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ゴキブリを掃除機で吸った後どうなるのか・対処法|放置/死ぬ

更新日:2020年08月28日

ゴキブリを掃除機で吸えば駆除完了ということにはなりません。相当リスクが高いことも理解する必要があります。まずはゴキブリの住まない対策について考えましょう。さらに、ゴキブリを掃除機でついつい吸ってしまった時の対策についてお話しします。

ゴキブリを掃除機で吸った後どうなるのか・対処法|放置/死ぬ

実際にゴキブリを掃除機で吸えばどうなってしまうのでしょうか。あとあと、いろいろなことを想像してしまうのではないでしょうか。

ゴキブリを掃除機で吸えば、そこにはゴミしかないのだからいずれ餓死するだろうと考えるのは間違いです。ゴミがあればゴキブリは生きて行くことができます。 ゴキブリのエサというと、食べかす、食べ残しというイメージがありますが、掃除機は、そのようなものも充分吸っていますし、ホコリやゴミも食べて充分に生き延びることができます。

そもそも、これが散々駆除を行ってもゴキブリが生き延びる理由でしょう。たとえ人類が食糧難で死滅しようとしてもゴキブリだけは延々と生き延びることも充分に想像できます。掃除機の中の環境はゴキブリにとってオアシスだったりします。食べ物が一杯あれば、当然繁殖もしてしまうでしょう。

ゴキブリを1匹見たら30匹いると思え

ゴキブリ1匹見たら30匹いると思えと言われていますが、満更嘘ではありません。みなさんが1匹掃除機で吸ったら30匹になって出て来てしまうということになります。

そのとき、みなさんは掃除機の中にはオスとメスがいる訳ではないから、繁殖はあり得ないと考えるのではないでしょうか。それでも、掃除機の中のゴキブリが既に妊娠していたということも想定できます。何が起こるかわかったものではありません。

メスだけで集まると オスなしで活発に卵を産む

ワモンゴキブリの場合、通常オスがいる場合は普通の生殖をするのですが、オスがいない場合、 メス3匹だけで生殖することが知られています。メスだけで増えるとは、一体どういうことなのでしょうか?

人間のことを考えると、このようなゴキブリの生態をまさかと感じてしまうでしょうけど、ゴキブリは奇跡の生物です。

ゴキブリは、みなさんが想像している以上に相当手強い敵です。しかし、人間の方がもっと賢いはずです。ゴキブリを退治する方法はなんらか存在しているはずです。

死ぬ

そこでやはり人間たちは一番効率のいい方法としてホウ酸団子など考えるのではないでしょうか。しかし、ゴキブリがホウ酸団子を食べてくれないことにはどうにもなりません。

ゴキブリには、ネコの毛づくろいのように自分の体を舐める習性があるというので、ゴキブリがホウ酸団子を食べてくれなくても、身体に付着さえしてくれれば、大いに意味があります。

ゴキブリは、ホウ酸団子のお陰で勝手に自滅してくれるでしょう。 ホウ酸団子は現在ドラッグストアでもいろいろ販売されていますが、購入してホウ酸を撒いておくだけでゴキブリトラップにすることができます。それをスプレーにして使用しているという人たちもいます。

繁殖

ゴキブリはオスが不在でも繁殖することができると言われていますし、とにかく聞きたくもありませんが、とてつもない繁殖力を持っています。

さらにゴキブリは秒間で体長の50倍の距離を移動することができたり、エサがない環境下では、強靭な咬合力を活かして共食いをしたりします。

テレビ、エアコンなど電化製品のコードをかじり漏電をさせてしまうこともあります。チャバネゴキブリは世代交代の速度が驚異的で、最近では、薬剤量に耐えうることができる抵抗性チャバネゴキブリが登場して、あたりをチョロチョロしていると言います。

当たり前のように生き続ける

そんなゴキブリは掃除機の中でも当たり前のように生き続けると考えた方が妥当ではないでしょうか。何しろ、人間にとって掃除機の中はゴミばかりでもゴキブリにとってご馳走だったりします。

現代社会ではゴミを含めて食べ残しが溢れています。そんな環境でゴキブリが死滅するはずはありません。 メスは1度の交尾で何度も産卵することができ、そのたびに卵鞘(らんしょう)と呼ぶ、複数個の卵が納められているカプセルを産み落としています。

卵鞘がとても硬い殻に覆われているので、ここで颯爽と殺虫剤が登場しても、なかなか薬剤が染み通って行かないと言われています。

クロゴキブリ

クロゴキブリの1卵鞘中の卵数は22から28個と言われています。 そして、産卵の回数は一生に15から20回あるとされています。 1匹のメスが一生に産むのは、500匹あたりです。

同じ事態があなたの掃除機の中でも起こっている可能性があります。

ゴキブリを掃除機で吸わない

ついつい、ゴキブリを掃除機で吸ってしまえという気持ちもありますが、その前に少しだけ思い留まることができると良いでしょう。

しかし、思い留まったところでゴキブリを退治する方法は見付かるのでしょうか。やはり、掃除機が一番と考える人たちにアイデアをひとつ紹介しましょう。掃除機を使って簡単にできる方法です。

吸い込み口に、ストッキングを被せ輪ゴムで止めます。スイッチを入れて、ゴキブリを掃除機で吸い込みます。トイレまで行って、前でスイッチOFFします。

トイレの中に、そのままゴキブリを流してしまえばOKです。 この方法なら、ある程度距離を置くことができ、かつゴキブリの姿を見ないで解決できるのではないでしょうか。ぜひ一度挑戦してください。

掃除機の中で死ぬ虫たちもいる

実際には、掃除機の中で死んでしまう虫たちもいます。アリやハチ、ダニ、小型のクモなどは、おおかた掃除機の中で死ぬと考えていいでしょう。

吸った時の衝撃でやられるというケースも多くあります。掃除機の中は熱いので熱で死ぬという場合もあり、掃除機の中で窒息死することもあります。

しかしだからと言って、ゴキブリも同じような条件で死ぬということではありません。 また大型のクモ・ムカデも掃除機の中で延々と生き続けてしまうと言われています。 外へ出て来てくれたらまだマシとも言えるでしょう。

ゴキブリは掃除機の中を居心地のいい住処と勘違いしている可能性もあります。そして、中で呑気に繁殖してしまう可能性があります。

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初回公開日:2018年04月11日

記載されている内容は2018年04月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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