものについてまとめました。それぞれご紹介するものが畳へどんな影響を与えるのかご覧ください。

畳のカビ取り対策で効果的なものの1つめは「酢」です。食品である酢が畳のカビに効果があるのか不思議な気もしますが、酢は畳のカビ取りには最もです。

皆さんは酢に抗菌作用があることをご存知でしょうか?お弁当に入れるおにぎりに少し酢を混ぜると夏場でも腐りにくくなるなどと聞いたことがある人もいるかもしれませんが、これも酢の抗菌作用を利用したアイデアです。

少量の水に酢を加えて雑巾で畳を拭くことで菌の繁殖を抑え、畳の材料であるイグサの表面に抗菌の膜を作り上げることができます。酢を使って畳のカビ取りをすると掃除後もカビが生えにくくなり、清潔さが長持ちします。

酢は食品であるため、赤ちゃんや妊婦さんの口に入ってもとても安心で畳の掃除方法といえるでしょう。

次のページ:和の心を大切に!畳で快適生活を送りましょう♪

初回公開日:2017年09月07日

記載されている内容は2017年09月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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